爽快感が増し、アクションゲームとしても進化
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地上では主人公、空中ではドラゴンを操作して群がる敵をなぎ倒していく、ダークな雰囲気の世界観とストーリーが人気アクションRPG『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズ3作目。シリーズ10周年の記念作品となっており、プロデューサーに柴貴正氏、クリエイティブ・ディレクターにヨコオタロウ氏、キャラクターデザインに藤坂公彦氏、サウンドに岡部啓一氏と、シリーズの中核メンバーが集結して制作されました。
時系列は『1』から約100年前。戦乱と地方領主による圧政がはびこる暗黒時代が絶大な力を持った5人の女性“ウタウタイ”たちによって終わりを告げ、束の間の平和が訪れた世界が舞台になります。英雄となったウタウタイたちは各国へと散らばり、民衆を統治する立場に。そんななか、本作の主人公であるゼロはウタウタイ姉妹の長女でありながら、妹たちを皆殺しにするために行動を開始する……というストーリーです。
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アクション要素は前作よりも爽快感が増して進化している一方、ストーリーは従来の通りダークでありつつもコミカルな味付けも強く、シリーズの中でも異彩を放っていた印象があります。ゲームの冒頭にはシリーズファンが驚くビックなサプライズも。12年前の作品なのでネタバレしてもいいような気もしますが、ぜひプレイして驚いてほしいのでここでは伏せておきます(笑)。
物語の中心となるのはゼロと相棒の白き竜ミハイルのほか、敵のウタウタイの姉妹、ワン、トウ、スリイ、フォウ、ファイブの5人。面倒くさがり屋なうえにかなりの乱暴者であるゼロを中心に、不思議ちゃんのスリイや豊満なボディで周囲を誘惑するファイブなど、どれもクセの強いキャラクターばかり。また、ゼロとワン以外のウタシマイには“使徒”と呼ばれる男性が付き従っていて、ナルシストなセントや、老いてもなお性欲が盛んなオクタなど、忘れられないような人物が多かったです。どのキャラクターも賛否呂論あるくらいぶっ飛んでいましたが、自分はみんな大好きでしたね~!
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アクションは、これまでのシリーズに比べてとてもスピーディに。瞬時に武器を切り替えながら、コンボを叩き込んでいくのが気持ちよかったです。戦闘中にキャラクターたちがしゃべりまくるのも本作の特徴で、声優陣の名演や怪演を聴けるのが楽しかった記憶。また、終盤には音ゲーのようなモードもあり、その難しさが話題になりました。決してクリアーできないものではないのですが、リズム感のない筆者はけっこう苦労しましたね。
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『ニーア』シリーズでヨコオタロウ氏の作品を好きになった人は多いと思いますが、『ドラッグ オン ドラグーン』も名作ですので、プレイしたことがない人はぜひ遊んでみてください。個人的には『ニーア』と『ドラッグ オン ドラグーン』のどちらも好きなので、両シリーズの新作が発表されるとうれしいな~と思っています! スクウェア・エニックスさん、よろしくお願いします!!














