広大な世界で生きる、独自の生態を持つモンスターたち
カプコンのハンティングアクションゲーム、『モンスターハンター4』(以下、『MH4』)の発売日まで、あと1ヵ月! 迫る狩猟解禁日に向けて、全国のハンターにこれまでの情報を、10回連続でお届けしていく。最新情報にはディレクター藤岡要氏のコメントを添えて掲載。進化を遂げる『MH』の世界を、とくとご覧あれ!(第4回)
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今回は、モンスター大全の3回目。ラストを飾るのは、謎多きモンスター、ゴア・マガラだ。
黒蝕竜 ゴア・マガラ
目撃例の少ない、謎多きモンスター。ゴア・マガラには目がなく、外敵を察知した際は毛状の鱗に付着した黒い鱗粉を撒き散らして感知能力を強化すると同時に、外敵に鱗粉を付着させたり、吸い込ませることで位置や熱量を把握しているとされる。その姿から、“黒蝕竜※”とも称されているようだ。なお、鱗粉を吸い込んだ生物は神経系が過敏になり、凶暴化したり、逆に抵抗力が弱まることが判明している。ギルドでは鱗粉を“狂竜ウイルス”、それが引き起こすハンターの症状を“狂竜症”と呼んで警戒している。
※蝕は正しくは旧漢字です。
【STAFF COMMENT/藤岡要氏】
ゴア・マガラをストーリーにしっかり絡ませたいと思いまして、いままでの作品で登場してきたシンボルモンスターよりも、かなり謎めいた設定にしてあります。姿(ビジュアル)を見ても、どんな生態であるのか、なかなか想像しにくいかと思いますが、それはそうした設定を意識して制作にあたった経緯があるからなのです。狩猟では、凶竜ウィルスを始め、いままでにない状態異常に陥る攻撃をしてきます。また、ゴア・マガラには、“先の展開”を用意して、段階を踏んでユーザーに迫る緊迫感を煽っていくようなモンスターに仕上げました。
周囲に鱗粉を撒き散らし、ゴア・マガラの持つ感知能力がピークに達すると……!
ゴア・マガラ狂竜化
感知能力がピークに達すると、ゴア・マガラは狂竜化する。翼が脚のようにせり出すほか、頭部からは感覚器官が出現し、大量の鱗粉を放出する。行動も大きく変化するようだ。
▼ブレス
前方に広範囲のブレスを放つ。大量に放出された鱗粉と反応を起こし、連鎖するような
爆発が発生する点が特徴。完全に避けきるのは至難の技だろう。
▼拘束攻撃
強靭な翼脚を使ってハンターの体を捕らえ、拘束攻撃に持ち込んでくることもある。ボタ
ン連打などで素早く抜け出さないと……。
▼翼脚叩きつけ
翼脚を振り下ろすように地面に叩きつけて攻撃する。大地をも揺るがす絶大な破壊力を持ち、食らえば致命的とも言えるほどの大ダメージを受けてしまう。
▼突進
翼脚がせり出し、6本脚状態になったゴア・マガラは、段差や空中など、さまざまな状況下から強烈な突進攻撃をくり出してくる。
モンスターハンター4
メーカー | カプコン |
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対応機種 | 3DSニンテンドー3DS |
発売日 | 2013年09月14日 |
価格 | 5990円[税込] |
ジャンル | アクション |
備考 | プロデューサー:辻本良三、ディレクター:藤岡要 |