【カプコン決算】『モンハンワイルズ』1000万本突破、『バイオハザード』シリーズ伸長などが業績に貢献。12期連続の営業増益を達成

【カプコン決算】『モンハンワイルズ』1000万本突破、『バイオハザード』シリーズ伸長などが業績に貢献。12期連続の営業増益を達成
 2025年5月13日、カプコンは2025年3月期の決算短信を発表した。
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 売上高は1696億400万円(前期比11.3%増)、営業利益は657億7700万円(前期比15.2%増)、経常利益は656億3500万円(前期比10.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は484億5300万円(前期比11.7%増)を記録。12期連続の営業増益、10期連続で10%以上の営業増益を達成した。
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 デジタルコンテンツ事業としては、売上高は1251億2800万円(前期比4.4%増)、営業利益は651億7200万円(前期比8.9%増)に。

 『
モンスターハンターワイルズ』の販売本数1000万本突破が業績に大きく貢献。『モンスターハンター』や『バイオハザード』シリーズ全体の数字を堅調に伸ばしたこと、連携強化による『ストリートファイター6』のeスポーツ展開なども好成績に影響したようだ。
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 モバイルコンテンツにおいても『モンスターハンターNow』が累計1500万ダウンロード、『モンスターハンターパズル アイルーアイランド』が100万ダウンロードを突破するなど好調。

 26年3月期には、2025年5月16日発売の『
カプコンファイティングコレクション 2』、5月23日発売のリマスター版『鬼武者2』、6月5日発売のNintendo Switch 2用ソフト『ストリートファイター6』、『祇:Path of the Goddess』のほか、他タイトルも鋭意制作中だという。

 なお、デジタルコンテンツ事業において、26年3月期は新作投入とリピート作拡販により本数増を計画。同期の新作販売本数は800万本としている。
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 また、次期事業戦略をまとめた今後の見通しによると、『ストリートファイター6』を活用したeスポーツビジネスにおいて、今夏サウジアラビア開催の世界大会“Esports World Cup”との連携が決定。“CAPCOM Pro Tour 2025”を含む大会との協力体制の構築により、『
ストリートファイター』の認知拡大やグローバル市場での成長を図るという。
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