世界を代表する5つのジャパンブランドがアトラクションに!
今回、“ユニバーサル・クールジャパン2016”では、日本が生み出し、世界に評価されている4つのブランド、『エヴァンゲリオン』、『進撃の巨人』、『モンスターハンター』、『バイオハザード』に、日本を代表するアーティスト、きゃりーぱみゅぱみゅの世界観を活かしたアトラクションも新たに追加され、前年開催のイベントより大幅にグレードアップ。オープニング・セレモニーでは、各ブランドの制作者と、“ユニバーサル・クールジャパ2016”の特命大使に任命されたきゃりーぱみゅぱみゅが登壇し、世界に向けて日本の優れたコンテンツを紹介した。
きゃりーぱみゅぱみゅは、「世界に誇る日本代表のエンターテインメントの世界が、USJのスケールとクオリティで、どのように表現されるか、とても楽しみにしていました。この新たなイベントを、世界中の方々に知っていただけるように、私自身も盛り上げていきたいと思います。」と、特命大使としての意気込みを語っていた。
日本を代表するブランドの持つ魅力と、アトラクションの見どころなどを、それぞれのコンテンツの代表者である山下氏、川窪氏、辻本氏、川田氏が語ってくれた。
■“エヴァンゲリオン・ザ・リアル4-D:2.0”
山下いくと氏 我々が提供した、『エヴァンゲリオン』に新しいシナリオ、新しい画像を与えて、USJさんの手によって、どう料理されたのか。今日はそれを確認するためにここにきました。とてもエキサイティングに仕上がっていますので、皆さんも楽しんでいってください。
■“進撃の巨人・ザ・リアル2”
川窪慎太郎氏 『進撃の巨人』は漫画から始まって、TVアニメになり、実写映画にもなって、ゲームにもしていただいて、これ以上楽しむところはないじゃないかと個人的には思っていたんですが、今回のUSJさんの取り組みで、まだ噛めば味が出てくるということに気付かされました。それだけ素晴らしいものになっていると思います。原作の諫山創さんも、今日は来られなかったんですが、監修段階で、すごく見たくてウズウズしていて、大阪に来るのを楽しみにしています。それくらいのクオリティに仕上がっていますので、皆さんも楽しんでください。
■“モンスターハンター・ザ・リアル”
辻本良三氏 これまで、USJさんと何回か“モンスターハンター・ザ・リアル”をやらせていただきましたが、今回は何をしようかということで、最新作『モンスターハンタークロス』に初登場した、二つ名モンスターを2頭再現してもらいました。その2頭のモンスターの攻撃を見て、体感できる、本当に素晴らしいものになっています。さらに『モンスターハンタークロス』初登場のディノバルドに乗って、攻撃しているようなシーンで写真を撮れるスポットも用意してもらいました。皆さんにすべて体験していただきたいです。
■“バイオハザード・ザ・エスケープ2”
川田将央氏 USJさんに『バイオハザード』のアトラクションを手がけていただくのは、2013年から数えて4回目になります。さらに今回は、昨年に続けてSCRAPさんとも2回目のコラボになりますが、脱出ゲームとして非常にクオリティの高い、そしていままでにないおもしろい展開をお届けできるものになりました、皆さんに、ぜひ体験していただきたいと思っております。『バイオハザード』は今年20周年を迎えますが、それにふさわしいユニークな展開の今回のアトラクションに期待してください。
さらに、一足先に朝から5つのイベントを体験したきゃりーぱみゅぱみゅから、各アトラクションについての感想も述べられることに。
■“きゃりーぱみゅぱみゅ XRライド”
きゃりーぱみゅぱみゅ 最初にエントラスから入って見ていたら、とてもポップでかわいらしいんですけど、いざXRライドに乗ってみると、かわいくてポップなだけのきゃりーぱみゅぱみゅのアトラクションではなく、けっこう怖いと思いました。絶叫系アトラクションが好きな方にはいいと思います。
■“エヴァンゲリオン・ザ・リアル4-D:2.0”
きゃりーぱみゅぱみゅ エヴァに乗って、隊長の人と戦いました。わたしはあまり4-Dを経験したことがなかったんですけど、4-Dで見る『エヴァンゲリオン』ってとっても迫力があって、水しぶきが出たりなんかもして、とてもスリル満点でかっこよかったです。
■“進撃の巨人・ザ・リアル2”
きゃりーぱみゅぱみゅ スリル感もすごいですし、緊迫感がかなりありましたね。巨人と戦っていて、ハラハラドキドキする感じがたまらなかったです。アニメや漫画で見ているものとはまったく違って、その世界に入り込んでいる感じがすごくしました。
■“モンスターハンター・ザ・リアル”
きゃりーぱみゅぱみゅ 等身大のモンスターが置かれていたんですけど、すごくかっこいいなと思って眺めていたら、突然動き出して、その動き方もとってもリアルで、本当にモンスターが目の前にいる気分になって、すごいなと思いました。モンスターといっしょに写真を撮るスポットもあって、すごく素敵だなと思いました。
■“バイオハザード・ザ・エスケープ2”
きゃりーぱみゅぱみゅ 時間の関係で最後まで体験できなかったんですけど、世界観にすごく引きこまれて、まるで自分が映画のなかにいるような気分になって、ドキドキした体験ができました。実際に目の前にゾンビがいたときには、びっくりしました。
最後にきゃりーぱみゅぱみゅは、「この盛り上がりはとても熱いものだと思います。わたし自身も世界の皆さんに発信していけるように頑張っていきますので、皆さんもぜひ、“クールジャパン”を楽しんでください。」と語ったのち、「ユニバーサル・クールジャパン2016 オープン」の掛け声とともに、イベントの幕が切って落とされた。