大波乱のトーナメントを制したのは!?
ネクソンは、オンラインアクションRPG『アラド戦記』において、オフラインイベント“天下一決定戦2013”を2013年12月7日に品川インターシティホール(東京)にて開催。その模様をお届けする。
本イベントは、『アラド戦記』の対人戦“決闘”の頂点を決する恒例のオフラインイベント。また、今回は決闘に加え、新たな試みとしてギルド対抗のダンジョンタイムアタックも行われた。
大会の出場選手と使用キャラクターは下のようになっている。
■決闘
毎年恒例の1対1による決闘場での対戦形式。オンライン予選を勝ち抜いたプレイヤーと、スペシャルゲスト、シート選手を加えた16名でのトーナメントで競い合う。
■ギルド対抗ダンジョンタイムアタック
所属ギルドの代表者として出場したプレイヤーの中から、指定ダンジョンを最速でクリアーしたギルドが優勝となる。
●特別ゲストにイメージキャラクターのふたりが登場
『アラド戦記』イメージキャラクターオーディションでグランプリを受賞した山川紗弥さんと、特別賞のプロレスラー・松田慶三さんもイベントにゲストとして登場。山川さんは、女剣士の衣装で登場した。松田さんはいつもの(?)レスラースタイルで参戦し、イベントスタッフにコブラツイストを決めるひと幕も。
●決闘部門は、序盤から波乱の予感
決闘部門では、トーナメント1回戦から優勝候補のひとり、前回準優勝のPa-in選手が脱落。Pa-in選手を破った*えれこ*選手も2回戦で敗退と、大会は大荒れの予感。そして、前回優勝(大会2連覇)のはんにゃばる選手は、1、2回戦を突破し、準決勝に駒を進めるという流れとなった。
続いて行われたギルド対抗ダンジョンタイムアタックは、指定されたダンジョンにおける、各マップの攻略がカギとなる。パーティーで挑んでも5分はかかるというダンジョンを、ひとりでガンガン進んでいくギルド代表者たち。見事、優勝に輝いたのは、ギルド“Z.A.F.T-II”の神姫望星丸選手だった。
●さらに大番狂わせの結果に!
決闘部門は、準決勝から2本先取で勝利となる形式に。第1試合は、小鳥遊結衣選手と☆繚乱萌☆選手の戦い。小鳥遊結衣選手が接戦の末、1本を先取すると、そのまま流れに乗って2本目も勝ち取り、ひと足先に決勝へと進んだ。
第2試合は注目のカードとなる、前回優勝のはんにゃばる選手とサモナー使いのあわじくん選手。召喚獣をうまく利用しての戦法に、はんにゃばる選手は苦戦。じわじわと追いつめられる展開となり、あわじくん選手が1本目を先取する。続く2本目も、はんにゃばる選手の攻撃が、あわじくん選手の召喚獣にジャマされ、思うように仕掛けられず。あわじくん選手がそのまま連勝となり、前回覇者を破っての決勝進出という金星に。
決勝の前に行われた3位決定戦は、☆繚乱萌☆選手とはんにゃばる選手の戦い。ここでもはんにゃばる選手は波に乗れず、スキルの使用タイミングなど一枚上回った☆繚乱萌☆選手が2本を連取する形で試合終了。☆繚乱萌☆選手が見事3位の座を勝ち取った。
そして、いよいよ頂点を決める決勝戦が開幕。ここまで挑発的な発言で会場を沸かせていたあわじくん選手も心なしか緊張の様子。一方、小鳥遊結衣選手はコスプレ姿のためか、ポーカーフェイスを保っているようだが……。
1本目の試合は、小鳥遊結衣選手がうまくあわじくん選手の召喚獣を捌き、攻勢の展開となるものの、粘りに粘ったあわじくん選手が勝利。緊張が張りつめる2本目は、あわじくん選手が落ち着いて召喚獣を使役して攻め続け、そのまま押し込むように勝利へと突き進む。見事、あわじくん選手が優勝に輝くとともに、新たなスター誕生の瞬間となった。
<表彰式>
「こんなに強い人ばかりの中、3位になれてうれしいです」と語った。
「来年も大会があれば、出場したいです」とコメント。
「みんなの応援のおかげで強くなれました」と締めくくった。
●初公開のムービーも
会場では、今後の『アラド戦記』に関するムービー4本が公開された。まず、2014年春のアップデートでは、女格闘家の二次覚醒が追加されるほか、すべての職業のバランス調整が行われる。また、2014年夏には史上最大となる大型アップデートも予定されており、多数のダンジョンが追加される。そして、同日に開催されていた韓国のオフラインイベントと同時公開となった新職業の“ナイト”に関するムービーも公開。会場ではムービーのほかにアップデートに関するアナウンスは行われなかったため、これ以上の情報については続報に期待したい。