バンダイナムコゲームス『鉄拳』シリーズの原田勝弘プロデューサーは、ゲーム周辺機器メーカー“マッドキャッツ”ブースで開催されたステージの中で、最新作『鉄拳7』より参戦する新キャラクター“カタリーナ”を初披露した。その発表内容を速報としてお届けする。

●中南米系の美女、その名はカタリーナ

 2014年9月18日から9月21日まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ 2014。バンダイナムコゲームス『鉄拳』シリーズの原田勝弘プロデューサーは、マッドキャッツブースの『鉄拳7』ステージにて、2014年10月3日~10月5日に東京のnamco巣鴨店と大阪のnamco大阪日本橋店で開催される『鉄拳7』の初ロケテスト(店舗間通信対戦)の詳細情報と、新キャラクターの存在を明かした。

 『鉄拳7』には「新キャラクターが何人かいるが、今回ここで初めて披露するのはそのひとり」として、中南米系の美女“カタリーナ”のスケッチが発表された。キャラクターの特徴として、「今までの『鉄拳』シリーズにはない手触りを持つ。そして初心者にも使いやすいキャラクターになっている」とのこと。

カタリーナ

●『鉄拳7』ロケテストはお祭り感覚満載

 また、さっそくロケテストでも登場する予定とのアナウンスもあった。本作は、アーケード対戦格闘ゲームでは初めての店舗間の通信対戦の仕組みを導入したタイトル。東京のnamco巣鴨と大阪のnamco大阪日本橋の2店で開催されることはすでに発表されているが、今回ステージで明らかになったのは会場での特典。3日間の開催期間にアンケートに答えると、各日先着100名限定で“ロケテスト限定バナパスポートカード”がプレゼントされることを発表。さっそく1日目、2日目用のデザインが披露された(3日目のデザインは当日のお楽しみとのこと)。また、プレイしなくても1日3回抽選される“鉄拳くじ”の配布もあり、『鉄拳』ノベルティグッズがもらえる特典もあるという。さらに、クレーンゲームが無料で遊べたり、『鉄拳』と同じく20周年を迎える、日本コカコーラの缶コーヒーブランド“ジョージア”の“エメラルドマウンテン”とのタイアップ企画で、オリジナル梱包の缶コーヒーが配れらて「イベント感満載のロケテストになります」というから、期待せずにはいられない。残念ながらロケテスト行けないという人にも、当日は会場からニコニコ生放送があるとのことなので、楽しみにしよう!

●『鉄拳7』Q&A

 続いて『鉄拳7』の“気になるところ”について、司会者とのQ&A風のやりとりで解説。「通信のラグ(遅延)は大丈夫?」という質問には、もともと10年前から通信対戦の構想はあったのだが、通信プログラムなどのインフラが整った現代だからこそ実現ができたという。「そんなに(ラグは)問題にならないのでは? ロケテストなどの場で検証を経てよりよい向上を目指します。期待していてください!」とのこと。「連勝するプレイヤーが多いほど、店舗のインカム(収入)が減るのでは?」という質問には、原田氏が「(対応方法は)現在構想段階ですが、もちろんそのあたりは考慮します」という回答をした。
 店舗間通信対戦については、コンシューマーの対戦格闘ゲームではすでに実現している海外との対戦の可能性についても言及した。すでにテストしているとのことで「東京とソウルが意外と(通信速度が)速かった」との発言もあり、期待したいところだ!

●マークマン氏と『鉄拳』の意外な関係

 ステージの後半では、マッドキャッツのコミュニティ&スポンサーシップマネージャーであり、対戦格闘ゲーム界を支える重要人物としてもおなじみの“MarkMan”(マークマン)氏が登壇。じつはマークマン氏は、マッドキャッツに入社する以前、10数年前よりアメリカの『鉄拳』コミュニティーを率いているほどの『鉄拳』マニア。アマチュアながら、“コミコン”などの会場で巨大な『鉄拳』ブースを出展して、対戦会を開いていたという。現在では世界的に有名なアーケードスティックの製造社の要人でありながら「『鉄拳』が好きすぎて楽しみにしたいから、自分から鉄拳のことをあまり聞いてこない」(原田氏)ほどだとか。
 ここではマークマン氏の『鉄拳』愛、そしてアーケードスティックへの愛を語るトークが展開。400種類以上のアーケードスティックのコレクションを紹介し、人生を変えたスティックとして、リスペクトを込めて『鉄拳3』のライセンス製品であるアーケードスティック(ホリ製)を紹介した。もともとはかなりのホリ製品マニアだったとか! 『鉄拳』とアーケードスティックメーカーのキーパーソンとの意外な縁がもたらすエピソードでトークは大いに盛り上がった。

マークマン氏(左)と、通訳で原田氏とは15年近くともに仕事をしているゲームデザイナーのマイケル・ムレ氏(左)