- 自身の忍耐力を試せる
- 意外と中毒性がある
- クリアー時の達成感がすさまじい
『TrickShot Simulator』
- プラットフォーム:PC
- 発売日:2025年1月13日
- 発売元:BeaTeb
- 価格:600円[税込]
己の忍耐力で、奇跡の瞬間を生み出せ

ステージは全16種類で、シンプルなものから複雑なものまで多種多様。どれも骨が折れるような難度で、達成するのに数時間かかるのは当たり前。とくに終盤のステージは複数のギミックが組み合わさっている超高難度で、達成できたときの脳汁放出量はすさまじい。ただ、運がよければ数回でコロッと達成できてしまうのも怖いところで、「つぎ入るんじゃね?」という思いが中毒性を生み出してプレイが止まらなくなることも多々ある。
操作はマウスのみを使ったシンプルなものだが、現実の物理演算を忠実に再現されているため、力加減や投げる角度などかなり精密な操作が求められる。


筆者のお気に入りのステージは“Plastic Cup”で、マグカップに向けて紙コップを投げて綺麗に入れるといったステージ。一見簡単そうに感じるかもしれないが、もちろんそんなことはない。紙コップには現実世界に基づいた絶妙な空気抵抗があり、投げる加減によっては向きが逆さまになったり、想像以上に手前に落ちてしまったりと、緻密な紙コップ投擲技術が求められる(紙コップ投擲技術ってなんだ)。筆者は3時間ほど紙コップを投げ続けて、なんとか達成することができたが、2時間過ぎたあたりからおそらく白目をむきながらプレイしていたと思う。我ながら忍耐力はあるほうだと思っていたが、何度心が折れかけたことか……。だが、諦めずに投げ続けて達成できた瞬間は格別。いままでの努力が報われた幸福感を感じられた。なにより入った瞬間が気持ちよすぎる。

また、本作の大きなポイントはお片付けをしなくてもいいことだ。投げたり転がしたアイテムは床に散らかるのだが、時間経過で古いものは消えていく仕様。現実世界であれば、散らかったものを拾い直して挑戦していくが、その過程が省略されているのはかなり大きく、お手軽さにもつながっている。
なお、本作はリプレイの録画機能も搭載。SNSで友だちなどに共有して、奇跡の瞬間を自慢することも可能だ。ぜひあなたもトリックショットに挑戦して、己の忍耐力を試して、奇跡を起きしたときの達成感を味わってほしい。

対人ゲームや高難度ゲームを好む編集者。忍耐力はあるほうだと自負しているが、時間が経つと台パンの数が増えていくので意外とそうでもないのかもしれない。























