次回“マチアソビ”の新企画も誕生!?

 2015年5月3日~5日、徳島で開催されているイベント“マチ★アソビ vol.14”。5月4日、両国橋西公園にて“プロデューサーニューAGE 若手プロデューサー大集合!”が開催された。

今後のアニメ・ゲーム業界や“マチ★アソビ”を担う“ニューエイジ”7人が登場【マチ★アソビ vol.14】_08

 本イベントのMCを務めるのは、“マチ★アソビ”プロデューサーの近藤光氏(ufotable)と、おなじみのアニプレックス・高橋祐馬氏。“マチ★アソビ”も今回で14回目を迎え、そろそろ“ニューエイジ”が必要だ! ということで、今後の業界や“マチ★アソビ”を担う7人のニューカマーが紹介され、それぞれが今後の展望や野望を語った。

今後のアニメ・ゲーム業界や“マチ★アソビ”を担う“ニューエイジ”7人が登場【マチ★アソビ vol.14】_01

 ひとり目はDeNAの岡村直哉氏。アプリやアニメなどで展開する『ハッカドール』の宣伝プロデューサーを努め、“マチ★アソビ”ではイベントのMCなどを担当しているという。岡村氏の仕事での展望は「10年間“マチ★アソビ”に出展し、毎回いろいろなイベントをやる」。また今後の“マチ★アソビ”での野望はズバリ、「若手vs重鎮」。岡村氏は「(重鎮を)踏み台にさせていただきたい!」と力強く語り、カラオケ、スポーツ、大喜利といった種目での対決を提案。これには近藤氏も「DeNAさんは“マチ★アソビ”を曲解されて……?」と若干の戸惑いを見せていたが、果たして次回以降で実現するのかどうか、注目しよう!

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 ふたり目は、スマホアプリの企画・開発を手掛けるCraft Egg(クラフトエッグ)の近藤裕一郎氏。『なないろランガールズ』の宣伝戦略を含むプロデュースを担当している、見た目にもフレッシュなニューカマーだ。近藤氏は「Craft Eggというメーカーや作品の認知」を目標に掲げ、“マチ★アソビ”での野望も「プチ運動会をやりたい」と、岡村氏同様“下克上”を狙う意気込み。相次ぐスマホアプリの担当者の出演に、近藤氏(ufotable)も「時代はアプリなんだなと思いました」と語っていた。

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 続いての3人目は、Creators in Packのはたなかたいち氏。同社は『みりたり!』などを手掛けるアニメ制作会社。はたなか氏は制作進行やプロデューサーのアシスタントなどを行っているというが、なんと「23歳で、現役大学生なんです」と驚きの履歴の持ち主。仕事が楽しいあまり大学生活が疎かになりがちとのことで、今後の展望も「大学と制作の両立」、「とりあえず卒業論文を書き終えるのが今年の目標です」と語っていた。同社は7月より放送開始予定の『だんちがい』や、アニメ『ハッカドール』の制作も担当。はたなか氏も「ステージに立つのが大好きなので、何かひとつでもステージに立てるように。何でもします!」と断言していたので、秋の“マチ★アソビ”では同社制作アニメのイベントが開催されるかも?

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 4人目は、近藤氏も「何しに来たの?(笑)」と語るほどの“場慣れ”感をただよわせる、KADOKAWA メディアファクトリーの弓岡雅子氏。『月刊少女野崎くん』、『健全ロボ ダイミダラー』、『VALKYRIE DRIVE(ヴァルキリードライヴ)』などの宣伝を手掛ける、出演者唯一の女性。『VALKYRIE DRIVE(ヴァルキリードライヴ)』は本日5月4日に“マチ★アソビ”内でイベントも開催され、そのイベント名“おっぱいっていいよね!”は弓岡氏の発案とか。仕事での展望を「都度都度関わる作品で、“おもしろいな”と思っていただける施策を」と真面目に語る弓岡氏だが、次回“マチ★アソビ”での野望を聞かれると「パン教室をやりたい!」と提案。「気持ちいい気候でパンをこねたら超気持ちいい!」と熱弁する弓岡氏に、近藤氏も「いいです。やりましょう」と企画を快諾! 次回“マチ★アソビ”に来場を予定している方は、ぜひ弓岡氏の“パン教室”にもご参加を!?

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 5人目は、コンテンツの企画・宣伝・プロデュースなどを手掛けるストロボマジックの岡和田一輝氏。“マチ★アソビ”では民安★ROCKや摩天楼由香のプロデュースを行っており、「アニメやゲームを1から企画して作り上げたい」と今後の展望を語っていた。アニメに関する企画も進行しているようで、次回“マチ★アソビ”の野望では、「まだ言えませんが、担当しているアニメを持ってきて、いろいろなイベントをやりたい!」と意気込んでいた。次回“マチ★アソビ”を楽しみにしていよう。

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 6人目はワーナー エンターテイメント ジャパンの塚本祐一郎氏。現在は『放課後のプレアデス』の宣伝を担当しており、イベントやTwitterの“中の人”をやっているとのこと。今回の“マチ★アソビ”は『放課後のプレアデス』作品単位での出展のため、次回の展望では「ワーナーとして出展できるかはわからないんですけど……」とやや弱腰の塚本氏だったが、アニプレックス・高橋氏に背中を押される(?)形で「(次回は)ワーナーとして出展します!」と断言。果たして実現なるか!? 早くも秋の“マチ★アソビ”に期待が寄せられる。

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 そして7人目は、神風動画の宣伝企画担当・宮下卓也氏。5月3日の“マチ★アソビ”でもさまざまな意味で話題を呼んだイベントに出演していたが(記者注:「“ファミ通.comでは掲載できません”と言われてしまった」とおっしゃっていましたが、昨晩のイベントはギリギリ掲載できる範囲の記事をアップしております!)、神風動画の本業(?)はアニメの制作。宮下氏も「PVを公開した『ガソリンマスク』(同社オリジナル作品)の完成を目指します」と意気込み十分だった。

 それぞれに熱く野望を語る7人の“ニューエイジ”に、近藤氏も「きっと彼らが、今後の業界や“マチ★アソビ”を支えてくれると思うので、顔と名前を覚えて応援してください」と激励。本イベントで生まれた数々の企画は、次回“マチ★アソビ”で実現を果たすのか? 彼らの活躍や今後の“マチ★アソビ”にも期待しよう。