『ラグナロクオンライン』6年にも及ぶ魔王モロクとの激闘に終止符が打たれる“Episode9.2 決戦”プレイリポート、さらに魔王討伐後の展開について運営チームを直撃!

2014年11月4日、ガンホー・オンライン・エンターテイメントはPC用MMORPG『ラグナロクオンライン』において、大型アップデート“Episode9.2 決戦”を実施する。テストプレイリポートに加えて、今後の展開に関する運営チームインタビューもお届け。

●6年にも及ぶ激闘に終止符が打たれる!

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 2014年11月4日、ガンホー・オンライン・エンターテイメントはPC用MMORPG『ラグナロクオンライン』において、大型アップデート“Episode9.2 決戦”を実施する。

 本アップデートのボリュームは過去最大級で、“魔王モロク”と連合軍(プレイヤー側)による総力戦の様子が描かれる。モロクが初めて登場したのは2008年9月実装の“Episode7.0”。足かけ6年にも及ぶ激戦に終止符を打つときが来たのである。

 モロク討伐を目的とする“異世界編”は、ミッドガルド大陸から離れ、人間以外にもラフィネ族やサファ族といった種族との関わりを描いたストーリーだ。NPCたちの人物相関図やこれまでのエピソードは公式サイトで公開中なので、ぜひ一読して気分を盛り上げてほしい。エピソードは毎週更新され、小説としても楽しめるぞ。

 “Episode9.2 決戦”実装前にテストプレイの機会に恵まれたので、その概要をリポートする。なお、今回のプレイ内容はまだ調整中のもので、使用したキャラクターはテスト用の特殊な装備。スクリーンショットにあるキャラクターのステータスやダメージの値などは通常のものではない点をご了承いただきたい。


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▲6年も続いているだけあって、物語のボリュームは圧倒的だ。

 異世界編の各Episodeのプレイをサポートするイベント“モロクマスター”も本日(2014年10月7日)よりスタートする。

 このイベントではクエストの要所を結ぶ転送サービスを利用できるほか、クリア時のボーナスとして経験値が増加。全部クリアすると、エフェクト装備“スーパースター”を入手可能だ。


●魔王モロクとの決戦を描いたメモリアルダンジョン

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▲スーパースターを装備した状態がこちら。今回の記事は全体的にきらきらした状態でお送りします。

 “Episode9.2 決戦”の軸は4つのメモリアルダンジョン(※)。モロク討伐に直接関係するのは“ビオスの島”、“モルスの洞窟”、“魔神殿”で、3つともBaseLv140からのコンテンツだ。

 もうひとつはサイドストーリー要素の強い“悪夢のジターバグ”。こちらは三次職以降に挑戦できる。詳しくは次ページで解説する。

(※メモリアルダンジョン:いわゆるインスタンスダンジョンのこと。同時に参加できるのはパーティーの上限である12人まで。)

 まずはモロク関連の3つを見ていこう。決戦の舞台はモロクが作り出した灼熱の大地・フレイムヴァレーで、前提クエスト“フレイムヴァレーへの道”を終えると入場可能。まずは“ビオスの島”に挑戦でき、クリアすると後半ふたつも順に開放されていく。


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▲“フレイムヴァレーへの道”は砂漠の街モロク北側の“倒れている男性”から受注可能。砂漠の街モロクも復興中のグラフィックになる。なお、復興クエストは、後日イベント実装の予定だ。

▲前提クエスト達成後、“倒れている男性”から“時の通路”に移動。“ひび”からフレイムヴァレーに突入できる。

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▲フレイムヴァレーにはサファ族とラフィネ族、三ヶ国同盟の軍勢が大集合している。

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<<<モロク討伐関連クエスト>>>
◆前提クエスト
【フレイムヴァレーへの道】
必要BaseLv:140以上
受注条件:“異世界クエスト”クリア

◆メモリアルダンジョン
【ビオスの島】
必要BaseLv:140以上
クールタイム:23時間
入場条件:“フレイムヴァレーへの道”クリア

【モルスの洞窟】
必要BaseLv:140以上
クールタイム:23時間
入場条件:“ビオスの島”クリア

【魔神殿】
必要BaseLv:140以上
クールタイム:最奥部のボス討伐から23時間(※最奥部のボス討伐までは生成・入場に制限なし)
入場条件:“モルスの洞窟”クリア

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 Lv140コンテンツとしては難易度は標準的。しっかり育成したキャラクターならソロクリアも可能らしい。魔神殿を途中まで進めるまではLv140、150台パーティーでも可能だが、クリアとなるとLv160以上の強さがほしいところ。とはいえ、パーティー人数が多いほどクリア時の報酬経験値が増加するので、なるべくパーティーで挑みたい。

 ビオスの島とモルスの洞窟は一度入場すると23時間は再入場できないが、魔神殿は最奥部のボス討伐までなら何度でも入場可能。途中の中ボスたちにも討伐クエストがあり、その討伐報酬は23時間に一度だけもらえるようになっている。


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▲フレイムヴァレーでは多数の討伐系デイリークエストを受注可能。

▲イグドラシルの守護者ニーズヘッグや、彼女をサポートするロキの姿も。

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▲ときの声や勇ましい歌で自分たちの士気を高めるモロク討伐の連合軍。

 フレイムヴァレーには、モロク関連のEpisodeに出てきたNPCたちが集結していた。アニメの最終回直前を想起させる、いわゆる胸熱な演出である。ちなみに、モロク関連のクエストをプレイしておくとストーリーをより一層楽しめるのだとか。「ここでこのキャラが助けに来てくれるのか!?」みたいな少年マンガ的展開。興奮する。

 基本的な解説を受けたところで、メモリアルダンジョンに挑戦することに。フレイムヴァレー深層部には3つのオブジェクトがあり、それぞれがメモリアルダンジョンの入り口になっている。


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▲タマリンがフレイムヴァレーの深層部に案内してくれる。

▲ダンジョンの入り口が“種”、“花”、“樹”という意味深なデザイン。

■ビオスの島
 ビオスの島の内部はきれいな雰囲気の浮き島風。入場してすぐに、モロクの野望の阻止を目指す冒険者たちと出会った。


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▲行きずりのNPCかと思いきや意外と性格設定が細かい。ブリドは熱血漢で、ジュレスは人見知り。

▲モロクの部下・死神アンクが出現。いきなりブリドに三下呼ばわりされていた。

 ビオスの島は3つのステージで構成されている。ひとつ目のステージは迷路状になっていて、ゴールまで走り抜ければオーケー。ふたつ目も迷路状だが、敵を全滅させる必要がある。ラストの第3ステージでは広間で戦うことになり、大量の敵を退けた後に死神アンクとの直接対決が待っている。


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▲第1ステージでは敵を倒さなくてもいいが、行き止まりで囲まれると危険なので、倒しながら進んだほうが安全。

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▲第2ステージは背景が夕方に。敵を全滅させるとゴールに続く扉が開く。

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▲第3ステージ到達時はさらに時間が進んで夜に。薄暗い雰囲気のなか、大量のモンスターや死神アンクと戦う。

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▲時間の経過がおかしいことを説明してくれるジェイス。

 最初は「長時間の激戦を時間進行で表現しているのかな」くらいの印象だったのだが、様子がおかしい。出現するモンスターが成長しているのだ。たとえば、第1ステージで出てきた“オークベイビー”は第2ステージになると“オークウォリアー”に成長し、最後は“オークゾンビ”となってプレイヤーの前に立ちはだかる。

 魔王モロクはフレイムヴァレーで力を蓄え、魔神に転生しようとしている。ということは、ステージ全体で“生と死”や“生まれ変わり”といったテーマを表現しているのだろう。

 そうしてみると、ダンジョンの入り口である“種”、“花”、“樹”が成長・進化を表現していることがわかる。深い!


■モルスの洞窟
 モルスの洞窟に入場すると細い通路に出る。通路は3つに仕切られていて、仕切りを境に雰囲気が変わる。青々と茂っていた緑が枯れていくように、滅びを暗喩しているようだ


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▲出現するモルス・グールの足は遅いので、囲まれないように気を付ければ苦戦することもない。モルス・グールを全滅させると死神アンクが出現。モロクの居場所まで案内してくれるという。話がうますぎる。

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▲死神アンクに連れられて移動した先には祭壇があり、そこには“モロク??”という巨大なボスの姿が。

 「えっ、もうモロクいるの? この後の魔神殿ではジャズでも聴きながらモロクの思い出を語るの?」と思ったら偽物である。それほど強くないのに、やけに腹の立つ挑発セリフを放つ。知的な悪党のNo.2感がすごい。

 “モロク??”を倒すと外周部分からグールがわらわらと出現。タワーディフェンスゲームのような雰囲気の戦闘がスタートする。時間経過で続々と出現し、増えすぎると手に負えなくなるので、囲まれる前に倒すのがポイントだ。

 地面のいたるところに見えないトラップが仕掛けてあり、踏むと呪いのデバフを受けてしまう。移動速度が落ちるばかりかLukがゼロになり、戦闘力が大きくダウンするので要注意。グールをすべて倒しきると、中ボスが登場するぞ。


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▲呪いにかかると囲まれやすくなる。後半になると遠距離攻撃をする敵も出現するため、難度がアップする。

■魔神殿


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▲いよいよ最終決戦。

 モロク討伐をめぐる一連のストーリーは、この“魔神殿”で完結する。“魔神殿”入り口の名称は“世界樹に似た樹”。入り口からしてすでに、「神になって世界を作りたい」というモロクの歪んだ幻想が現れている。

 “魔神殿”では強力なボスとの連戦に次ぐ連戦がプレイヤーを待っている。最初に戦うのは以前のEpisodeにも登場したアハトとシナイム。ふたりともモロクの部下だったのだ。2体+配下のモンスターを同時に相手にすることになるため、分断して順番に撃破するのがベター。


 アハトとシナイムを倒し、奥の部屋に入ると“見慣れない少年”が佇んでいた。彼こそが転生の途中にあるモロク。「ねぇ、どうしてそこまで実力がありながら冒険者なんて続けているの?」と、さっそくプレイヤーをかどわかしにかかる。


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▲BGMは小フーガ ト短調のアレンジ。荘厳な雰囲気。

▲アハトの配下は魔法を反射するため、範囲魔法スキルで一気に殲滅しようとすると痛い目を見る。また、シナイムは念属性のため、通常攻撃が効かない。打倒後、アハトとシナイムの魂を祭壇に供えると奥の部屋に入れるようになる。

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▲プレイヤーを助けるように、ロキとニーズヘッグが登場。

 ここで口論になり、ロキがモロクを非難するのだが、北欧神話を知っている人は「お前が言うな」とツッコミたくなるだろう(北欧神話内の厄介ごとはだいたいロキが原因)。だが、『ラグナロクオンライン』のロキはニーズヘッグを助けるナイスガイなので大丈夫。

 ニーズヘッグも手厳しいことを言うが、モロクは「僕と君の仲じゃないか、ニーズヘッグ」と反撃。モロクにそそのかされてイグドラシルの守護者の任を放棄したニーズヘッグにとっては耳が痛い。モロクは口喧嘩も強いことが判明したところで、つぎの戦闘に突入!


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▲ニーズヘッグの分身が協力してくれる。心強い仲間だ。

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▲ブリナラネアの胸元をよく見るとビキニを身に着けている。セクシーですね。

 小部屋から移動した先は氷がモチーフのステージだった。ボスは女性のような上半身と蜘蛛の胴体を持つブリナラネア。HPが高い強敵だ。

 ニーズヘッグを盾に遠距離から魔法を撃ちこむなどして、少しずつHPを削りたい。


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▲ニーズヘッグは力を完全に取り戻してないばかりか分身なので、それほど強くない。やられてもペナルティーはないので安心。

▲“冷たい魔力の結晶”をクリックすると手に入る“永久霜”はつぎのステージで役立つ。なるべく集めておきたい。

 氷のステージのつぎは溶岩が流れる部屋で、炎を背負った四足の獣・ムスペルスコールと対決。ムスペルスコールはとにかく攻撃力が高く、強力なスキルでプレイヤーを苦しめる。しかも、HPが減ってくると溶岩で回復し、戦闘が長引いてしまうのだ。

 そこで重宝するのが前のステージで集めた“永久霜”である。永久霜で溶岩を固めると回復を阻止できるので、その隙に決着をつけよう。


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▲ニーズヘッグによると、ムスペルスコールは太古の神に近い存在らしい。そんなものを創造するほど、モロクの力は強まっている。

▲流れる溶岩は何ヵ所かある。永久霜で止めても一定時間が経つと再び流れ出す。

 2体の部下を撃破した後は、いよいよモロクとの対決だ。モロクは魔神への転生の真っただ中にある。どれほどの力を持っているのか想像もつかない。

 さすがにすべてのネタバレを書くわけにはいかないので、モロク関連メモリアルダンジョンのプレイリポートはここまで。ありきたりな書き方で恐縮だが、ぜひプレイヤー自身の目でラストの展開を確かめてほしい。