社長! 20人レイドコンテンツ“アントンレイド”が気になりますか?

 2015年2月25日、ネクソンがサービスを提供するPC用オンラインアクションRPG『アラド戦記』に、20人で協力して超巨大ボス・アントンに挑む“アントンレイド”が実装される。『アラド戦記』初の大規模レイドコンテンツだ。実装に先駆けて、2月14日にはプレイヤーを招いての体験会が開催。その模様をリポートする。

『アラド戦記』社長も視察するほどの注目コンテンツ! 20人の猛者が参加した“アントンレイド”体験会に潜入!_01
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▲体験会の会場はネクソン社内のテラス。

 体験会の参加者は抽選で決定し、当選した20人が全員参加。「参加するのは当選者の6~7割」というのがオフラインイベントの通説なので、今回はそれだけ熱意のあるプレイヤーが集まったと言える。

 体験会には『アラド戦記』運用チームと開発元である韓国Neople社のスタッフが参加したほか、ネクソン社長のオーウェン・マホニー氏の姿も見られた。アントンレイドへの期待の高さがうかがえる。

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▲この中に社長がいるぞ。
▲韓国Neople社グローバル室アジアサービスチーム 企画担当のイ・ジョンウォン氏がアントンレイドを説明。
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 アントンレイドは20人で協力するレイドコンテンツだ。アントンは山ほどもある巨体のモンスターで、体そのものがダンジョンになっている。体内を進み、アントンの心臓を破壊するのが最終目的。新実装のノーブルスカイ地域からLv85以上のプレイヤーだけが入場できるエンドコンテンツである。

 20人のレイドパーティーは、4人パーティーが5つ集まって結成。レイドダンジョンは複数のブロックに分かれており、5つのパーティーは別々にダンジョン攻略に挑む。“アントンを阻止するフェーズ1”と“討伐するフェーズ2”の2段階があり、制限時間はそれぞれ40分。今回はフェーズ1を体験できた。

 アントンレイドへの参加に必要な入場券は、マグトニウム50個と20万ゴールドで購入可能だ。難度は非常に高いため、回復アイテムやバフアイテムは潤沢に用意しておきたい。

 5つの攻撃隊を編成するのはパーティーリーダーの役割だ。このときに重要なのが職業構成。実装済みの韓国での動向を見るかぎり、強力なバフスキルを持つ“ホーリーオーダー”は必須だという。あとはモンスターの動きを止める拘束職業、ダメージディーラー×2が基本となる。

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▲韓国において、早い段階でアントンを攻略したパーティーの構成がこちら。拘束職業としてはダークテンプラー(女鬼剣士)、グラップラー(女格闘家)が人気。ダメージディーラーは魔法特化型が多いらしい。
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▲たまたまいちばん前の席に座っていた男性がパーティーリーダーに。「きみの活躍にかかっているぞ」とプレッシャーをかけておきました。

 フェーズ1ではまず“黒い煙の根源”をプレイ。4回クリアすると“艦砲防御戦”、“揺れる激戦地A・B”、“堅固な足A・B”に入場可能になる。“堅固な足A・B”を2回ずつクリアするのがフェーズ1の突破条件なので、ここをエースが担当するのが常套手段だ。

 各ダンジョンはクリア後に360秒経過すると再びオープン。開きっぱなしで一定時間が経過すると全ダンジョンがマグマに襲われてパーティーは全滅。最初の段階に戻ってしまう。20人はまさに運命共同体なのだ。

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