往年のファミコンゲームをふたりで実況プレイ!

 2015年5月3日~5日、徳島で開催されているイベント“マチ★アソビ vol.14”。5月4日、ufotable CINEMAにて“アメザリ平井×CC2松山の「スーパーピコピコクラブ」サイバー!inマチ★アソビ”が開催された。

アメザリ平井氏×CC2松山氏がレトロゲームで大はしゃぎ! “スーパーピコピコクラブ”特別編【マチ★アソビ vol.14】_01

 “スーパーピコピコクラブ”とは、アメリカザリガニ・平井氏が“おもしろいゲームとおもしろいお笑いが合わさると、もっとおもしろい!”というコンセプトのもと、ニコニコ生放送などで実施しているゲーム実況バラエティー番組(チャンネルページはこちら)。番組の特別版となる本イベントでは、平井氏と旧知の間柄であるサイバーコネクトツー・松山洋氏氏が登場。往年のファミコンゲームで大盛り上がりを見せた。

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▲ゲーム業界&お笑い界のベテランふたりとは思えない少年のような笑顔!

 イベントでは、松山氏がサイバーコネクトツー社員の私物だというファミコンカセットを持参。集まった観客のリアクションの大きさでプレイするタイトルを決める。そのラインアップは『グラディウス』、『飛龍の拳II ドラゴンの翼』、『ダブルドラゴンII ザ・リベンジ』、『がんばれゴエモン2』……などなど、“往年の名作”という表現がぴったりのタイトルばかり。そんな中から、圧倒的な支持を受け1本目に選ばれたのは、「超無理ゲー」(平井氏)としておなじみの『トランスフォーマー コンボイの謎』(1986年)だ。本作ではその難易度に経緯を表し(?)、平井氏と松山氏、どちらが長くプレイできるかで勝負。1ターン、3機合わせてのタイムを競う。

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 お決まりの瞬殺、トランスフォームしてみる、ジャンプを工夫してみる……などなど両者さまざまなプレイを試すものの、結局は瞬殺(笑)。結果、12.7秒の平井氏に対し、松山氏が17.23秒で勝利を収めた。ちなみに、本作のオープニングで流れる映像は、“ただ走る”というもの。この戦法でスイスイと敵を交わすオープニングを見た平井氏は、ここに攻略のヒントがあるのでは? と推察。「これみたいにやってみよう!」とジャンプを封印してひたすら走る戦法にチャレンジすると、これが大成功! なんと1面を一発クリアーし、観客からは大歓声が上がった。

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▲せっかくなので腕に覚えアリの観客もチャレンジ。Wii Uのバーチャルコンソールでプレイしたという21歳の挑戦者は、9.04秒と平井氏にもおよばず(笑)。

 イベントではさらに、『天下一武士 ケルナグール』(1989年)&『キン肉マン マッスルタッグマッチ』(1985年)にもチャレンジ。カセットの差し具合が不調でうまく画面が映らない! という“ファミコンあるある”が勃発したが、カセットに息を吹きかける、角度を微妙に調整してみる……といったひと幕も楽しく、会場はなんとなく“友だちの家”的な雰囲気に。ここでも平井氏と松山氏は少年のような弾ける笑顔でゲームを楽しんでおり、会場もまた爆笑の渦に包まれていた。

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▲接触不良で“バグる”ハプニングも。あるある……!
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▲真剣な表情でカセットの差し具合を調整する松山氏。「今度はイケるか……!?」というあの空気もレトロゲームの醍醐味だったりするのでしょう。

 出演者、参加者がともに同じノリでワイワイと楽しんだ本イベント。レトロゲームならではのハプニングや不調、失敗すらも楽しく、改めて“みんなでゲームをやる”楽しさを感じさせられた。もし次回“マチ★アソビ”で開催された際はぜひ足を運んで、そのアットホームな楽しさを体感してほしい。