選ばれた強豪による激闘の幕開け
2丁の“ガンデバイス”を操作し、4対4での対戦を行うアーケードゲーム『ガンスリンガー ストラトス』。2013年8月30日に賞金付きの第2回公式大会が行われたばかりであるが、その熱も冷めやらぬ2013年11月2日に、公式大会“スーパーふるさとカップ”の決勝トーナメントが開催された。これまでのアーケードゲームの大会とは一風変わったルールでの予選を行った本大会には、全国から多くの強者が集まった。
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この大会に先駆けて各地の『ガンスリンガー ストラトス』設置店舗において、“ふるさとカップ”という店舗ごとの大会が行われていた。そして、その店舗大会の優勝者には、“ふるさと”の名前が示す通り、各地域の名前を冠した称号が贈られた(例:“東京都の帝”など)。“スーパーふるさとカップ”は、上記の店舗大会で優勝したプレイヤーのみが予選出場資格を持つという、参加自体も非常に難しい、まさに現在の最強チームを選ぶに相応しい大会となっている。
全ての地域代表を下し、“日本”の頂点となるのはどのチームか!
選手入場後、抽選が行われて決勝トーナメントの組み合わせが決定。出場チームの中で前評判が高かったのは、本作における最高のランクである“GOD”ランキングのプレイヤーを擁する”W∀といえば?牧”チームと”根岸JAPAN”チームの2組だった。現在の『ガンスリンガー ストラトス』では、高コスト、高火力のウェポンパックが強いとされており、決勝トーナメントでも高コスト、高火力のウェポンパックを主軸とした編成のチームが多かった。ときにはチーム全員が高コストという編成を選択するチームもあり、これには会場から驚きの声が上がる場面も。1回戦から戦いは白熱し、接戦の連続。試合が引き分けになることも多く、大会実施の予定時間を大きくオーバーしてしまうほどの名勝負がくり広げられた。
準決勝にコマを進めたのは、“緑”チーム、“W∀といえば?牧”チーム、“根岸JAPAN”チーム、対“魚魚魚魚魚魚フーフー!よみて♂”チームの4組。準決勝の第1試合は、これまで大活躍をしていた“緑”チームのしずね使いゆ-あっと選手の奮闘もあり、1セット目を先取。2セット目も“W∀といえば?牧”チームをギリギリまで追い込むが時間切れで引き分けとなった。
この勢いのまま勝利するかに見えた“緑”チームだが、“W∀といえば?牧”チームが意地をみせ3セット目を取り返す。そして勝利を賭けた4セット目も最後まで勝負の行方がもつれるが、“W∀といえば?牧”チームが粘りをみせて決勝進出を決めた。もうひとつの準決勝は、“根岸JAPAN”チーム対“魚魚魚魚魚魚フーフー!よみて♂”チーム。公式大会の常連とも言えるプレイヤーを擁する両チームの対決は、なんと4戦連続引き分けという結果に。勝負の行方は5戦目までもつれ込み、時間切れ直前で“魚魚魚魚魚魚フーフー!よみて♂”チームのリライターはひyたー選手が、“根岸JAPAN”チームの鏡華を使うペゲタミンB選手を撃破し勝利を納めた!
そしてついに決勝戦。各チームのプレイヤー名、使用キャラクター、選択していたおもなウェポンパックは以下の通り。
【W∀といえば?牧チーム】
・くっきーちゃん選手
片桐鏡華(コスト1900、標準型「ヒーラー」)
・夕陽(りりー推し)選手
シュリニヴァーサ(コスト1700、標準型「ペネトレイター」)
・紅のブタカシ!!!選手
羅漢堂旭(コスト2300、掃討型「ウォーリアー」)
・自慢のミートアーマー選手
草陰稜(コスト2100、上忍「エリートニンジャ」)
【魚魚魚魚魚魚フーフー!よみて♂チーム】
・金糸雀★選手
レミー・オードナー(コスト2500、領域支配型「ジェノサイダー」)
・関トリー娘選手
真壁主水(コスト1800、強襲型「ハンター」)
・リライターはひyたー選手
シュリニヴァーサ(コスト2000、突撃型「ペネトレイター」)
・アクセル@ノイ信者選手
草陰稜(コスト1800、妨害型「ストライダー」
決勝戦の1セット目は“魚魚魚魚魚魚フーフー!よみて♂”チームが、地形的有利を活かしてコスト面でリードを奪うも、“W∀といえば?牧”チームが丁寧に自チームのキャラクターの耐久力を調整し、最後はリライターはひyたー選手をステージ端に追い込んだ状態で挟み込み“W∀といえば?牧”チームが先取。
2セット目は、“W∀といえば?牧”が中盤まで優位に進めるも、“魚魚魚魚魚魚フーフー!よみて♂”チームも驚異的な粘りで最後に逆転のチャンスを作った! ……が、はひyたー選手が集中攻撃を受けてしまい、大歓声のなか“W∀といえば?牧”チームが優勝の栄冠を掴んだ。「もう日本には敵はいないかな。世界大会をやって欲しいですね」と語ってくれた“W∀といえば?牧”チームには、多数の賞品に加え、“本代表”という特別称号が与えられた。最高の盛り上がりを見せ、本大会は幕を閉じた。イベントそのものはその後も続き、『ガンスリンガー ストラトス2』の最新情報も公開され、プレイヤーを熱狂させていたぞ!