デジタルエンタテインメント事業でも増収増益を達成
KONAMIは、本日2015年8月6日、平成28年(2016年)3月期 第1四半期決算短信を発表した。それによると、同社の連結業績(2015年4月1日~6月30日)は、売上高が512億200万円(前年同期比105.3%)、営業利益が64億8400万円(前年同期比186.7%)、税引前四半期純利益が68億6200万円(前年同期比235.1%)、四半期利益が42億8800万円(前年同期比257%)、親会社の所有者に帰属する四半期利益が42億8200万円(前年同期比259.9%)となり、四半期包括利益の合計額は、49億900万円(前年同期比404%)となった。
デジタルエンタテインメント事業においては、『実況パワフルプロ野球』や『ワールドサッカーコレクション』シリーズを始めとするモバイルゲームが好調に推移。このほか、『ワールドサッカーコレクション』シリーズ、『クローズ×WORST』シリーズ 、『プロ野球ドリームナイン』シリーズなどが堅調に推移し、海外市場向けには、『Star Wars: Force Collection(スター・ウォーズ フォース コレクション)』や、『PES COLLECTION』、『実況倶楽部』が安定した収益を獲得しているとのこと。
家庭用ゲームでは、シリーズ最新作『ワールドサッカー ウイニングイレブン2015』のゲームモード“myClub”におけるアイテム課金や、3月に発売された『プロ野球スピリッツ2015』のリピート販売が堅調に推移。アーケードゲームでは、『麻雀格闘倶楽部』や音楽ゲームを中心とした“e-AMUSEMENT Participation”タイトルが安定稼働を続けているほか、スマートフォン向けアプリをアーケードゲーム化した『ディズニー ツムツム』が好評。キッズカードゲーム機『モンスター烈伝 オレカバトル』も、小学生の男児を中心に根強い人気を集めているという。
これらの結果、デジタルエンタテインメント事業における第1四半期連結累計期間の売上高は238億2900万円(前年同期比16.7%増)、セグメント利益は64億4900万円(前年同期比78.5%増)となった。