新システム“タッグバトル”が熱い!
2014年9月18日から9月21日まで、千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ 2014のセガブースにて、11月27日発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『ヒーローバンク2』のステージイベントが開催された。以下、詳細をお届けする。
本イベントにはまず、『ヒーローバンク2』製作総指揮の名越稔洋氏が登場。名越氏は、『ヒーローバンク』を製作しようと思った動機を「我々はキッズ向けIPをほとんどやったことがなかったので、取り組んでみたいと思いました」とコメント。また、「どうせやるのだったら徹底的にやりたい」と、アニメ化やマンガ化も実施したとのこと。
続いてプロモーション映像が流れ、本作の概要が一通り紹介された後は、『ヒーローバンク2』プロデューサー・下里陽一氏と、セガのナンモクシャイン氏が登場。本作の新キャラ・ブーチョッキンの帽子を被ったナンモクシャイン氏を見た名越氏は、「彼はサラリーマンには見えませんね。駆け出しのお笑い芸人にしか見えません(笑)」と相好を崩した。
下里氏とナンモクシャイン氏は、実機プレイを交え、前作から進化した要素を紹介。ナンモクシャイン氏がプレイし、下里氏が解説をするという役割分担だ。
進化した部分としてはまず、フィールドの拡大が挙げられる。前作の舞台は、勝堀区という地区だったが、本作では日本全国を駆け巡ることが可能となった。しかも、ご当地色満載のフィールドになっているとのことだ。
前作では、バトルは1対1のみだったが、本作では2対2のタッグバトルができるようになっているという。これにより、冒険の途中で仲間を増やし、ともに戦う楽しみが生まれた。タッグバトルでは、タッチパネルのボタンひとつで、手軽に控えの仲間とバトンタッチすることができるのも、うれしいポイントだ。
また、戦闘面の進化要素としては、ヒーロー着の大幅な追加にも注目してほしいとのこと。前作の2倍以上のヒーロー着を、『ヒーローバンク2』では使用することができるのだ。ヒーロー着を強化することも可能なので、ますます自分好みのヒーロー着を実現しやすくなった。
さらに、投げ技が使用可能になった点、技を出す際に画面をあえて切り替わらないようにし、戦闘のテンポがよくなった点も、下里氏は強調した。バトル画面の改革は、前作を今一度見つめ直した名越氏が、直接指示を出したとのこと。「名越さんの期待通りにできたかなと思います」と、下里氏は自信をのぞかせていた。
おつぎは、本作でコラボが実現し、ヒーロー着として登場することが決まっている“ふなっしー”からのビデオメッセージが公開された。ふなっしー本人が考えたという4つの技も紹介された。とくに、背中のチャックが開き、敵を飲みこむ技“イリュージョンヒャッハー”のインパクトは大きかった。「“イリュージョンヒャッハー”、あれ、いいんですかね(笑)。普通に背中のチャック開いていましたけど」とコメントする名越氏に対して、「チャックなんてないんです。ふなっしーの中に人などいません」とナンモクシャイン氏がフォローを入れる一幕も。
ふなっしーのヒーロー着は、『ヒーローバンク2』の早期購入特典として入手することができる。早期購入特典としてはさらに、アーケードゲーム『ヒーローバンク アーケード』で使用できるスペシャルカード“無料で遊べる!スペシャルトリプルヒーローカード”も付いてくるとのことだ。
ここで、ナンモクシャイン氏が「キャンペーンのお知らせがあります」と発言。『ヒーローバンク2』の発売を記念する、“ジャリンジャリンダウンロードまつり 特典Wゲットキャンペーン”の情報が公開された。
このキャンペーンは、本日(9月19日)より隔週金曜日、全4回に渡って、前作『ヒーローバンク』でさまざまなヒーロー着やレンタルヒーロー着を入手することができるというもの。
本日配信される“最強ゴールドフォースおためしパック”は、豪勝カイトを苦しめた四天王“ゴールドフォース”が使用した4体を、レンタルヒーロー着で使用できる。
なお、全4回の配信のうち1回でも『ヒーローバンク』でデータをダウンロードした人は、『ヒーローバンク2』で特別なヒーロー着“セガリオン”と、ゲーム内で使える“お金2億円”がもらえるWチャンスに参加することも可能となっている。
残念ながら、ここで時間がきてしまった。
最後に、下里氏が「まだまだ隠し玉の情報が満載です。ちょっとでも気になった方は、ぜひ一度体験版を試してみてください。体験版でしか入手できないヒーロー着もあります。これからも『ヒーローバンク』をよろしくお願いします」、名越氏が「『ヒーローバンク』はキッズ向けではありますが、大人でも楽しめる要素がたくさんあります。ぜひ、さまざまな方に触れていただけたら幸いです。今日はありがとうございました」と挨拶し、本イベントは幕を閉じた。