また、Woitier氏の投稿によると、青沼氏はスピーチの最後に、会場に同席していた妻に向けて、フランス語で「ここまで私についてきてくれてありがとう。これからもいっしょに冒険を続けましょう」と感謝の言葉を伝えたという。
青沼氏への芸術文化勲章シュヴァリエの授与については、2023年11月にフランス文化省から発表されていた。当時は授与式の日程が決まっておらず、今回、約3年を経て授与式が行われたことになる。
芸術文化勲章は、芸術や文学の分野における功績や、文化の発展・普及への貢献を称えるフランスの勲章。1957年に創設され、コマンドゥール、オフィシエ、シュヴァリエの3つの等級が設けられている。
ゲームクリエイターでは、2006年に任天堂の宮本茂氏、『レイマン』シリーズのミシェル・アンセル氏、『アローン・イン・ザ・ダーク』のフレデリック・レイナル氏らが同勲章を受章。2026年2月には、『Clair Obscur: Expedition 33』を手掛けたSandfall Interactiveの開発チーム28人にも授与されている。
青沼氏は、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』や『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』などの開発に携わり、近年は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』などでプロデューサーを務めている。
また、同日の2026年10月23日には、宮本氏の日本の文化勲章受章が決定したことも発表された。ゲーム分野では初の受章となり、11月3日に皇居で親授式が行われる予定だ。任天堂を代表するふたりのゲームクリエイターに、同じ日に栄誉あるニュースがもたらされたことになる。
2026年は『ゼルダの伝説』シリーズの40周年にあたり、11月5日にはNintendo Switch 2向けにフルリメイク版『ゼルダの伝説 時のオカリナ』が発売予定。1998年にニンテンドウ64で発売された名作が、グラフィックや遊びやすさを刷新して登場する。

















