Chromecastアプリも使いやすく進化
新型ChromecastとChromecast Audioが、本日2016年2月18日より販売が開始された。ここでは、記者発表会の模様をお届けしよう。
■Wi-Fi接続のパフォーマンスが向上
Chromecastとは、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンがあれば、お気に入りの映画やゲームをテレビで楽しむことのできるデバイスだ。コンテンツをテレビの大画面で観られるのはもちろん、スマートフォンをまるでリモコンのように使えることも魅力となっている。現在、数千種類のアプリがこのキャスト(音楽や動画をストリーミングデータとしてほかのデバイスに配信する)機能に対応している。
新型Chromecastではデザインが一新され、よりすっきりとテレビに差し込めるようになった。Wi-Fi接続のパフォーマンスが大幅に改善されただけでなく、Wi-Fi環境が変化するたびにもっとも効率的なアンテナと電波を自動選択する機能も追加されている。
新型Chromecastの発売を契機に、アプリも大幅なアップデートが行われている。YouTubeでトレンドの動画を確認したり、Huluで人気のドラマエピソードを見るといった操作が、アプリをいちいち立ち上げることなく、スムーズに行えるようになっている。
また、KDDIが運営する“au WALLET Market powered by LUXA”上で、Chromecastとビデオパス(90日間)をセットで特別価格で購入できるキャンペーンもスタートした。詳しくは特設ページで確認しよう。
■Chromecast Audioは手軽な音楽のストリーミングデバイスに
Chromecast Audioは、付属の3.5mmのケーブルをスピーカーのAUX端子につなぐだけで、好きな音楽やポッドキャストをWi-Fi経由でストリーミングできるデバイスだ。電源とWi-Fiを入れてすぐにキャストができる手軽さがあり、複数のスピーカーで音楽を流すことも可能となっている。また、電話の音が鳴らないことも利点とのことだ。
■ゲームも大画面で
Chromecastのキャスト機能は、映像や音楽だけでなく『Angry Birds Friends』などのゲームにも対応。マルチプレイのゲームでは、友だちや家族といっしょに遊ぶこともできる。
そして、近日中に『ファイナルファンタジーXIII Google Cast Edition』が公開予定であることも発表された。ロールプレイングゲームがキャストに対応したのは、これが初めてとのことだ。
新型ChromecastとChromecast Audioは、本日2016年2月18日より楽天、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラなどで購入可能(Gooleストアでは明日2月19日より販売開始)。価格はいずれも4980円[税込]となっている。