『牌神』シリーズや『アメリカ横断ウルトラクイズ』も販売していたデジキューブ
1996年(平成8年)2月6日は、デジキューブが設立された日。本日で設立から30周年の節目を迎えました。
デジキューブはコンビニエンスストアにおけるソフトウェア販売を目的としてスクウェア(現スクウェア・エニックス)の100%出資により設立された会社。従来も一部のコンビニではゲームソフトの予約販売などは行われていたものの、常設コーナーを設けての販売は初の試みでした。「ゲーム買うなら、コンビニだ。」というキャッチコピーが耳に残るテレビCMを覚えている人も多いのではないでしょうか。
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コンビニエンスストア店内に設置された専用端末。
特徴としては定価販売であったことと販売店からの返品を受け入れる返品制度を導入していたことでしたが、ゲーマーの視点としてはゲームソフトを発売当日の朝に受け取れることやデジキューブだけの予約特典が多かったことが魅力だったのではないでしょうか。
とくに『ファイナルファンタジーVII』は予約特典として限定ガイドブックが付いてきたのでこの本が欲しくてデジキューブを利用した人も多いはず! 『ファイナルファンタジーIX』のビビのぬいぐるみや、『ファイナルファンタジーX-2』のユウナのストラップなども懐かしいですね。また、『トバル2』をはじめとしたコンビニ専売のタイトルもありました。こういう販売スタイルのソフトが存在したことを知る人はいまでは少ないのでは?
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週刊ファミ通2000年7月7号に掲載された『ファイナルファンタジーIX』の限定予約特典に関するデジキューブの広告と、実際の特典“おすわりぬいぐるみ 黒魔道士ビビ"。
ほかにもサウンドトラックCDやDVDの販売、攻略本“アルティマニア”シリーズなどの出版も手がけていたデジキューブ。ゲームの販売元としても機能しており、長寿クイズ番組をリアルに再現した『アメリカ横断ウルトラクイズ』や『パネルクイズアタック25』、野球部の監督になって、全国制覇を目指してチームを育てる『栄冠は君に2002~甲子園の鼓動~』、実況音声入りの臨場感溢れる麻雀が楽しめる『牌神』シリーズなどを手がけていました。
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週刊ファミ通1997年10月10号掲載の広告。サウンドトラックや攻略本も販売していたことがわかる。
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こちらは週刊ファミ通1999年4月2日号に掲載された広告。『サガ フロンティア2』にはデジキューブオリジナルのジャケットがあった。
ゲームソフトのPR映像などを配信する“デジキューブチャンネル”の放送や、音楽やブロマイドの販売、デジタルカメラのプリントサービスがおこなえる“キオスク端末事業”への参入も行っていたデジキューブですが、2003年11月に負債を抱えて倒産。出版事業や音楽ソフト事業のものの中にはスクウェア・エニックスに引き継がれて、再販されているものも多いです。