Googleの3D空間認識を活かし、ゆるいキャラたちが現実世界に登場

 サンフランシスコのゲームスタジオFunomenaが、Googleのモバイル向け3D空間認識技術Project Tangoに対応した実験的ARアプリ『Woorld』を発表した。同スタジオに所属する高橋慶太氏(『塊魂』、『のびのびBOY』などで知られる)は、PS4向けに開発中の新作『Wattam』と並行して本作に関わることになる。

 『Woorld』の具体的な内容はまだ明かされていないが、Project Tango対応スマートフォンやタブレットなどを覗きながら現実世界を探索し、机の上などさまざまな場所に登場するキャラやオブジェクトを発見していくというのが基本になる模様。詳細は今週にサンフランシスコ近郊で行われる開発者向けイベントGoogle I/Oで公開されるようだ。

『塊魂』、『のびのびBOY』高橋慶太氏の新プロジェクト『Woorld』は、なんとGoogleのProject Tango対応のARアプリ_01
▲公式サイトの発表記事には、GIFアニメーションで動作の様子が掲載されている。このように現実世界をフィールド上(この場合は机)に、さまざまなオブジェクトやキャラが出てくる仕掛けのようだ。