2人ローカルマルチプレイにも対応。ガンジョンに潜って撃ちまくれ!
Dodge Rollの2Dアクションシューティングゲーム『Enter the Gungeon』を紹介しよう。本作はDevolver DigitalからPC版がSteamやGOG.comなどで配信中で、Steamでの価格は1480円(4月12日まで発売開始セールで10%オフの1332円)。プレイステーション4版も海外で同時配信されており、日本語版は4月20日の配信開始を予定している。
なおすでに既報の通り、どちらのプラットフォームでも海外ゲームの日本語ローカライズを手掛ける架け橋ゲームズにより日本語のテキストローカライズが行われている。
撃って敵を倒しまくる→新たな銃をゲット→さらに撃つの脳筋ループ
本作の舞台となるのは、弾丸と銃の化身たちが潜んでいる迷宮“ガンジョン”。プレイヤーは、その奥底に隠されているという秘宝“過去を始末できる銃”を求めてガンジョンを探索することになる。
プレイの基本は、いわゆるツインスティックシューター系の見下ろし型アクションシューティング。コントローラーでは左スティックで移動し、右スティックで銃の狙いをつけて、発砲ボタンで銃を撃って敵を倒していく。
ガンジョンは全部で6階層あり、途中で死んだ場合は第1階層からのやり直し。しかし潜るごとに部屋の並びがランダムに生成され(各部屋の内部レイアウトは手作り)、各階層のボスもランダムに選ばれるので、毎回新鮮に遊べるという寸法だ。
しかし問題なのは、敵のグラフィックはドット絵で超かわいいのに、その攻撃がハンパじゃないこと。各階層のボスだけじゃなく一部の雑魚敵も、シューティングゲームかと思うほどの弾幕を放ってくる。
そこで重要になってくるのが回避アクションだ。発動中は無敵のローリング回避のほか、敵の弾を消す特殊弾“ブランク”がシューティングゲームのボム的に用意されており、普段はできるだけローリングで逃げて、ヤバくなったらブランク発動、といった感じに使いわける。
そうしてダンジョンを探索していると、宝箱に遭遇することがある。これぞお楽しみのタイミング。戦闘後にたまに落ちるカギなどで開けて、新たな銃や能力アップ系のアイテムなどをゲットしよう。銃はそのほか、ボスからドロップしたり、各階層にある商店から購入したり、特定のスポットでライフ・ブランク・武器などを捧げることで入手できる。
ちなみに銃は一気に複数持ち歩ける一方、弾丸は銃ごとに異なり、稀に落ちる弾薬箱以外では弾を補給できないので、ひとつの武器に頼りすぎず、シチュエーションに合ったものを適宜使って長持ちさせるのがいいだろう。
銃は“ガンジョン”というだけあって、全部で200種類近くが存在する。中にはウルトラ使いにくいネタ武器なども存在するが、それも含めて試すのが楽しい。
なお宝箱のカギとは別にドロップする“牢屋のカギ”を使ってとあるキャラクターを救出すると、ボスを倒した際に手に入る特殊クレジットを使って、新たな銃をアンロックすることもできる(すぐに使えるわけではないが、その銃がガンジョン内でドロップするようになる)。アンロックした武器などは死んでもリセットされないので、頑張って到達階層を伸ばしていこう。
なお、本作はローカルマルチプレイに対応。残念ながらオンラインプレイはできないのだが、2人協力プレイで遊ぶことができる。操作もそんなに難しくないし、ふたりでバカ銃をぶっ放しまくってガンジョンを突き進むのもまた楽しいので、PS4日本語版発売の際など、機会があったら友達とぜひトライしてみて欲しい。