日本ファルコムの魅力をまるっとお届け!
2013年9月19日~9月22日の期間、千葉県の幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2013(19日、20日はビジネスデイ)。ここでは、日本ファルコムブースで開催された『ティオのファルコムラジオめんどくさいです…でもがんばります』(以後、『ファルコムラジオ』と記載)の公開録音の模様をお届けする。
『ファルコムラジオ』とは、メインパーソナリティーに、『英雄伝説 零の軌跡』の人気キャラクター、ティオ・プラトーのボイスを担当した水橋かおりさんと、JDKバンドのボーカル小寺可南子さんのふたりが送る、ファルコム系の情報配信ラジオだ。「ファルコムゲームの調教番組です(笑)」と謳う本番組がTGS2013の舞台に颯爽登場!
まさかの社長本人の登場! 「来年はなにかでかいことをやりたい」
本日の公開録音の特別ゲストとして登場した、日本ファルコム社長の近藤季洋氏。開口一番「まずは座りませんか」と、なかなかなおちゃめっぷりを発揮した。ここで近藤社長は「『軌跡』シリーズ10周年となる来年には、何かでっかいことをやりたいな」と語った。それに対して挙げられた「学園ラブコメとかどうですか?」との提案には、「声優さんのギャラが大変そう」と思わず苦笑いを見せた。
『軌跡』シリーズ誕生秘話!?
公開録音はアットホームな雰囲気で進み、ラジオでおなじみの“カディス岡島のファルコムクロニクル”のコーナーへと移っていった。ここで、JDKバンドでドラム担当の岡島俊治氏とキーボード担当の上倉紀行氏が講師役として登場。毎回『軌跡』シリーズだけではないファルコムを、ガチで叩き込んでいく本コーナーが、このTGSの公開録音で紹介するために用意した作品は『英雄伝説III 白き魔女』(以後、『白き魔女』と記載)だ。
ファンの中で名作と名高い『白き魔女』だが、なんと近藤社長、この作品に魅せられて日本ファルコムに入社を決意したほどの『白き魔女』の大ファン。そして、さらに驚きだったのは、近藤社長と同じように『白き魔女』に惹かれて、日本ファルコムに入社した人が多かったこと。そしてそのメンバーが集まって作ったのが、『軌跡』シリーズの始まりである『英雄伝説 零の軌跡』だということだ。まさに『軌跡』シリーズの生みの親となる『白き魔女』に対する語りは、“巻き”が入るまで熱く続いた。
『閃の軌跡』を実際にプレイ
マニアックトークに花を咲かせたあとは、なんと2013年9月26日に発売予定のプレイステーション3、プレイステーション Vita対応ソフト『英雄伝説 閃の軌跡』(以後、『閃の軌跡』と記載)を実際にプレイさせてもらえることに。ゲーム序盤の一部分を出演者のみんなで遊んでみることになった。コマンド選択式の戦闘画面ながら、まるでアクションゲームを遊んでいるかのようなスピーディーな展開に、出演者も客席も食い入るようにゲーム画面を見続けていた。
(取材・文:ライター/たけやん)