『ゼンレスゾーンゼロ』(以下、『ゼンゼロ』)初心者がやってはいけない、注意すべきことについてまとめて紹介する。
※本記事は、先行プレイと第3回βテストの内容をもとに作成しており、リリース時のゲームとは内容が異なる場合があります。主人公選択はやり直せない
主人公はアキラとリンという兄妹。ゲームの冒頭で、どちらの視点で本作を楽しむかを選択することになるが、後から変更はできないので注意しよう。いまのところ主人公によるストーリー、ゲーム内容などの変化は確認できていないので、自分の好みで選んでいい。
選択していないほうが、ホロウに入った際のアナウンスを務める。
ポリクロームを常設ガチャに使わないほうがいい
本作は変調(ガチャ)によって、新たなエージェント(プレイアブルキャラクター)や音動機(武器)を獲得できる。変調は、つねに実行できる“常設チャンネル”と期間限定の“独占チャンネル”があり、いずれのガチャも1回に160ポリクローム、もしくは各チャンネルに対応するマスターテープというアイテムが必要となる。
独占チャンネルは期間が終了すると、復刻までそのエージェントや音動機は入手できなくなる。このガチャのスタイルは『原神』や『崩壊:スターレイル』と共通しており、βテストの仕様のままなら、いわゆる天井(Sランクエージェントや音動機の入手保証)にかかるガチャの回数も“独占チャンネル”をまたいで引き継がれるようだった。90連でSランクエージェントが確定(ピックアップは50%の確率)、180連でピックアップSランクエージェントが確定。
Sランクのエージェントや音動機が出る確率はかなり低い。おのずと天井を頼りにガチャを行うことになるだろう。
まとめると、“常設チャンネル”はいろいろなコンテンツで入手の機会のある“未加工マスターテープ”(常設専用)で引く。そして、溜まったポリクロームは“独占チャンネル”に使うのがよさそう。
ちなみに、“常設チャンネル”を300回引くと、6体のSランクエージェントから1体を指定して獲得できる(1回限り)が、よほどの思い入れない限りはポリクロームは常設チャンネルに使わないほうがいい。
限界突破は6回まで可能
こちらもHoYoverse作品おなじみの仕様。所持しているキャラクターをガチャで引き当てると、心象映画(限界突破)用のアイテムが手に入り、キャラクターの強さを引き上げられる。
エージェントはSランクとAランクに分かれているが、入手しやすいAランクエージェントのほうが限界突破が進みやすく、一概にSランクのほうが強いと言えなくなる可能性もあるので、手持ちのエージェントの強さはしっかり確認しておこう。
バトルでは敵が閃光を放ったらとりあえず回避か交代を実行
とても奥が深い本作のバトルだが、初心者がまず最初に覚えたほうがいいことはひとつ。それは相手が閃光を放ったら、回避か交代を実行するということだ。
閃光は、相手が攻撃を仕掛けていますよというサイン。ここで回避や交代の入力に成功するとド派手な演出とともに“極限回避”、“極限支援”が発生。直後に攻撃ボタンを押すと、無敵状態で強力な反撃を叩きこんでくれる。
まずは、攻撃とスキルを適当にポチポチしながら、極限回避や極限支援からの反撃を叩き込むという立ち回りを覚えよう。その後、ゲームに慣れてきたら属性の相性や状態異常、各エージェントのスキルの特徴など覚え、戦いに反映させていくといい。
インターノットレベルを上げるとより難度が高いコンテンツに挑める
ストーリーや依頼などをクリアーすると、クレジットが獲得できる。これは、主人公の信用度を示す“インターノットレベル”を上げるために必要なポイント。インターノットレベルは、クレジットが一定数貯まるごと上昇する。10の倍数が節目となっていて、エージェントや音動機、ボンプのレベル上限が引き上げられる。
具体的には、インターノットレベル10でエージェントや音動機などのレベル上限が20に上昇。インターノットレベル20ではエージェントなどのレベル上限が30になるといった具合だ。
インターノットレベルは、『原神』で言う冒険ランク、『スターレイル』で言う開拓レベルのようなもの。
インターノットレベルは、遊べるコンテンツの種類や選択できる難易度にも影響する。クレジットだけを効率よく稼げるようなコンテンツはないが、ほぼすべてのコンテンツの初回クリアー時の報酬としてクレジットが手に入るので、幅広くいろいろなコンテンツに手を出すといい。
浅く広く育てると素材やディニーが足りなくなるかも
バトルに参加できる人数は基本的には3人。最初のうちは余るくらい育成用アイテムが手に入るので、ついたくさんのエージェントや音動機を育成したくなるが、あまりおすすめはしない。
前述したように、インターノットレベルが節目を迎えるごとにエージェントなどのレベル上限は10上がり、一部のコンテンツではより高難度のステージが選択可能になる。ここで育成素材が足りないと、せっかく高難度のステージに挑めるのにエージェントや装備品のレベルが不足し、クリアーができない、といった状況になりかねない。
ゆくゆくは4人以上の高レベルのエージェントが必要になるコンテンツも登場するが、最初は重点的に育成するエージェントを3人に絞り、レベル上限がアップしたらすぐに最大まであげられる状況を維持しながら遊ぶと、あまり苦戦することなく、いろいろなコンテンツに手が出せるはずだ。
手持ちエージェントは人それぞれになるので言及するのは難しいが、当面は最初から使えるニコ、アンビー、ビリーでも十分戦っていける。
日課コンテンツはすぐに終えられる
運営型のタイトルにはつきものの、日課的なコンテンツがすぐに終わるのも本作の魅力。ログインしたらスクラッチを削り、ラーメンを食べ、コーヒーを飲み、ビデオ屋の開店準備をしたら、何回か素材集めのバトルに挑むだけで完了だ。具体的にどんな要素があるかは、別の記事にまとめてあるのでそちらをご覧いただきたい。
日課が開放されるのは少しメインストーリーを進めてから。まずは、コンテンツの開放を目指して遊ぼう。