毒と薬に異常な執着を持つ、花街育ちの薬師・猫猫(マオマオ)と謎多き美形の後宮管理者・壬氏(ジンシ)が宮中で巻き起こる難事件へと挑んでいく。ジャンルはミステリーアドベンチャー。原作者・日向夏氏が原案を手掛ける完全新作ストーリーでは、“五つの謎”と“五つの呪”が交錯する。
『薬屋のひとりごと』ゲーム化のきっかけは「猫猫の『アトリエ』って超おもしろくね?」

そんな中、ふと「猫猫(マオマオ)の『アトリエ』って超おもしろくね?」というアイデアが浮かんだとのこと。そこでコーエーテクモゲームスのガストブランドで『アトリエ』シリーズに携わる細井順三氏に企画を相談したところ、ほぼ即答で「ぜひやろう」と快諾。そこから両社による共同開発がスタートしたという。


ゲームで再現する『薬屋のひとりごと』の魅力




「スピンオフやIFではない」。『薬屋のひとりごと』の物語の“あいだ”を描く

その大きな方向性を守る一方で、『薬屋のひとりごと』の世界では時間軸に沿ってキャラクターや物語が変化していくため、細かな整合性にも注意が必要だったという。「この時期にこの物語を入れるとおかしくなる」といった部分については、日向氏をはじめ、イマジカインフォスやアニメ制作委員会と細かく調整。大西氏は、多くの協力を得ながら整合性を取っていったことに触れ、ステージ上で改めて感謝を述べていた。

薬学に関わる部分は有識者が監修。“調薬”と推理を組み合わせたゲームシステム

『薬屋のひとりごと』では、化学や薬学の知識を生かして事件を解決する場面が数多く描かれる。そうした作品ならではの要素をゲームで再現するため、本作では“調薬”を通じて再現実験などを行い、そこで得た結果を手掛かりに事件を解決していくゲームサイクルを構築しているとのこと。

アニメの背景美術をゲームならではの画面に。オリジナル地域も登場


さらに、世界観を再現するため、音楽やBGMについてもアニメ版の作曲家が制作を担当しているという。


原作の読後感をゲームでも。猫猫の表情や動作、空気感の再現にも注力

大西プロデューサー自身、『薬屋のひとりごと』に触れて感銘を受けた点のひとつが、物語を読み終えた後に残る、いわば“読後感”のようなものだったという。本作でも、物語を体験した後に心に残る何かを感じてほしいという思いから、ストーリーや世界観にさまざまな仕掛けを盛り込んでいるとのこと。「実際にプレイしていただければわかると思いますので、楽しみにしていてください」と呼びかけた。
一方、瀧波ディレクターは、苦労した点であり、同時に強くこだわった部分としてビジュアル面を挙げた。アニメでは、猫猫(マオマオ)の表情や動作が魅力的かつ個性的に描かれているため、そうしたキャラクターの魅力や作品の空気感を再現しながら、ゲームの画面として見たときにも魅力的に感じられるよう、細部まで追求して制作しているという。

『薬屋のひとりごと ~偽りの皇弟~』商品情報
- プラットフォーム:Nintendo Switch 2 / Nintendo Switch / プレイステーション5 / Steam
- 発売日:2027年初頭
- ジャンル:ミステリーアドベンチャー
- プレイ人数:1人
- レーティング:審査予定
- 対応音声:日本語
- 対応言語:日本語、英語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)

『薬屋のひとりごと』とは?
ミステリーを軸に、猫猫と謎多き美形の宦官・壬氏(ジンシ)をはじめとする人物たちの人間模様も描かれる。小説のほかコミカライズやテレビアニメなど幅広く展開されている。


















