“メサイヤ”のキーパーソンの対談は必見!
既報の通り、エクストリームが日本コンピュータシステム“メサイヤ”の全ゲームソフトの著作権を獲得。“メサイヤゲームス”として、家庭用ゲーム機向け参入第1弾として、ニンテンドー3DS向けに『ラングリッサー最新作(仮題)』を開発中であることを明らかにした。そんな注目の『ラングリッサー最新作(仮題)』だが、本日(3月12日)、同作の公式サイトにて、メサイヤ創始者である藤田雅也氏と、元メサイヤ事業部長で現在はエクストリームの代表取締役社長CEOを務める佐藤昌平氏による対談が掲載された。
“メサイヤの誕生、そしてこれからのメサイヤ。”と題されたこちらの対談は、そのタイトルが示す通り、ふたいがメサイヤについて熱く語り合うというもの。その内容をちょっとだけ紹介しよう。
■ゲームブランド“メサイヤ”について
藤田 NCS(日本コンピュータシステム株式会社)では、1985年から2000年にかけて、“メサイヤ”ブランドを数多く開発・販売しました。(中略)ブランドは、日本コンピュータシステムではいかにも堅苦しいので(笑)、“メサイヤ”とし、マークデザインは“飛翔する”ペガサスとしました。周知されておりますように、私の名前に因み、午年生まれであったことがアイディアの元になっています。
佐藤 私は日本コンピュータシステム株式会社メサイヤ事業部に在籍した期間は約4年ほどですが、同社退社後もメサイヤとは関わってまいりました。(中略) メサイヤは元祖コアゲーマーブランドのようなところがあって、コミックマーケットにまだ企業ブースがなかった頃から一般ブースに出展したりしました。また、メサイヤのマスコットキャラクターだった「うみにん」が一般に広く認知されたりと、いろいろなことを仕掛けました。
■メサイヤの歴史の中で思い入れのあるタイトルは?
藤田 最初の数年間はパソコンゲームだけだったのですが、第1作の『Mr.バンプ』はやはり印象深いですね。(中略)作品が世に出たときは感動しましたね。
佐藤 あまり、知られていないタイトルかもしれませんが、『アルバレアの乙女』というゲームで、宝塚歌劇団のメンバーとコラボをしました。(中略) 『超兄貴』シリーズは、家庭用ゲームソフトだけではなく、ガラケーやスマホアプリなども展開したので、もしかしたらメサイヤタイトルの中で最も多くのハードウェアを経験したゲームタイトルかも知れません。今もLINEスタンプでも販売しているので、よかったらダウンロードして下さい。
■『ラングリッサー』シリーズについて
藤田 家庭用テレビゲームは、最初NECのPCエンジンに乗り出すことになりました。任天堂のファミコンは後発が出る幕はない雰囲気でしたので(笑)。『ラングリッサー』は、パソコンゲームソフトから続いていたNCSオリジナルファンタジーシミュレーションゲームの連綿です。前半は思考ゲームとして高度なものを志向し、やがて一般向けとして方向を変えていきました。
佐藤 メサイヤ事業部に入って、『ラングリッサー』に関わったのは『III』の発売が終わり、『IV』の開発が行われていた時期でした。でも、じつは入社前からラングリッサーシリーズには関っていました。(後略)
詳細は、『ラングリッサー最新作(仮題)』公式サイトにてチェックされたし!