『三国志を抱く』とは
オンラインゲームで多数のヒット作を輩出してきたネクソンが放つ、新作シミュレーションMMORPG『三国志を抱く』。古代中国での三国時代を描いた『三国志演義』の世界を舞台に、自分の分身となるオリジナル君主を操り、有名武将を集めて育成し、さらには内政や戦闘なども楽しめるタイトルだ。また、ひとつのアカウントでPC、スマートフォン、タブレットと3つの異なるプラットフォームでのプレイが可能な“クロスプラットフォーム”システムを採用しており、いつでもどこでも楽しめるのも特徴。
今回は、2013年4月24日から5月9日まで実施予定のクローズドβテストの直前企画として、戦闘を中心とした同作のシステムを紹介しよう。
期間中に遊び尽くせないほどの圧倒的なボリューム
クローズドβテストでは、『三国志演義』の壮大な物語本編のうち、黄巾賊の乱から董卓の専横を描いた第1幕のすべての要素がプレイ可能となっている。コミックや小説などで『三国志演義』についてご存知の方なら、「黄巾族や董卓なんて、序盤の序盤じゃないか!」や「ほとんど遊べないのでは?」という声が上がるかもしれないが、さにあらず。一幕だけでも500以上のクエストで構成されており、その他にも武将たちの過去のエピソードなどを描いた番外編(いわゆるサブクエスト)も収録されているのだ。
また、物語の見せかたもしっかりしている。ミニドラマの最中にはキャラクターの感情を表現するアイコンが表示されたり、随所にボイス入りのムービーが挿入されたりなど、プレイヤーを引き込む演出にも要注目だ。
<番外編>張角、張梁、張宝の過去 ストーリー
張角が南華老仙に出会い、張梁、張宝とともに三兄弟で太平道を創始した当時の物語。
堕落した毎日を送っていた張角の前に、南華老仙が現れた。南華老仙は腐敗しきった国を救うように張角に語り、“太平要術書”を渡す。同時に、「“太平要術書”には人を癒す不思議な力を操る方法が書かれているが、もし悪の心が芽生えれば、その報いを受けることになるだろう」と予言する。
張宝は南華老仙にもらった力を活かし、兄弟や人々を助けるが、あまりの力の強さに自制が効かなくなり、やがて悪の道へと堕ちていってしまう。
ボリューム満点なのはクエストだけではない。『三国志を抱く』では、多彩な形式の戦闘や内政が用意されており、ブラウザゲームにありがちな“待ち時間”なしでエンドレスにゲームを楽しめるようになっている。戦闘は、基本的には仲間にした武将たちのなかから最大4人を選んで部隊を編成し、碁盤の目のように区切られたマップ上を動かしながら、敵部隊とターン制のコマンドバトルを行うことになる。
戦闘には通常戦闘のほか、以下のような種類がある。
・軍営戦……おもにPvP(※プレイヤー同士が戦うモードのこと)形式で行われる戦闘で、敵陣営の関門の破壊を目指す。チームワークと戦略を駆使すれば、勝利して宝物を入手可能。
・出征……こちらもPvP要素が強いシステム。ほかのプレイヤーに戦闘をしかけ、領地を侵略する。
・戦略戦闘……物語の流れのなかで発生し、敵の殲滅だけでなく特定の目的を達成することを目指すイベント的な戦闘。
本編中に展開する通常戦闘や戦略戦闘のほか、対人戦の要素となる軍営戦や同盟対戦、攻城戦といった多彩なタイプの戦闘が存在するため、それらをひとつひとつ楽しんでいるだけで、あっという間に時間が過ぎ去ってしまうのだ。
このほか、内政やほかのプレイヤーとの交流なども楽しめる本作。とにかくやれることが多く、クローズドβテスト期間中にすべてを遊び尽くすのは困難ではないかと、ネクソン担当者も鼻息を荒くしていた。過去、多くのゲームでこういったメーカー側の予想は裏切られてきたが、本作でも超人的な活躍を見せるプレイヤーは現れるのだろうか?
気軽に楽しめる協力プレイにも注目!
クローズドβテストを前に、実際に体験プレイをしてみて感じたのは、とにかくたくさんの要素が詰め込まれたゲームだということ。戦闘、内政、ほかのプレイヤーとの対戦・協力を始めとした交流、そして各街の人々との何気ない会話など、基本無料のブラウザゲームとは思えないほどのボリュームが最初から楽しめるのは、なかなか例を見ないタイトルだと思われる。とくに、ほかのプレイヤーとパーティーを組んで、協力して挑む戦闘がおもしろい。
戦闘と言えば三国志の華であるが、仲間と協力することで、挟み撃ちやアイテム使用など、あらゆる面でメリットを得られるので、おもしろいほど敵をサクサク倒すことができるようになる。まさに破竹の勢い(※)で敵を蹴散らしていくのは気持ちいい。それでいて、協力プレイには多人数を集める必要はなく、気軽にできるのもすばらしいところである。やり込み要素の豊富さと敷居の低さ、両方を兼ね備えた本作のお披露目となるクローズドβテスト、その報告も今後の更新で行っていく予定なので、注目していてほしい。
※破竹(はちく)の勢い……竹が切れ込みを入れると、あとは一気に割れてしまうように、止められないほどの勢いのこと。三国で最後まで残った呉と、諸葛孔明のライバル・司馬懿の息子たちが建国した晋の戦いで用いられた言葉。呉の底力を恐れる同僚たちに対し、晋の将軍・杜預はこのたとえを用いて一気に攻め込むことを進言し、呉を勢いに任せて攻め滅ぼした。
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