過去にはVR用途向けの深度センサー“Vero”などを発表
VRヘッドマウントディスプレイ“Oculus Rift”を展開するOculus VRが、イスラエルのPebbles Interfacesの買収を発表した。買収価格などは不明。
Pebbles Interfacesは、深度センサーなどを使った技術を得意とするテクノロジー企業。過去にはVR向けの深度センサー“Vero”などを発表していて、これは要するに自分の手を検出し、VR世界に投影できるというもの。自分の視覚を仮想空間にダイブさせるVRヘッドセットと組み合わせることで、より複合的にVR世界へと入り込めるわけだ。
同系統のデバイスにはLeap Motion社のLeap Motionなどがあり、さまざまな模索が続けられてきたが、Oculus VRが自ら公式にこの方向の研究を進めていくというのは興味深いところ。来年発売予定のOculus Rift製品版ではXbox Oneコントローラーが同梱されるほか、別途モーションコントローラーのOculus Touchもリリースされる予定だが、さらにその先の未来では、視覚だけでなく自分の手もVR空間にダイブさせるのが一般的になるのかもしれない。