ついにハードウェア版“SteamVR”が投入間近か?
Valveが、VRハードウェアや、ゲームコントローラー“Steam Controller”の新デザイン版、そしてさらなるリビング向けハードウェアを、来週サンフランシスコで行われるGDC 2015(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)で開発者向けに公開することを発表した。
ついに登場するハード版“SteamVR”(クライアントソフトのVR版が同名称ですでに存在する)。ValveはVRコンテンツ製作者の参加を求めるため、GDCで各社ブースがオープンする3月4日から6日にかけて開発者用キットのVRデモを限定公開するとしており、“Steam Universe”のページではデモのリクエストフォームが設置されている。
Valveは現在はOculus VRに移籍したMichael Abrash氏らを中心にVRゲーミングの可能性を模索しており、過去にもGDCで研究成果を講演したり、(恐らく今回のVRハードウェアの原型となっている)プロトタイプデモを開発者向けイベント“Steam Dev Days”などを通じて限定公開してきた。製品としての本格参入を決定するに至ったハードウェアがどんな性能を持っているのか、非常に気になるところだ。