HarmlessSavageRebellionがリベンジを果たした!
2013年9月22日、『World of Tanks』の日本最強チームを決める大会“G-STAR World of Tanks 日本代表決定戦”が東京ゲームショウ2013のCyber Games Asia特設会場で開催された。
[DN] Silly Ducks Revolution(以下、SDR)とHarmlessSavageRebellion(以下、HSR)の2チームが激突し、HSRが接戦を制して優勝。HSRは11月に開催される韓国のゲームショウ“G-STAR 2013”にて、韓国代表とのエキシビジョンマッチに日本代表として参戦することになる。
「日本唯一の『World of Tanks』プロチームとして今日は絶対に勝ちます」
※[DN] Silly Ducks Revolutionはゲーミングチーム“DatonatioN”の『World of Tanks』部門
「今日は勝ちに来ました。Silly Ducks Revolution(シリーダックレボリューション)を北京ダックにして帰りたいと思います」
大会は7対7の人数で行われ、3本勝負の2本先取制。1戦あたりの制限時間は10分で、相手チームを殲滅するか、拠点を占領すると勝利となる。序盤は相手をけん制しながら静かに立ち上がり、後半に差し掛かったころに一気に展開が動くことが多い。スタート直後は両チームの動きを見ながら作戦の予想を立て、後半はダイナミックな砲撃戦を楽しむのが観戦のポイントだ。
遮蔽物が少なく、見晴らしのいいマップ。身を隠しやすい場所が少ないため、慎重に行動する必要がある。中盤から攻勢をかけたHSRがSDRを一気に殲滅した。
東側に市街地があり、全体的に微妙な高低差が多いのが特徴。両チームともに時間をかけて進軍していったが、残り時間わずかのところでSDRが仕掛け、どんどんHSRの車両を撃破していった。
西は山岳地帯になっており、東には川が流れている。西ルートを中心に進軍していたSDRに対し、HSRは東ルートに戦力を集中。スピーディーにSDRの拠点に到達し、そのまま守りきる形でHSRが速攻勝利を収めた。
この2チームはすでに予選で激突しており、そのときはSDRが勝利を収めている。一度は負けたHSRだが、ルーザーズブロックを勝ち抜いて決勝に進出し、そのまま優勝を果たした。ちなみに、SDRに所属するtomotti選手は平均与ダメージで世界ランク1位。全世界7000万人以上のプレイヤーの頂点に立っているのだ。そんなモンスターを擁していても戦術がかみ合わないと負けてしまうのだから、『World of Tanks』は奥深い。
先日のインタビューで、『World of Tanks』を運営するWargaming.netのCEO Victor Kisly氏は「世界中に日本人のサムライスピリットを披露する最高の舞台を用意します」と宣言してくれた。まずは“G-STAR 2013”で韓国代表チームを倒し、HSRの武士道を世界の『World of Tanks』プレイヤーたちに見せつけてほしい。
【おまけ】
『Wolrd of Tanks』ガールのお姉さんたち。円陣に加わったり、チームメンバーといっしょに勝利を喜んだりしていた。