Frontier Developmentの宇宙探索ゲーム『Elite: Dangerous』をVRモードでプレイした。

●宇宙のロマンが詰まりまくり!

 PC用VRヘッドマウントディスプレイOculus Riftが3月28日より正式ローンチ。すでにお届けしたハードウェア周りについてのリポートに引き続き、注目のソフトウェアを連日紹介していく。

 本日紹介するのは、Frontier Developmentの『Elite: Dangerous』。往年の宇宙探索ゲーム『Elite』を現代のテクノロジーでハイパー進化させたMMOタイトルだ(オンラインマルチプレイがメインだが、仲間とNPCだけでプレイするプライベートモードやシングルプレイも可能)。なお、日本語は非対応。
 本作は以前からVR対応が進められており、VRヘッドマウントディスプレイではHTC ViveとOculus Rift製品版に両対応。Oculusの公式ストアでデラックス版(本編とエクスパンション“Horizons”を同梱)が59ドル99セントで販売されているほか、公式サイトやSteamで従来から販売されているPC版もVRモードでプレイできる。

●やはり乗り物系ゲームとVRの相性は抜群

 さて、『Elite: Dangerous』というゲーム自体を簡潔に説明するのは難しい。プレイヤーは大体運び屋からスタートし、お金を貯めて新たな船を買うとともに、採掘屋、貿易商、傭兵、殺し屋、冒険家、海賊、バウンティーハンター……と、さまざまなプレイスタイルへシフトしていくのが一般的(なお、今回はチンケな辺境の運び屋稼業としてプレイした感想でゲス)。

 共通するのは、「宇宙船に乗って超広大な宇宙のあっちこっちを飛び回る」ということぐらいなのだが、そこにVR対応がグッとハマる。なんせ本作、基本的にコックピット内の一人称視点で展開するので、この上なく直感的に周囲を見渡せるVRは、没入感的にも、操作に集中できるという意味でもジャストなのだ。

▲本作では、宇宙ステーションなどへの離陸・着陸も自分でやんなきゃいけない。そんな時に周囲の状況確認を直感的に行えるのはいい感じ。

 宇宙ステーションのドックから離陸してゆっくりとエアロックを抜け、ランディングギアをしまい、引力圏内から外れるとともに、超光速航行を可能にするフレーム・シフト・ドライブを起動し、チャージ完了とカウントダウンとともに目標星系へのハイパードライブ(ワープ)を開始する……そんなロマンが詰まりまくった流れのすべてを自分の顔の動きと完全に一致したパイロット視点で体験できるのは、めちゃくちゃ燃える。

▲ハイパードライブ(ワープ航法)発動までのカウントダウンがたまらん。
▲Horizonsを導入すると、一部の惑星への着陸も可能になる。これまた燃える!

 一方、VRヘッドマウントディスプレイを被るとキーボードが見えないので、基本的にはRift付属のXbox Oneコントローラーなど、PC用ゲームコントローラーでプレイすることになる。宇宙船を乗りこなすにはたくさんの機能を活用しなければいけないのだが、主要な操作はおおよそボタンの組み合わせでカバーしているので、自分用に機能の割り当てをを追加カスタマイズしつつ、そこは合わせていくしかない。

 本誌では前回レースゲーム『Project CARS』のVRモードを紹介したが、やはりVRとコックピット/乗り物系のゲームの相性は最高だ。ちなみに本作でも、ドライバーズシート+フライトスティック+VRヘッドマウントディスプレイで完全没入型のプレイ環境を作り出すことができる。もちろん合計で結構な金額になるが、宇宙のロマンを体感するための投資と考えれば安いかも?