スマートフォンから新たな展開を目指す新規コンテンツを投入
タイトーは、2014年11月12日に“TAITO Press Conference”を開催。新たに、iOS・Android対応のゲームアプリを発表した。
※関連記事:タイトーがスマートフォン向けの大型新作コンテンツを発表 『アイドルクロニクル』や『ウィズローグ -ラビリンス オブ ウィザードリィ-』など
デジタルコンテンツ事業本部
ON!AIR事業部 事業部長
川島健太郎氏
タイトーのゲーム事業の陣頭指揮を執っている川島健太郎氏がまず登壇し、「世界でもっとも古いゲーム会社と言っても過言ではないタイトーでは、『スペースインベーダー』などのタイトルはもちろん、モバイル事業でも、その黎明期から積極的に事業を展開してきた」と語る。最近の成功例として、『LINE パズルボブル』が1300万ダウンロードを突破しており、またiOS版から始まった『グルーヴコースター』はアーケード版でも稼働しており、たいへん好調だとのこと。
タイトーでは、昨年10月にモバイルとアーケードの事業部を統合し、それぞれを連動させてタイトルをリリースする体制へと変更された。そこで、今回のPress Conferenceでは、これからリリースを予定しているタイトルを中心にプレゼンが行われたのだ。
“アイドル見せびらかしゲーム”とは?/『アイドルクロニクル』
最初に紹介されたゲームは、Android(12月25日配信予定)とiOS(今冬配信予定)向けの『アイドルクロニクル』! まずは、発表会でも流されたPVで概要をチェック!
郷田努氏
プレゼンを担当したのは、プロデューサーの郷田努氏。郷田氏によると、「『アイドルクロニクル』というタイトルは、スマホ時代に新しいアイドルゲームの新たな叙事詩を」という思いを込めているとのこと。アイドルを育成するゲームはほかにもあるが、本作のコンセプトは「アイドルのライブを見せびらかす」。
本作で郷田氏はプロデュース、原案・原作・脚本を担当しているが、ほかにも多くの実力派クリエイターが開発を担当しており、そのスタッフも紹介された。
<『アイドルクロニクル』制作スタッフ>
プロデュース:郷田努(TAITO)
原案・原作・脚本:郷田努(TAITO)
ゲーム製作:ハ・ン・ド
楽曲製作:Team-MAX(ROCKMAN)
ゲームBGM製作:ZUNTATA(TAITO)
音響監督:納谷僚介(スタジオマウス)
振付:アークジュエル
モーションキャプチャー:ヴィジュアルワークス(スクウェア・エニックス)
続いて本作に登場する3人のアイドルが紹介された。ダンスシーンでは、3人の中から好きな女の子をセンターにすることが可能だ。もちろん3人ともフルボイスだが、容量を気にするユーザーを考慮し、後から無料でダウンロードするスタイル。また、プレイヤーはマネージャーであり、仕事を取ってくるなどして、サポートしていくこととなる。
本作の大きな魅力のひとつとなっているのが、ライブシーンのPV撮影だ。プレイヤーは、アイドルの衣装や髪型などを変更可能で、その組み合わせは現段階で1200万とおり以上!? 衣装などは毎月増えていくので、組み合わせのパターンは無限大だ。ライブで使用できるステージは初期段階で10種類、使用できる楽曲は6曲となっている。
さらに、本作の特徴と言えるのが、アイドルが成長することによって、ダンスがうまくなっていくという点だろう。パラメーターだけではなく、実際にアイドルの成長を体感できるというわけだ。さまざまにカスタマイズしたPVを投稿することができるので、ほかのプレイヤーのPVを見ることでも新たな発見があるだろう。音ゲーではないので、リズムゲームパートの難度も低くなっていて、誰でも気軽にプレイできるぞ。
公式サイトもオープンし、現在は事前登録を受付中。事前登録すると限定衣装がもらえるのだが、その登録者数でもらえるパーツが決まり、10万人突破すれば限定衣装“SRサンタコーデ(緑)”のフルセットがもらえることになっている。
そして、11月24日(月)23時より、第1回公式ニコ生の放送が決定した。この放送では、気になるアイドルのキャストの発表やゲーム内容の紹介、重大発表などもあるかも!? ぜひチェックしよう。
<アイドルクロニクル>
対応ハード:Android / iPhone / iPad
対応OS:Android 4.2以降 ※一部の端末を除く / iOS6.0以降
価格:アイテム課金制、基本プレイ無料
配信日:Android 2014年12月25日 iPhone/iPad 2015年1月配信予定
ジャンル:アイドル見せびらかしゲーム