ロゴジャック広告

『メタファー』初の展覧会は350点以上の設定資料やリアル“候補者の張り紙”、鎧戦車の作戦室の再現など盛りだくさん。クリエイター陣のコメントは熟読したくなる

byギャルソン屋城

更新
『メタファー』初の展覧会は350点以上の設定資料やリアル“候補者の張り紙”、鎧戦車の作戦室の再現など盛りだくさん。クリエイター陣のコメントは熟読したくなる
 アトラスの完全新作ファンタジーRPGとして、2024年10月11日に発売された『メタファー:リファンタジオ』(以下、『メタファー』)初となる大規模展覧会が2025年3月8日~23日に東京都品川区の寺田倉庫 B&C HALL(最寄り駅:天王洲アイル)にて開催される。本記事では、開催前日のメディア向け内覧会で公開された会場内の模様、見どころをお届けしよう。
広告

インパクト十分のアガる展示物がお出迎え!

 『メタファー』は2016年12月に『PROJECT Re FANTASY』として制作が発表され、以来約8年をかけて緻密に作り込まれた大作RPG。「1作品だけの展示なんて、見どころもそんなにないんじゃないの?」と勘ぐられる方もおられようが、心配ご無用。展示物は多く、撮影スポットもいくつも用意されていたりと、なかなかに見応えある内容となっている。

 会場に入ると、まずはおなじみのアーキタイプ“シーカー”の巨大な立像がお出迎え。しかもこいつ……赤く光るのだ! 
[IMAGE]

 さらに反対側には、本展覧会のキービジュアルが。副島成記氏による、どこか耽美な雰囲気さえも感じさせる壮麗なイラストである。前門のメカ、後門のイケメン。いきなり火力全開だ。
[IMAGE]

 ガツンとテンションを上げてもらったら、さっそく中へ。順路に沿って進むと、テーマごとの展示が待っている。

 まずは“アカデメイア”をイメージしたコーナー。ゲーム中でも何度も見た光景が再現されており、モアによる新録のナレーション(会場内での諸注意も兼ねている)が流れる。また、各コーナーにはクリエイターたちのコメントも添えられており、たとえばこのアカデメイアならリードシナリオプランナー・田中裕一郎氏がイメージ(モチーフ)や演出の手法について語っているのだ。
[IMAGE]

 続いては“ストーリー”の展示。メインストーリーの流れが文章とスクリーンショットで紹介されていた。また、ここには最初のフォトスポットが用意されており、王都グラン・トラドのレガリス大聖堂前を描いた巨大なビジュアルと、見覚えのある“太刀”が置かれている。これは乗るしかない!
[IMAGE]
場内には3ヵ所フォトスポットがあり、主人公気分が味わえる。(モデル:ファミ通グループ代表・林克彦)

 ストーリーのつぎは“キャラクター”。7人のパーティーキャラクターを始めとした登場人物たちやアーキタイプのイラスト、解説が並んでいる。奥にはルイ、フォーデンらライバル(&サブキャラクター)のコーナーも。

 キャラクター紹介の展示は三角柱になっていて、メインキャラクターなら立ち絵+ステータス絵+解説&副島氏のコメント、という構成。サブキャラクターたちもイラスト+解説で紹介されていた。
[IMAGE][IMAGE]

 その一角には“候補者の張り紙”を再現したものも。よく見ると、有力候補のルイやフォーデンはポスターの数もほかの候補たちより多くなっている。また、ファビアンヌとマリアの後ろ姿があることから(蜜蜂のささやき亭?)、彼女たちの仕業か主人公の張り紙も2枚貼られていたりする。
[IMAGE]

350点以上の設定資料を一挙公開! 何時間でも眺めていたくなる

 さらに進むと“ワールド”のコーナーに。ワールドマップや、各地の風景を描いたイラストに“ニューラスの風景画”なども飾られていた。イラストはひとつひとつが立派な額縁に入れられていて、雰囲気もバッチリ。
[IMAGE][IMAGE][IMAGE]

 またここにはふたつ目のフォトスポットがあり、鎧戦車の作戦室が再現されていた。
[IMAGE]
円卓に腰掛けて作戦会議……気分! 窓を覗くと外の景色が流れており、気分を盛り上げてくれる。

 同コーナー内には“ニンゲン”のイラストもあり、その中には
『メタファー』のマスコット的存在の“ホモ・テンタ”一族のパネルが、制作秘話とともに展示されていた。さらに、最奥にはキャスト陣からのコメントも……。
[IMAGE][IMAGE]

 会場には2階もあって、こちらでは350点以上の設定資料が展示されていた。キャラクター設定画に各種資料・設定画、開発アイデア資料、エネミー・ニンゲン資料と種類もさまざまで、今回が初出しのものもあるという。何時間でも眺めていたくなる、量・質ともにすばらしい内容だった。また、奥には重大なネタバレを含むシークレット資料室なんてものも用意されていた。
[IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE]

 そのほか、内覧会では公開されていなかったが、UI(ユーザーインターフェース)にフォーカスを当てた展示やバトルシーンに入り込んだかのような写真が撮影できるフォトスポットなどもあるようで、これが単独1作品の展覧会なのかと思えるくらい、豊富な内容となっていた。

 なお、出口付近には物販コーナーが設けられていた。とにかく種類が多く、収集家にとってはとても戦い甲斐のある場所だと思われる。展覧会限定のオリジナルグッズや、複製原画の受注販売なども行われているようなので、行く前に
公式サイトをチェックしてみてもいいだろう。
[IMAGE][IMAGE][IMAGE]

 物販コーナーの近くには“メッセージボード”コーナーも。スタッフに直接熱い思いをぶつけたり、ファンどうしで交流できる貴重なツールでもあるので、こちらも書き残していってみてはいかがだろうか。
[IMAGE][IMAGE]

イベント概要

メタファー:リファンタジオ展 東京会場
  • 会期:2025年3月8日(土)~23日(日)
  • 時間:午前10時~午後7時(入場は閉場の30分前まで)
  • 会場:寺田倉庫 B&C HALL(東京都品川区東品川2-1-3)
  • 入場券:会期中土日祝日は日付指定、それ以外は期間中有効券
  • ※金額はすべて税込
  • 日時指定入場券(前売):2200円
  • 平日入場券(前売):2200円
  • 日時指定入場券(一般):2500円
  • 平日入場券(一般):2500円
  • 限定グッズ引換券:5500円
  • ※入場券販売期間
  • 日時指定入場券(一般):2025年3月8日0時~23日午後5時
  • 平日入場券(一般):2025年3月8日0時~21日午後5時
  • 限定グッズ引換券:発売中~2025年3月23日午後5時
  • ※販売場所
  • 全券種:ローソンチケット
  • 平日入場券(前売・一般):イープラス、チケットぴあ、アソビュー!
  • 入場特典:トレーディングフレームカード
  • お問合わせ:チケットポート 03-6327-3710 10:00~17:00(平日のみ)
  • 主催:「メタファー:リファンタジオ展」実行委員会
  • 協賛:寺田倉庫株式会社
      この記事を共有

      本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

      集計期間: 2025年03月25日18時〜2025年03月25日19時