ユービーアイソフトから2026年12月3日に発売予定のNintendo Switch 2、プレイステーション5、Xbox Series X|S、PC用ソフト『レイマン レジェンド リトールド』。 本作は2013年に発売された『レイマン レジェンド』のストーリーにアレンジを加え、ビジュアルを一新したタイトル。ドラゴンにまたがって空を駆ける新たな遊びや新ステージなどの追加要素も用意されている。
そんな本作のメディア向け先行試遊会が実施されたので、本記事ではシリーズ未プレイの編集者が初めて『レイマン』に触れた感想をメインに、体験会でプレイできた内容のレビューをお届けする。
シリーズに触れてこなかったことを後悔。歯ごたえたっぷりアクションが好印象
上でも書いた通り、筆者は『レイマン』シリーズ未プレイ。横スクロールアクションは大好きなので『レイマン』という名前は知っていたし、今回プレイした『レイマン レジェンド リトールド』のもとになっている『レイマン レジェンド』は学生時代に購入するかどうか悩んだことを覚えている。
今回先行試遊会でプレイできたのは序盤の限られたステージなのでゲーム全体のことはまだわからないことも多いが、試遊会でのプレイを終えた筆者はこう思った。あのときの僕……迷わずに『レイマン レジェンド』を買え。初めて遊ぶ『レイマン』は、想像以上におもしろかった。

まず、アクションの手触りがとてもよかった。基本操作は移動、ダッシュ、ジャンプ、滑空、パンチと非常にシンプルながら、キビキビと動き回れる。
プレイできた範囲では、敵の当たり判定やステージの構造への不満点もなく、軽快なアクションの楽しさにのめり込むことができた。

なお、難度は高めで基本的に1回でも被弾するとリトライとなる硬派な仕様。そのため、筆者自身何度もチェックポイントから再開することになったのだが、リトライが非常に早いうえ、いわゆる残機のシステムがないため、何度でもチェックポイントからやり直せるのがうれしかった。

連続で何度もリトライすると“妖精の祝福”という完全に無敵になる機能が使えるようになる。ほかにも、複数回のダメージを無効化できる“ゴールドハート”を獲得できる救済措置も用意されている。これらの設定はオプション画面からいつでも有効化できる。
さまざまなゲームジャンルのエッセンスを取り入れた多彩なゲーム体験
豊富に用意されたステージの中にはキャラクターのサイズを変えながら進むものや、相棒のマーフィーが手を貸してくれるものなど、さまざまなギミックがあり、あれこれ試行錯誤しながら軽快なアクションを駆使して進んでいくのがおもしろい。「つぎのステージにはどんなギミックがあるんだろう?」とワクワクしながらプレイできた。

挑戦するステージを選択するエリアでもキャラクターを操作可能。宝箱が隠されているなど、遊びもしっかり用意されている。
なかでも気に入ったのがBGMに合わせてジャンプやパンチをくり出しながら攻略していく“ミュージックステージ”。
自動でスクロールしていくステージの構造に合わせてキャラクターを動かしているだけなのに、自然とリズミカルにアクションを楽しむことができ、プレイ感覚はさながらリズムゲーム。


自分が操作するキャラクターのジャンプやパンチの効果音もBGMの一部になるような感覚が非常に気持ちいい。
画面のスクロールに合わせてステージの背景でボスが動き回るのだが、このアニメーションもおもしろく、そちらに注目しすぎてやられてしまうこともしばしば。

ミュージックステージ自体はオリジナルの『レイマン レジェンド』からあったようだが、3Dグラフィックで表現されたステージの美しさは本作ならではだろう。オリジナル版のファンでも、間違いなく楽しめるはずだ。

ボス戦も歯ごたえのあるバトルが楽しめる。
また、新要素のひとつである、ドラゴンの背に乗って飛び回るステージはシューティングゲームのような遊びとなっており、アニメーションもにぎやか。試遊会でプレイできたステージはそれほど難しくなかったこともあり、箸休めのような感覚でプレイできた。

このように、横スクロールアクションがメインだが、さまざまなジャンルのエッセンスが取り入れられているので、ひとつのゲームを遊んでいるのにまるで何本も違うゲームを遊んでいるような体験ができるのは『レイマン レジェンド リトールド』の魅力。
本作で追加されたステージでは妖精の力を使う新たなギミックも。横スクロールアクションとしても遊びの幅が広い。

ただ、先ほど軽く例に挙げたキャラクターが小さくなるギミックは、ステージの派手さと相まって、自分がどこにいるか見失ってしまうことがあった。筆者がプレイしたバージョンは開発段階で、リリースに向けて内容をさらに磨き上げていくとのことだったので、製品版では改善されていることを期待したい。
ケチをつけてしまったが、冒頭でも述べた通りアクションゲームとしての手触りはよく、間違いなくおもしろい。かつての筆者のように食わず嫌いをしている人がいれば、ぜひ本作で『レイマン』の世界に触れてみてほしい。アクションゲームが好きなら楽しめるはずだ。