イケメンさんだってギターを学べちゃうんです『ロックスミス2014』

 2013年9月19日~22日の4日間に千葉県・幕張メッセで開催されていた東京ゲームショウ2013。日本マイクロソフトではブース内に“Xbox ライブ ステーション”を設置。連日、注目作のプレゼンを行い、場内やニコ生での放送を実施したが、ここでは最終日の9月22日(日)に紹介された2本の音楽ゲーム、ユービーアイソフトの『ロックスミス2014』とハムスター『Band Fuse: Rock Legends(バンドフューズ ロックレジェンド)』のイベントの模様をお届けしよう。

イケメンとネット界のカリスマの演奏を堪能できた『ロックスミス2014』と『Band Fuse: Rock Legends』のイベントをそれぞれリポート【TGS2013】_04

 『ロックスミス2014』は、本物のギターを使ってゲームをプレイするという音楽ゲームで、「ゲームでギターを学びたい」という方には、絶好のソフトになっている。シリーズ2作目にあたる『ロックスミス2014』には50曲以上の楽曲が収録されており、ザ・ローリング・ストーンズやエアロ・スミス、オアシス、ボブ・ディランなどの名曲が楽しめる。日本人にとってうれしいのは、B’zの『ultra soul』と、松本孝弘の『GO FURTHER』という邦楽が収録されていること。B’zファンにはうれしいのでは? さらに、こちらは有料のダウンロードコンテンツとなるが、布袋寅泰や斉藤和義、ゴールデンボンバー、RIZEなどが楽しめることも明らかにされている。

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▲ユービーアイソフトの福井蘭子さん。

 プレゼンには、ユービーアイソフトでPRを担当する福井蘭子さんが登壇。本作には難易度設定が存在せず、プレイヤーのスキルにあわせて自動的に難易度があがっていくことや、オリジナルの楽曲とまったく同じ演奏方法で楽しめる“マックスモード”などが説明された。勉強やスポーツにおいてもそうだが、なにかを習得しようと思うと“壁にぶつかる”というのは、往々にしてあるもの。当然『ロックスミス2014』においても、何度プレイしてもうまくいかない“壁”が出てくることが想定されるが、そんなときにうれしいのが、“リフリピーター”。前作でも好評だった本システムは、『ロックスミス2014』でさらに進化しており、苦手な1パートを何回でもくり返して練習できるようになっている。

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 記者も驚いてしまったのが新モードの“セッションモード”。こちらは、プレイヤーが気ままに弦をかき鳴らすと、それに合わせてAIのバックバンドが演奏を合わせてくれるという、ユニークな機能。しかも、プレイヤーが静かに音を鳴らせば静かな演奏に、大きな音を鳴らせば賑やかな演奏に……と、プレイヤーの強弱に合わせてくれるので、“演奏している感”が満点なのだ。まさに、ゲームならではのモードと言えるだろう。

 さらに福井さんからは、前作『ロックスミス』のDLCは無償で『ロックスミス2014』で楽しめることや、『ロックスミス』のパッケージ版に収録されていた楽曲は、こちらは有償になるが、『ロックスミス2014』に移せるようになることなどが説明された。

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▲ウワサのイケメンさん。バンドでボーカルを担当しており、なおかつギターも弾ける。言うことなしではないか!

 ちなみに、今回のプレゼンでゲームのデモを行なったイケメン男子はユービーアイソフトのスタッフさんのよう。もともとバンドをやっているというイケメンさんだが、本職(?)はボーカルとのこと。福井さんの、台本にないムチャぶりにもめげずに、しっかりとした演奏を披露していたイケメンさんは、1年くらいのあいだに『ロックスミス』で腕をめきめきと上げていったという。ユービーアイのイケメンさんにあやかって、記者も『ロックスミス2014』でギターを練習しようかな……と思った次第。

 『ロックスミス2014』は、Xbox 360、プレイステーション3、PCで、2013年11月7日発売予定だ。

日本マイクロソフトブースで、ネット界の3大カリスマが初共演

 『Band Fuse: Rock Legends(バンドフューズ ロックレジェンド)』も、本物の楽器をゲーム機につなげて遊べる1作。最大4人までのプレイが可能で、ボーカル、リードギター、リズムギター、ベースの4パートが楽しめる。セッションを組んだら楽しそうだな……と思わせるソフトだが、イベントではネット界で人気のカリスマプレイヤーさんが集結。『Band Fuse: Rock Legends(バンドフューズ ロックレジェンド)』で生演奏を披露してくれた。特別ゲストとして招かれたのは3人。ボーカリストの+α/あるふぁきゅん。さん、ギタリストの町屋さん、ベーシストのティッシュ姫さんだ。記者は不覚にも皆さん存じ上げなかったのですが、3人ともネット界では相当なカリスマ的な人気があるようで、動画再生回数も100万を超えている模様。記事を作成するための参考にネットで皆さんの演奏を拝見させていただいたのですが、ついついその歌唱&演奏に聞き惚れてしまい、時間の経つのを忘れてしまいました……。

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▲ボーカリストの+α/あるふぁきゅん。さん。6月22日にアップした『進撃の巨人』のOPの“歌ってみた”の動画が100万再生を突破し、一躍有名に。歌は本当にお上手で、記者も聞き惚れてしまいました。
▲ベーシストのティッシュ姫さん。最初に演奏しているときは、まったく気づきませんでしたが、性別は“姫”らしいです。お客さんが、「あの人足きれいよね~」と感嘆しておりましたが、本当に美脚。もちろん、ベーシストとしての腕も抜群。
▲ギタリストの町屋さん。超絶技巧で知られ、ネットの動画再生回数は数百万を優に超える。能面がトレードマーク。トークの合間にちょいちょいトリッキーな動きを織りまぜており、けっこうサービス精神旺盛なのでは……と思ったり。
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▲放送は会場の大スクリーンでも見ることができた。

 3人はそれぞれ個別に活動しており、いっしょにセッションを組むのは今回が初めて。つまり、ネット界の3大カリスマが、Xboxのブースで初顔合わせを果たした……というわけだ。イベントでは、3人はアラニス・モリセットの『You Oughta Know』や、ハートの『Barracuda』など『Band Fuse: Rock Legends(バンドフューズ ロックレジェンド)』に収録されている3曲を披露。さすがの歌唱力&演奏力を披露した。何よりも、皆さん生き生きとしていらっしゃいました。

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 さて、“Band Fuse でキミもネットのカリスマになれ!”というのがイベントのタイトル名。さすがにカリスマの皆さんのようにはうまくできそうもないけれど、友だちとわいわい演奏したら楽しいだろうなあ……と思ってみたり。「このゲームをプレイすれば、演奏もうまくなれそう」とのことなので、少し挑戦してみようかしら。

 『Band Fuse: Rock Legends(バンドフューズ ロックレジェンド)』は、Xbox 360、プレイステーション3で、2013年12月19日発売予定だ。

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