なぞともCafeが渋谷にオープン!
2016年4月28日、東京・渋谷シダックスビレッジ3Fにグランドオープンした、謎とき体験ポータルスタジオ“なぞともCafe428(しぶや)”の体験リポートをお届けする。

“なぞともCafe”は飲食が楽しめるパブリックスペースと謎ときを体験できる個室で構成されたエンターテインメント施設。体験できるコンテンツは、大きく分けてふたつあり、ひとつが頭脳だけでなく、身体も使いながら765秒以内にミッションクリアーを目指す〝ミッションキューブ(2種類)”。もうひとつがテーブルに着席して飲食を楽しみながら、気軽に謎ときを楽しむことができる“パーティキューブ(7種類)”が提供されている。今回はその中からそれぞれ1種類ずつを体験してきたので、その模様をお届けする。


■ミッションキューブ “モニタールーム”
プレイヤーは、監視カメラの映像をチェックするバイト警備員となり、モニターに映った不可解な“何か”に襲われかけている、OLを助けることが目的となる。




ネタバレになるため詳細は記載できないが、部屋にはヒラメキだけで解ける謎から、部屋にあるアイテムを利用しないと解けない謎まで、さまざまなタイプが存在する。もし、行き詰ったとしても、ヒントも用意されているので安心しよう。

筆者は残念ながらミッション失敗となってしまった。終了後は、謎ときの解説を見ることもできるし、あえて見ないで再挑戦することも可能だ(※プレイ料金は再度必要)。
■パーティキューブ “かまいたちの夜”
1994年にチュンソフト(現スパイク・チュンソフト)より、スーパーファミコン用ソフトとして発売されたサウンドノベル『かまいたちの夜』のアナザーストーリーが楽しめるコンテンツ。『かまいたちの夜』から1年後のペンション“シュプール”を舞台に新たな物語が描かれる。






物語は、『かまいたちの夜』の主人公“透”とヒロインの“真理”が再びペンション“シュプール”を訪れるところから始まる。その後、ペンションで楽しく過ごしていたら、徐々に雲行きが怪しくなっていき……続きはぜひ自分の目で確認しよう。




今回は、ひとりでの体験となったが、可能であれば複数人で体験することを強くオススメする。ひとりでも十分に楽しむことができるのだが、名前入力やカードを使った遊びなど、人数が多いほどさらに盛り上がる仕掛けが用意されているからだ。
コンテンツの内容については、透や真理以外にペンション“シュプール”のオーナーである小林二郎も登場するなど、作品ファンにはニヤリとできる要素も用意されているので、『かまいたちの夜』ファンは必見の内容となっている。もちろん、本編の内容を知らなくても楽しめるようになっているので、『かまいたちの夜』をプレイしたことのない、謎ときファンもこの機会に体験してみてほしい。
という感じで、2種類の謎ときの紹介リポートをお届けしてきたが、なぞともCafe428には、今回紹介した以外にも数多くの謎ときが用意されている。興味を持った方は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。