PlayismやSteamで配信中!
FullPowerSideAttack.comの『TorqueL』(トルクル)が、第17回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門で新人賞に選ばれた。
本作は、ボタンを押して四角い箱の4つの辺を伸ばしながらゴールを目指して進んでいく2Dアクションゲーム。ちょっと文章の説明だけではわかりづらいかもしれないので、まずは動画を見てみるのをオススメしたい。
辺をニョイーンとあれこれ伸ばしながら、進めそうで進めないマップをクリアーしていくのが、じわじわと楽しいゲームだ。
文化庁メディア芸術祭公式サイトでの選出理由では、シンプルなルールでまとめられている点をはじめ、感覚的な操作と、どう動かせば進めるか考える要素のバランスが優れていること、またプロトタイプの発表・配信後にアップデートを続けて完成度を高めていっている姿勢などが評価されている。
本作は、Steamでプロトタイプのデモが配信されているほか、itch.ioではUnity Web Playerでプレイ可能。Playismでも基本的に無料で入手可能なので、気になったらまずはプレイしてみて欲しい。
Playismでは、制作を支援するために任意の金額を支払うこともできる。100円以上支払った場合は、Linux版とシークレットゴールへの到達方法を示す特典動画、そしてデジゲー博での出展バージョンも手に入るとのこと。
なお第17回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門では、ゲーム関連の審査委員会推薦作品として、SEGAの『龍が如く5』、iOSタイトル『BADLAND』、福島ゲームジャム(イベント)、PS3用ソフト『rain』、プロジェクターやARを応用して現実のドアや窓などを障害物として遊ぶ『Snake the Planet!』、そして東京工芸大学S-teamの『STEAM RAGE』といったゲーム・イベントが選出されている。