笑いあり、激闘ありのニコ生番組
NHN ハンゲームが運営するPC用アクションRPG『エルソード』の広報大使を決めるニコニコ生放送企画“エルソード 2016広報大使決定戦”が、2016年4月8日に実施された。笑いと熱戦がくり広げられ、『進撃の巨人』とのコラボも発表された番組の模様をレポートしよう。
この企画は、4名の芸人さんやアイドルが『エルソード』広報大使の座をかけて争うというもの。広報大使候補者は、お笑い芸人のサンシャイン池崎氏、ぽ~くちょっぷ・篠木正啓氏、そして仮面女子の百瀬ひとみさんと楠木まゆさんという顔ぶれだ。篠木正啓氏の相方である関仁彦氏はMCとして進行役に回り、実質的に4人が広報大使の座をかけてバトルに挑むこととなった。
配信席にはまずMCの関氏と『エルソード』日本運営プロデューサーの小川達雄氏が登場。バトルに先駆けて、『エルソード』がどういった内容のゲームなのか、簡単に特徴が紹介された。
『エルソード』は、横スクロールタイプのオンラインRPG。プレイヤーは10種類の個性的なキャラクターからひとりを選んで参戦し、仲間とともに敵を倒しながらエリアを進み、ステージクリアーを目指す。操作性はシンプルで、オンラインゲーム未経験者でも簡単操作で爽快なバトルが楽しめるのが特徴だ。また、衣装などのカスタマイズ要素も豊富で、自分好みのアバター衣装で着飾ることも大きな魅力となっている。有名声優陣によるボイスや、スキル発動時のカットイン演出なども見どころだ。
ゲーム概要の説明に続いては、いよいよ4人のチャレンジャーが登場。あいさつとともに、バトルに向けての意気込みを語った。ちなみに使用キャラはそれぞれ、楠木まゆさんがエリシス、百瀬ひとみさんがアラ、池崎さんがエルス、篠木さんがル・シエル。
そしていざバトル、というこのタイミングで、特設サイトにて実施されていたユーザー予想の投票結果がまず発表された。注目の勝者予想結果は、池崎氏357pt、ぽ~くちょっぷ(篠木氏)227pt、百瀬さん1754pt、楠木さん460pt。百瀬さんがダントツの支持を集めるなか、いよいよゲーム対決がスタートとなった。
まずはゲストが腕前を披露!
まずはお手並み拝見ということで、4人がチームを組んでダンジョンプレイを披露。“ベルダー 第三居住地域<激ムズ>”を舞台に、広報大使を目指しての修行の成果を見せつけたが、小川Pは「簡単なステージなので、腕前はよくわからない」とシビアかつユニークなコメント。それならばと、続いてオンライン上にいるプレイヤーを交えて、エキジビションマッチが展開される流れに。ここではふたり1組でのチーム編成となり、芸人チーム(池崎氏・篠木氏)と仮面女子チーム(百瀬さん・楠木さん)が、それぞれ一般プレイヤーとともに、バトルに臨んだ。
このコーナーでは、仮面女子チーム+一般ユーザーは“ベルダー 南側ゲート<激ムズ>”、芸人チーム+一般ユーザーは“ハーメル レシアム外郭<激ムズ>に挑戦したが、いずれも目立ったのは一般プレイヤーのレベルの高さ。画面上には一般プレイヤーを賞賛するコメントが多く流れ、実況プレイは思わぬ形で大いに盛り上がることとなった。
その勢いのまま、続いてはPvPに突入。一般プレイヤーとともに4人v4人の決闘、またゲストによる2人v2人の決闘などが行われ、こちらも白熱。さすがに一般プレイヤーにはかなわなかったものの、4人ともなかなかの腕前を見せてくれた。
つぎはいよいよ広報大使決定戦へ!
ラストのバトルは、メインイベントである広報大使決定戦だ。4人でパーティーを組んでダンジョンプレイに挑み、リザルトの順位でポイントを競う。
具体的には、初級・中級・上級の3ダンジョンをプレイして、合計ポイントの上位2名が決勝に進出となる。リザルトによる獲得ポイントは、1位が6pt、2位が4pt、3位が2pt、4位が1ptで、もっとも活躍したMVPには1ptを加算。決勝進出した2名は、最後に決闘バトルを行い、勝者が広報大使となる。
そしていよいよ始まった広報大使決定戦。第1ステージは“ハーメル 古代水路中心部<激ムズ>”だ。その順位の結果は、1位:池崎氏(6pt)、2位:篠木氏(4pt+MVP加算1pt)、3位:楠木さん(2pt)、4位:百瀬さん(1pt)。
続いて第2ステージの“ハーメル 凍りついた水の神殿<激ムズ>”では、1位:池崎氏(6pt+MVP加算1pt)、2位:楠木さん(4pt)、3位:篠木氏(2pt)、4位:百瀬さん(1pt)という結果に。2戦を終えて、池崎氏がサンシャインのごとき活躍を見せて独走、百瀬さんが脱落という展開となった。
ここでプロデューサー権限で、小川Pが「最終戦は、1位は100ポイントにしましょう」とルールを変更。ゲストによる抗議があったが、結局ここで1位を取った人が優勝ならポイントはどうでもいいため、なぜか最後は「1位は1兆点!」ということに。すべてを決める最終戦は、“サンディール カルーソ部族の村<激ムズ>”だ。
スタート直後、池崎氏が操作ミスで途中退出となり、小川氏より「-10pt」を宣告されるハプニングが発生。波乱の展開が予想されたが、なんとこのステージでも、池崎氏が見事に1位をゲットした。最終順位は、1位:池崎氏(1兆3pt)、2位:篠木氏(11pt)、3位:楠木さん(8pt)、4位:百瀬さん(4pt)となった。
この結果を受けて、決勝戦は芸人同士の一騎打ちに。ちなみにここでも勝者予想アンケートが行われたが、池崎氏66.3%、篠木氏33.7%と、池崎さんがかなり優勢。ここまでの磐石な戦いぶりを見ると、妥当な結果だろう。
イベントの最終バトルとして迎えた決勝戦は1本勝負だったが、事前のユーザー予想を覆し、篠木氏が果敢に攻めた結果、見事に池崎氏を撃破。長き戦いの末に、広報大使の座を射止めた。
……はずだったのだが、ここで小川プロデューサーより衝撃のコメントが。「次回のアップデートで実装されるキャラは女の子なので、広報大使も女子にします。この試合を無効として、くり上げで楠木さんを広報大使に任命します」(小川氏)。
もちろん反論、ブーイングする篠木氏だが、それをよそ目に楠木さんが広報大使のタスキを手に。さっそく初仕事として、コラボ企画を紹介することになった。
『進撃の巨人』とのコラボも発表!
発表されたのは、『進撃の巨人』とのコラボについてだ。コラボイベントの期間は、2016年4月13日~2016年5月11日まで。ゲーム内に巨人キャラクターが登場するほか、『進撃の巨人』のリンクアバター(※)も作成できる。詳細は以下の画面を参照してほしい。
広報大使に任命された楠木さんは、さっそくこのコラボをテストプレイ。『進撃の巨人』の登場キャラのコスチュームで、巨人キャラクター2体を撃退した。
(※リンクアバター:専用の装備枠が用意されていて、装備すると全身を覆うアバターのこと)
盛りだくさんの番組も、これにて無事終了。最後はアンケートなどでこの企画に参加したユーザーへの報酬アイテムが発表された。広報大使となった楠木さんに投票したユーザーには、“騎乗ペットランダムキューブ(15日)”をプレゼント。またイベント開催記念として、ルリエルの氷彫刻像加熱器もゲットできる。これは、4月9日(土)中に60分ログインしたら、1アカウントにひとつもらえる仕組み。詳しくは公式サイトを参照してほしい。
フィナーレでは小川Pにより、新マップでは今回のイベントに参加した仮面女子やぽ~くちょっぷのメンバーのボイスも収録されたことが明らかに。「なんで俺は入ってないの!?」というサンシャイン池崎氏の叫びが響くなか、盛況だったイベントは幕を閉じた。