『ファイナルファンタジーXIV』(以下、FF14)ファンの祭典“FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2026”(ファンフェス2026)が2026年7月25日から、ドイツ・ベルリンで開催。 初日のステージイベント“第93回プロデューサーレターLIVE”(PLL)では、リードバトルコンテンツデザイナーの中川誠貴氏がゲストとして登壇。9月8日公開予定のパッチ7.56で実装される新たなリミテッドジョブ“魔獣使い”が、実機プレイを交えて紹介された。本記事では、第93回PLLで公開された情報をお届けする。
なお、記事内のアクション名(固有名詞)は、配信中に聞き取れたものをそのまま記載。また、正式な表記ではない可能性もある点に留意してほしい。
パッチ7.56実装の“魔獣使い”を紹介
パッチ7.56では、青魔道士に次ぐリミテッドジョブ第2弾“魔獣使い”が実装。担当するのはMr.オズマの愛称でも知られるリードバトルコンテンツデザイナー・中川誠貴氏。
ステージの前半では、魔獣使いのジョブシステムを紹介。




魔獣使いのアクションの一部も公開。中川氏から各アクションの解説が行われた。
【魔獣使いアクション解説】
- さいごのいちげき:呼び出しているペットに魔法攻撃を指示するアクション。このアクションを使用すると、ペットが“エーテルバースト”というアクションを使用して強制的に帰還
- おおわざ:呼び出しているペットにウェポンスキルの実行を指示するアクション。ペットのTPゲージが100以上のときに使用できる
- はなつ:ペットにアビリティを指示するアクション。アビリティの効果はペットごとに異なる
- かりる:呼び出しているペットからエーテルを借り、魔獣使い自身が特別なアクションを実行する

“さいごのいちげき”、“おおわざ”、“はなつ”はペット側にアクションを実行させるコマンド。“かりる”は使用するとアクションが切り替わり、魔獣使い自身が使うコマンドになるという。
ペットから“かりる”で使えるモンスターのアクションは8種類。百獣網のペットからは物理被ダメージを軽減する“ビーストスキン”、水棲網のペットからは遠隔魔法単体攻撃の“クェリングウェーブ”、呪具網のペットからは単体攻撃+詠唱中断効果を持つ“ソウルクラッシュ”が使用可能。

ここで実機プレイで実際にアクションを紹介。魔獣使いのペットを呼び出すには、“よびぶえ”というアクションからペットを登録する必要がある。魔獣図鑑を開きペットを選択し、登録したい“よびぶえ”を選ぶ。魔獣使いのレベルが上がると、最大で3つまで“よびぶえ”アクションが使用できるという。

ペットを“よびぶえ”に登録すると、“よびぶえ”アクションのヘルプにペットの名前が表示されるようになる。この状態で“よびぶえ”を実行するとペットが呼び出し可能だ。非戦闘状態であればリキャストが発生しないため、何度でも呼びだし直すことができる。

魔獣使いが敵に攻撃を開始すると、ペットも自動的にオートアタックを開始。“さいごのいちげき”を使うと、ペットが範囲攻撃を使用した後に帰還。戦闘中にペットが帰還した場合は、対応する“よびぶえ”アクションのリキャストタイマーが回り始める。“よびぶえ”アクションのリキャストタイマーをムダなく管理しながら、ペットをローテーションしていくのが魔獣使いの基本の戦いかたになるという。

“はなつ”と“かりる”は、ペットを呼び出したときに付与される“人獣同調”(?)というステータスを消費することで使用できる。つまり、ペットを呼び出すたびに“はなつ”か“かりる”のどちらか1回を使用可能になるということ。戦闘の状況に応じて、どちらのアクションを使うかを何度も判断していくという。
今回の実機プレイで呼び出したプギルは、水棲網に属するペットで、“かりる”を使用すると、魔獣使い自身が遠隔魔法攻撃の“クェリングウェーブ”がくり出せるようになる。一方で、“はなつ”では魔法被ダメージを軽減する“ウォーターウォール”が使用可能。

スライムの“はなつ”で使えるアビリティは、敵をバインドする効果を持っている。“クェリングウェーブ”とスライムのアビリティを組み合わせることで、敵に一方的に攻撃することができるという。


敵のボムが大技の“自爆”をくり出してきたときは、呪具網のペット・コブランを呼び出し、“かりる”で攻撃+詠唱中断効果のある“ソウルクラッシュ”で対抗。このように“はなつ”と“かりる”を組み合わせて、魔獣使いならではのユニークな戦いかたが楽しめるのが特徴だ。

“はなつ”によるアビリティは50種類、“かりる”は8種類が用意されているため、さまざまなアクションの組み合わせが試せるようだ。
獣心技ウェポンスキル&獣心技連携
魔獣使いと呼び出すペットは、それぞれがTPゲージを所有。魔獣使い自身は4つの獣心技ウェポンスキルが使用できるが、ペットが使える獣心技ウェポンスキルは1種のみ。
この獣心技ウェポンスキルを7秒以内に連続して使用すると、獣心技連携が発生。獣心技連携が発動すると、敵に追撃ダメージを与えられる。

また、獣心技ウェポンスキルには、“翔”、“猛”、“堅”、“魔”という4つの獣心技属性が設定されており、ジョブHUDの時計回りの順番でつなげると、獣心技連携でさらに大ダメージを与えることができるようだ。


時計回り以外の順番でもウェポンスキルがくり出せて、獣心技連携は発動するものの、追撃ダメージは低くなる模様。時計回りの順番でウェポンスキルをくり出すと獣心技連携レベル2、時計回りの順番以外では獣心技連携レベル1に。なるべく獣心技連携レベル2を狙うのがダメージを出すコツだという。「獣心技ウェポンスキルのアイコンを、ジョブHUDの順番で並べておくとやりやすいと思う」と中川氏。

また、魔獣使いのレベルが上がると、“きあい”と“おうえん”というアビリティを修得する。これらのアクションを利用すれば、獣心技連携を3、4回と連続してつなげることができるようになるという。
“きあい”は魔獣使いのTPゲージを、“おうえん”はペットのTPゲージを即座に増加させる効果を持っている。実機プレイでは、ウェポンスキル後にこのふたつのアビリティを使用して再びウェポンスキルを実行……という流れを紹介。獣心技連携の追撃ダメージは、連続成功回数に応じて上がっていくとのこと。
今回の実機プレイでは、4回まで連続成功した様子が公開されたが、“かりる”や“はなつ”を使って特別な条件を整えると、5、6、7回とつなげることもできるという。

今回の実機プレイだけではやや複雑そうに見えるが、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏いわく「色で覚えてしまうのが簡単」とのこと。魔獣使い自身は4種の属性のウェポンスキルが放てるが、ペットは使えるウェポンスキルの色(属性)が1種のみ。「ペットの(使える)技の色に応じて、自分が使う技の色を切り替えるだけ」と吉田氏はアドバイス。また、アイコンに示されている図柄で覚えるのもいいとのこと。
なお、魔獣使いのジョブクエストを進めていくと、アクションについて丁寧に解説される作りになっているとのこと。従来のジョブクエストのようにレベルが5刻みで進行というわけではなく、遊びが増えるたびにジョブクエストが進行していくようだ。
専用コンテンツ“闘獣練”
“闘獣練”は、レベル30のジョブクエストを進めると遊べる、魔獣使い専用のソロバトルコンテンツ。“闘獣盤”と呼ばれる魔具の中に入り込み、魔獣たちの幻体(エネミー)と戦うことで戦闘経験を積むことができる。
ペットの編成やコンテンツ専用アイテムを駆使してボス撃破を目指す。“闘獣練”を遊ぶことで、魔獣使いのレベリングも行えるとのこと。レベル1~30までは世界各地でモンスターを仲間にしながらレベリングするゲームプレイになるが、レベル30以降は“闘獣練”中心のゲームプレイに変わっていくようだ。
“闘獣練”内でいっしょに戦ったペットは成長していくという。

闘獣練におけるビーストランク
“闘獣練”にはペット独自のランク(ビーストランク)があり、そのランクを上げていくことで、“闘獣練”内でのペットの能力を強化できる。
- 力:物理与ダメージに影響
- 賢さ:魔法与ダメージに影響
- 物理耐性:物理被ダメージに影響
- 魔法耐性:魔法被ダメージに影響
- 体力:最大HPに影響

突入前にペットを編成
今回の実機プレイでは、ネタバレを避けるためにテスト用のモーグリから“闘獣練”に突入。実際は闘獣練ボックスといったものから突入するようだ。
突入時には、闘獣盤内に出現する敵やその弱点などの情報が確認可能。たとえば、突属性が弱点の敵と対峙するなら、突属性攻撃を持つペットを連れていくというように、出現する敵に合わせてペットを選択することになりそうだ。



ペットのフィルタリング機能・ソート機能も用意されている模様
“闘獣練”ごとに持ち込めるペットは10~15体で、1回のバトルで使えるのは3体まで。情報量が多くて編成するのが面倒……という人のためのオススメ自動編成機能も用意されている。この機能を活用した後に微調整するのもいいという。
突入後の流れ
突入後は、闘獣盤を進んでいき、各マスで発生するイベントをこなしながら、最奥にいるボスの討伐を目指す。スライムのようなアイコンでは、バトルが発生。闘獣練のバトルでは、3体のペットを選択して戦うことになる。
さらに、闘獣練ではバトルで消耗したHPは自然回復しない仕組み。どのエネミーイベントでどのペットを使うかが重要になるようだ。


バトルが始まると、選んだ3体のペットが“よびぶえ”に自動でセット。ペットが敵視を取る“ひきつけろ”、魔獣使い自身が敵視を取る“挑発”という闘獣練専用のアクションも用意されている。これらを駆使して、なるべくHPを消耗しないように戦うのが重要になるとのこと。
なお、実機プレイではペットから“かりる”で借りたアクションを、つぎのペットを呼び出した後にも使えることも紹介された。


戦闘後には戦利品が獲得可能。“CRUCIBLE ITEMS”は消耗品で、ディープダンジョンの魔土器のようなイメージ。たとえば、ポーションを使えばHPを回復するといったように、さまざまな効果のアイテムが用意されているようだ。
“BEAST GEAR”は装備品で、持っているだけで効果を発揮。“身代わりの指輪”は、魔獣使いが倒れた場合に代わりにペットが犠牲となり、魔獣使いを復活させる効果を持っている。

テントイベントでは、魔獣使い自身と、何体かのペットのHPが回復可能。休ませられるペットの数は、テントイベントごとに異なる模様。

トレジャーイベントでは、候補となる4つのアイテムからひとつを選択して獲得できる。いま持っているアイテムとのシナジーを考えてもいいが、その先のバトルの情報を確認して選択するのもいいという。

ショップイベントでは、コンテンツ内で入手した通貨のビーストコインを使ってアイテムを購入可能。アイテムの購入のほか、FEEDというペットの餌を購入でき、特定のペットを強化することもできる。FEEDの中には、特定の種族しか食べられないものも存在。こちらは条件があるため、ほかのFEEDよりも得られる効果が高い傾向にあるようだ。


ペットの横に表示された枠は食べさせられる餌の数を示す。ペットの種別によって満腹度が異なる模様。

闘獣練では最奥のボスを倒すか、途中で倒れると攻略が終了し、リザルト画面が表示される。そこまでの進捗に応じてスコアが決まり、ランクに応じて得られる報酬が変動する仕組みだ。最後に、闘獣練に連れて行ったペットのレベルが上昇する。


ビーストランクが最大になると……
ビーストランクが最大の25に到達すると、ペットの見た目を変更でき、見た目は闘獣練以外でも適用される。

全ステージコンプリート後のチャレンジも
全ステージコンプリート後のチャレンジコンテンツとして“獣道”を用意。全ステージをコンプリートすると、難度を上げて挑戦可能。獣道の難度はI、II、IIIの3段階。いちばん上はIIIとなる。難度によってエネミーの最大HPや与ダメージが上昇する仕組みだ。零式や絶(の難しさ)とは方向性が全然違うものになっているという。

闘獣練ランキング
獣道IIIクリアー時のスコアを競うランキング。ランキング上位者には報酬が贈呈される。初回ランキングはパッチ7.56の2週間後~パッチ7.58まで実施。
ランキング結果発表後は、スコア・ランキングがリセットされ、以降も基本的にパッチタイミングでランキングが開催される。


報酬となるマウントのスクリーンショットも。
吉田氏は、最後に「『FFXIV』の中にもうひとつのバトルゲームが入っているくらいのボリューム」とコメント。9月8日公開のパッチ7.56での実装に期待が高まる内容だった。気になる人は、ぜひ放送での実機プレイも確認してほしい。
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