2016年9月20日に国内で発売が予定されている『Destiny(デスティニー)』の新拡張パック『鉄の章(RISE OF IRON)』。今回ファミ通.comがお届けするのは、Destinyでもっとも一期一会を味わえるといっても過言ではないアリーナの“Archon's Forge”だ。
このイベントはオールドロシアのとある場所の奥地へと出向き、スイッチを押すことでイベントが発動する仕組みとなっている。開発者によれば、これまでの公開イベント同様に、居合わせたガーディアンたちと共闘することも可能になるとのこと。
イベントがスタートすると複数のシヴァノードとシヴァのテクノロジーとフォールンのハイブリッド種であるスプライサーが多数出現する。最初のフェーズは、これらの敵を規定時間内に排除しなければならない。
だが出現する敵の数が多く、四方八方をつねに敵に囲まれた状態となるため手痛いダメージを食らいながらの戦闘となる。戦闘エリアにはいくつかの高台が配置されていて、そこに上ってやり過ごそうにもスプライサー化したドレッグやシャンクといった敵が遠距離から攻撃を仕掛けてくるのでキツイことに変わりない。
奮闘むなしく敵に倒されてしまった場合、イベント発動のためのスイッチを押した部屋に戻されるのだが、戦闘エリアとのあいだを壁が覆ってしまって戻ることができない。しかし、スプライサーキーと呼ばれるアイテムを持っていれば壁が少しのあいだだけ消滅するため、戦線に復帰することが可能だ。ただ、このスプライサーキーの入手条件や使用用途に関しては体験会だと謎のままだった。
マップ上にはドーム状の構造物があり、条件は不明だが定期的にドームが開いたり閉じたりしていた。この構造物の中には強力な近接格闘武器が配置されているのだが、激しい交戦状態の中では取りに行く余裕があまりないのが実情と言える。ただ、確保できれば敵をバッタバッタとなぎ倒すことも可能なので、是非とも手に入れておきたいところだ。ちなみに、どんな武器かといえば鉄の章のトレイラーでサラディン卿が握っていたアレそっくりでした。
最初のフェーズを終えると次のフェーズがスタートするのだが、こちらについては機密保持契約の関係上、残念ながら言及することが許されていないのでガーディアン諸君がその目で見て体験してみて欲しい。ただ、かな~りキツかったっス。
そんな感じで"鉄の章"のメディア向け体験会を3回に分けてお届けしてきたわけだが、大作ゆえにそのほとんどが機密保持されていてお届けすることができなかった。しかし、実際にプレイさせて頂いた筆者の感想としては、「早く遊ばせてください」といったところだ。
また、レイドについてそれとなく開発者の方に今回のレイドはどんな感じなの? と聞いてみたところ、「知恵、パワー、チームワークが必要かな」とヒントを頂いた。
知恵に関して筆者は持ち合わせていないので自信が一切ないのだが、フレンドと挑める日を指折り数えて待っていこうと思う。