古今東西のインディーゲームを紹介するコーナー。今回は、懐かしい雰囲気溢れる2D縦シューティングゲーム! 開発者RYO氏へのロングインタビューも掲載。

●“弾幕以前”のシューティングゲームへの愛情溢れる本格派2D縦シューティングゲーム

 3Dエフェクトなどを使ったド派手な演出があるわけでもなく、キャッチーな美少女キャラ
クターが登場するわけでもない。ただひたすらに、1980年後期~1990年代初頭あたりにリリースされたシューティングゲーム特有の“雰囲気”と“遊び応え”にこだわって開発されたのが本作です。

 プレイしてみると、淡々としたゲームテンポの中にも、プレイの満足度を高める“うねり”が、しっかり感じられます。さらに特筆すべきは、各ステージの構成と、BGM のマッチングぶり。『サンダーフォースV』(テクノソフト/1997年)など数々のゲーム音楽を手掛けてきた九十九百太郎氏が、BGM制作のみならず、より“当時っぽく”するためのアイデアを提供したことも、本作の独自性に影響していると思われます。

■STORY

西暦2002年……
宇宙移住計画が実行され30年。地球主導に政治に、宇宙民は不満を募らせていた

西暦2009年……
小惑星を観測中の研究チームが超硬度、軽量の新金属の原料となる特異な鉱石を採取。機械などの外装に使われ、宇宙技術は飛躍的に進歩。その外装は“メタルクラスト”と呼ばれる。
後に宇宙政府の兵器開発への利用が判明し、地球政府は使用禁止を求めるが、宇宙政府は拒否。
これにより、互いの緊張状態は一気に加速する。

そして、西暦2010年……
ついに宇宙政府は地球に対し宣戦布告。
メタルクラスト装甲の機械軍に地球軍は敗走を重ねる。
地球軍はメテオクラスト対策として、圧縮エネルギーを一度に放出できるシステムを搭載した最新型宇宙戦闘機“メテオストライカー”を開発する。

▼ウェポンとパワーアップ
 自機の攻撃は、通常ショットとチャージショット(溜め攻撃)の2種類。通常ショットは、直前に取得したアイテムによって5タイプに変化する。チャージショットは、ボタンを押し続けることで敵弾を消す盾としても使用可能。

■多関節キャラ、高速スクロール面……”あるといいな”が揃っている全6ステージ

 往年のシューティングゲームファンなら気づくであろう、大小さまざまなこだわりの妙を楽しみながら、我流で攻略できるのが『Battle Crust』の魅力。パーツ単位ではどこかで見覚えがあっても、それぞれの登場のさせかたによって、本作ならではの世界観・バランス感覚が表現されている。難易度は3段階で、最高難度のHardでは、敵の攻撃パターンが異なるなど、シューティング上級者でも歯ごたえのあるプレイを楽しめる。

▲オプション設定で画面両端のフレーム画像を変更可能。ちなみにこれはアーケード筐体風。
▲耐久力が総じて高めの敵に撃ち勝つには、立ち回りの巧妙さが要求される。
▲ミツトゲマダラカゲロウの幼虫をモチーフにした1面ボス。大胆に動きます。