iOS向けアプリに『MH4』のオトモアイルー登場
2013年9月19日から9月22日まで、幕張メッセ(千葉県)にて東京ゲームショウ2013が開催された。最終日のカプコンブースで大勢のギャラリーを集めたのが、前日も好評だった『モンスターハンター4』スペシャルステージ(⇒前日の模様はこちら)。登壇したカプコン辻本良三プロデューサーの関西弁トークと、藤岡要ディレクターのおちゃめぶりに、会場からの笑いが絶えないイベントとなった。
本イベントは、最新のコラボ情報を中心とする『モンスターハンター4』関連ニュースを伝えるコーナーと、来場者参加型イベント“『モンスターハンター4』チャレンジクエスト”の2部構成。このうち、ニュースコーナーでは、前日(⇒こちら)の記事でお伝えした情報のほか、iOS向けの『モンハン』関連アプリも告知された。
“チャレンジクエスト”にギャラリーも盛り上がる
続いて、“『モンスターハンター4』チャレンジクエスト”というタイムアタックイベントが開催された。これは、4人1組で協力し、10分間の制限時間内にモンスターを倒すというもの。制限時間をオーバーするか、3回力尽きると失格というルールだ。1回戦はテツカブラ討伐、2回戦はゴア・マガラ討伐と、計2回が行われることに。「制限時間内にクリアーしていただければ、すてきなプレゼントを差し上げます。4人のうち、ひとりは藤岡が入りますので安心してください!」(辻本氏)ということで参加希望者を募ると、会場のギャラリーは挙手したり声を出したりして、なんとか選んでもらおうと猛アピール。各回3人が選ばれた。
MCの宇佐美友紀さんの「一狩り」という掛け声に、会場中が「いこうぜ!」と拳をあげると、タイムアタックがスタート。新武器であるチャージアックスと操虫棍も選ばれ、それぞれの特徴を辻本プロデューサーが実況の合間に解説した。また、シリーズ初となる高低差を活かした立体的なアクションにも言及。藤岡ディレクターがモンスターに乗って攻撃するようすに合わせて「モンスターに乗ったらXボタンかAボタンで攻撃、暴れ出したらRボタンで耐えるのが基本ですが、Rボタンを押しながら攻撃することもできるので、乗っている間はRボタン押しっぱなしでいいです」と攻略法をレクチャーした。
藤岡ディレクターは、タイムアタック中に何度もモンスターへの乗り状態に。ゴア・マガラ討伐戦では残り時間がわずかとなり、プレイヤーたちがクリアーをあきらめかけたところに、「乗った!」と一筋の希望を与えた。が、つぎの瞬間、まさかの落下。力尽きて討伐は失敗に終わり、会場は爆笑の渦に。本来、クリアーした参加者に与えられる“カプコンフィギュアビルダー クリエイターズモデル リオレイア”が、敗因となってしまった藤岡ディレクターの自腹で(?)プレゼントされていた。
(取材・文:ライター/櫛田理子)