ジョン モーリー最後の事件簿(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
ゲーム黎明期のポイント&クリックアドベンチャ ーが持つクラシカルな空気を、3Dで楽しめる一本。 散りばめられた謎解きやホラーは、物語の彩り的 存在で、マップやメモ機能などのゲーム的UIもな く、一本の映画を観ているかのようなプレイ感と ボリューム。全体的に暗い画面も雰囲気作りにひ と役買っている。作り手のこだわりを感 じる作風かつシリアスな物語だからこそ、 被害者の日本語名が気になった。
週刊ファミ通1949号より
不気味なロケーションでビクッとさせられるホラ ー的な側面も多少あるけれど、雰囲気をばっちり 味わえて物語に入り込める。こういう話かなと予 想しながら進めるのはおもしろい。推理要素がほ とんどないのはいいとしても、謎解きのパターン は少ない印象かな。長めの映画を観るくらいの時 間でエンディングを迎え、リプレイ性も あまり高くないため、コストパフォーマ ンスについては気になるかも。
週刊ファミ通1949号より
イギリスの探偵ものから連想される、クラシック で陰鬱なムードは満点。その演出の一環でもある 画面の暗さには疲れますが、よくも悪くも数時間 程度でエンディングを迎えるボリューム感で、作 品世界に踏みとどまれました。やや唐突に思える パズル要素も、不気味な館が説得力を付与。真相 が気になるストーリーと、過去にどんな活 躍をしたのかが気になる主人公像、どち らにも興味をそそられました。
週刊ファミ通1949号より
整然としてはいるものの、臨場感に乏しいグラフ ィックが、廃墟探索の陰鬱さにマッチしています。 ゲーム的なチャレンジは“蛍光色で光っているポイ ント探し”が中心ですが、配置が死角を絶妙に突い ていたりするので、マンネリ感はさほど感じませ ん。発見した長文書類の内容を主人公がひとり言 で要約してくれるのも、親切でいいです ね。短期集中で、うすら不気味なムード を味わいたい人向けの佳作。
週刊ファミ通1949号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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