メタファー:リファンタジオ(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
プレイ感覚自体は近作の『ペルソナ』シリーズとほぼ同じような印象。スケジュールを管理しながら物語と冒険を堪能できるシステムが本作でも見事にハマって秀逸でした。王位争奪という目的に邁進する中で支援者と体験するエピソードの数々に一喜一憂。要所で訪れる山場の痛快さもたまらないです。“アーキタイプ”の有利不利を考慮しての編成や、バトル前に行う軽いアクション要素も楽しいね。
週刊ファミ通1868号より
現実世界との対比を意識させる幻想世界での物語にグイグイ引き込まれるし、展開も熱い。キャラもじつに魅力的。プレスターンバトルや“アーキタイプ”の力を駆使して戦う仕組みなど、『ペルソナ』シリーズに似た戦闘システムはなじみやすく、ハラハラしつつ爽快感も味わえる。コマンドバトルへ突入する前にアクションでの駆け引きがあり、格下の敵はフィールド上でそのまま倒せるのもグッド。
週刊ファミ通1868号より
次期国王の座を巡る争いの物語に、どんどん引き込まれていきました。暗殺事件や格差社会などのシリアスな場面から、選挙戦でクセ強めなキャラクターたちと競う展開になったりと、激動の日々が心をとらえて離しません。人々との交流によりできることが増えたり、戦いかたの幅が広がるのも楽しいね。協力技など工夫のしどころはしっかりありつつも、スムーズに遊べる配慮が随所にあるのがうれしい。
週刊ファミ通1868号より
“アトラスRPG”を遊んだことのない人でも迷わずに楽しめるようなユーザー誘導が秀逸。少々冗長的に感じるものの、ゆっくりじっくりと本作の世界観およびゲームシステムに慣れさせてくれる。アクションとコマンドを使い分けるバトルシステムは新鮮で、独特の戦略性が魅力。また各種“アーキタイプ”を集めたり付け替えたりといった遊びもやり込み甲斐アリ。スタイリッシュかつ使いやすいUIも秀逸。
週刊ファミ通1868号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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