『ビースト・オブ・リンカネーション』より遊びやすくするため、今後もアップデートを継続。古島ディレクターが語る今後の展開や開発秘話のほか、石川由依さん、小林ゆうさん、佐藤みゆ希さんからのコメントも到着

『ビースト・オブ・リンカネーション』より遊びやすくするため、今後もアップデートを継続。古島ディレクターが語る今後の展開や開発秘話のほか、石川由依さん、小林ゆうさん、佐藤みゆ希さんからのコメントも到着
 2026年8月4日に発売された、プレイステーション5(PS5)、XBOX Series X|S、PC(Steam/Microsoft Store)向けソフト『Beast of Reincarnation』(ビースト・オブ・リンカネーション)(XBOX Game Pass対応)。
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 本作は文明崩壊後の西暦4026年を舞台に、主人公のエマと相棒犬のクゥによる旅路が描かれるアクションRPG。ゲームフリークが手掛ける完全新作として、注目を集めている。

 そんな本作のディレクターを務める古島康太氏にインタビューを実施。本稿では、発売後の反響や今後の展開などについて聞いた。

 合わせて、主人公のエマ役の石川由依さん、クナイ役の小林ゆうさん、ヴァイオレット役の佐藤みゆ希さんからコメントをいただいたのでお届けする。

 後日公開の記事では、世界観やキャラクター設定などをネタバレありで質問したインタビューも掲載予定なので、お楽しみに。
『ビースト・オブ・リンカネーション』より遊びやすくするため、今後もアップデートを継続。古島ディレクターが語る今後の展開や開発秘話のほか、石川由依さん、小林ゆうさん、佐藤みゆ希さんからのコメントも到着

古島 康太(フルシマ コウタ)

株式会社ゲームフリーク『Beast of Reincarnation』ディレクター&シナリオライター

※この記事はハピネットの提供でお届けします。

“一人と一匹”の関係性を感じてもらえたという手応え

――発売からおよそひと月が経過しました。反響を受けてのご感想をお聞かせください。

古島
 まずは何より感謝を申し上げたいです。本当にありがとうございます。

 本作はXBOX Game Passに対応していますので世界中の多くのプレイヤーの皆さんに手に取っていただき、またPS5のパッケージ版の売れ行きもよく、オリジナルIPとしてここまで注目いただけるのはうれしい限りです。

 一方で、発売直後から操作性やゲームテンポ、チュートリアルなど、遊びにくさについて多くのご意見をいただいており、ひとつずつ真摯に受け止め改善に取り組んでいます。

 そうした中でも「エマとクゥの旅に心動かされた」、「ラストシーンで感動した」という声も非常に多くいただいており、たいへんうれしく思っています。

 本作はゲームシステムを通じて、“一人と一匹”の関係性を感じることを目指していましたので、その体験が届いたという実感を持てたというのは、開発チームにとっては大きな励みになりました。この体験をより多くの人に届けるべく、今後も適切な調整をしていきたいと考えております。
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――発売後、プレイヤーの意見を反映したアップデートをすぐに実施しています。素早い対応に驚きましたが、リリース前から想定していたのでしょうか?

古島
 大小にかかわらず、何らかの対応は必要になることは想定しており、あらかじめその態勢を構築していました。

 ただ先ほどもお伝えしたように、想像以上に多くの方にプレイしていただき、ご意見の量も多かったため、当初よりも前倒しでアップデートを行っています。

 エンディングに到達していただくことはとても大事だと思っていますので、素早い対応をいたしました。

――直近のアップデートにて、ウルトラワイドモニターへの対応もありましたが、こちらはご要望が多かったのでしょうか?

古島
 その通りです。何よりもたくさんの人に遊んでいただくことが重要なので、そこを優先した形です。

――ちなみにプレイヤーの意見というのは、どのようなプラットフォームから取り入れているのでしょうか?

古島
 カスタマーサポートやSNSをはじめ、たくさんアップいただいている動画・配信などもチェックしています。

 「ここはわかりにくかったかな」、「ここはつまずいてしまうな」というように遊び心地を拝見しつつ、改善の優先順位を決めていくうえで参考にしています。

――継続したパッチ配信を予定しているとのことですが、今後のアップデートはどのような計画となっていますか?

古島
 直近ではイベント・ムービーのスキップ機能の拡充や、アクション面では回復注射薬のレスポンス改善、序盤のチュートリアルや導線の見直し、UIの改善などを考えています。具体的な配信時期は確定次第のお知らせになりますが、できる限り早くお届けできるよう進行しております。
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プロジェクトはひとりからのスタートだった

――プロジェクト始動時、おひとりでUnreal Engineにて2年ほど試作に取り組まれたとお聞きしました。

古島
 そうですね。コスト的にもまずはひとりでやるしかなかったので、最初のころはコンセプトを固めたいと思っていました。何を作りたいのか、それを実現するために何を作るべきなのかということを徹底しなければいけないと。

 また、そもそもコンセプトは本当にこれでいいのか、実現した際にどういう感情になるのかを検証するために、まずは試作をしています。

 たとえば、“森が成長していく“という要素について、本作は世界そのものが敵になるため、“環境が襲ってくる恐怖を表現するものとして必要だ”というように、考えをまとめていきました。そうしないと、なぜ必要になるのか、何にどこまで力を入れるべきかが分かりにくくなりますので。

 ひとつひとつの要素に対して、コンセプトとしてどう表現するべきか、どの程度リソースを割くべきかを設定していくための期間を設けていました。
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――試作する際に、ひとりだからこその不安などはありましたか?

古島
 この期間は自分で答えを出さないといけないタイミングだったので、そこは逆にひとりのほうがよかったですね。

――そういった試作を経て、本格的な制作体制に移行したかと思いますが、チームで開発するにあたって貫いた点や逆に譲歩した点などありましたら教えてください。

古島
 コンセプトを設定したうえで、その体験に必要なゲームシステムは何があっても削らないと決めており、チーム内で共有して最後まで大切にしました。

 エンディングまでプレイしていただいた方に感動していただけたというのは、そこをきちんと設定して削らなかったからというのがあると思います。

 一方で、細かいニュアンスを伝える、より丁寧なコミュニケーションが必要だとも感じました。この経験は今後のアップデートやつぎのプロジェクトに活かしていきたいと考えています。

アップデートは継続する

――本作は今後、どのような形で展開されていくのかを聞かせてください。

古島
 現時点で具体的にお伝えできる事項は少ないですが、エマとクゥの物語をより多くの方に届けたいという思いは変わりません。

 まずはゲーム自体のアップデートを着実に行い、本作の体験に磨き上げることに全力を注ぎたいと思っています。ゲーム体験自体はコンセプトが実現できていると考えているため、QOLや序盤のスムーズさなど、まずは目の前の部分の改善に取り組んでいきます。

――最後にこれから遊ぶプレイヤー、そしてすでに遊んでいただいているプレイヤーに向けてメッセージをお願いします。

古島
 本作の“一人と一匹のアクションRPG”というコンセプトは、しっかり届けられたという気持ちがあるので、まずぜひ手に取っていただければと思っています。

 そのうえでいたらなかった点もあり、そこは率直に反省しつつしっかりとアップデートしていきますので、ぜひ最後まで遊んでいただければ幸いです。

キャスト陣からのコメントが到着!

石川由依さん(エマ役)

『ビースト・オブ・リンカネーション』より遊びやすくするため、今後もアップデートを継続。古島ディレクターが語る今後の展開や開発秘話のほか、石川由依さん、小林ゆうさん、佐藤みゆ希さんからのコメントも到着
 最初に資料としていただいた、美しくもどこか寂しげなイラストに心を奪われ、この世界を生きたいと思いました。エマは、記憶も意志もない子なので、自分が発したものに意味を持ってはいけないと、ふつうの子を演じるより何倍も神経を研ぎ澄ませながら演じています。微かな心の変化を感じ取っていただけるとうれしいです。ぜひ、かわいいかわいい相棒クゥとの旅をご堪能ください。これからも『Beast of Reincarnation』をよろしくお願いします!

小林ゆうさん(クナイ役)

『ビースト・オブ・リンカネーション』より遊びやすくするため、今後もアップデートを継続。古島ディレクターが語る今後の展開や開発秘話のほか、石川由依さん、小林ゆうさん、佐藤みゆ希さんからのコメントも到着
 皆様こんにちは。『Beast of Reincarnation』にてクナイ役を演じさせていただきます、小林ゆうです。よろしくお願いいたします。ゲームを楽しみにしてくださっている皆様ありがとうございます。私が今回演じさせていただきますクナイさんは、過去の辛い出来事から自分の強い信念を持ち、流浪の旅をしている方です。クナイさんの想いを大切に演じさせていただきました。美しくも過酷な『Beast of Reincarnation』の世界をいっしょに旅していただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

佐藤みゆ希さん(ヴァイオレット役)

『ビースト・オブ・リンカネーション』より遊びやすくするため、今後もアップデートを継続。古島ディレクターが語る今後の展開や開発秘話のほか、石川由依さん、小林ゆうさん、佐藤みゆ希さんからのコメントも到着
 台本を拝見したとき、「この後はどうなっていくんだろう?」と先が気になり、あっという間に読み進めてしまいました。
 ストーリーにたくさんの謎がありますが、少しずつ丁寧に紐解かれていくので、きっと続きが気になってどんどんプレイしたくなってしまうと思います。
 モフモフしながら、楽しんでいただけたらうれしいです。

■東京ゲームショウ2026に『Beast of Reincarnation』が出展

 2026年9月17日~21日に千葉県・幕張メッセにて開催予定の東京ゲームショウ2026のハピネットブースに『Beast of Reincarnation』が出展される。プレイステーション5版の試遊に加えて、等身大クゥといっしょに写真が撮れるフォトスポットも設置されるのだとか。気になる方は会場に出かけてみるといいかも。

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