洋ゲーライターBRZRKがさまざまな海外ゲームに挑む連載“BRZRKのうるせー洋ゲーこれをやれ”。今回はマーベルヒーロー大集結なアクション『MARVEL Cosmic Invasion』をフィーチャー。
対応機種はPS4/5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch/Switch 2、PCで12月2日より配信。パブリッシャーはDotemuで、国内PS/Switch版はH2 Interactiveから販売される。価格はPS/Switch版が4950円でPC版が3740円、Xbox版は3500円。
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ドモー、今年の年末は何を遊ぼうか悩んでいるんだけど、来年の3月12日に『零 ~紅い蝶~ REMAKE』が出るのでシリーズをプレイし直そうかなぁと思っているBRZRKです。で、1作目のリメイクはされないんだろうか? なんて思ったり。
今回紹介するのはアメコミ最高峰のひとつであるマーベルのキャラクターが暴れまわるベルトスクロールアクション『MARVEL Cosmic Invasion』。『ミュータント タートルズ:シュレッダーの復讐』を手掛けてスマッシュヒットさせたTribute Gamesが、今度はマーベルヒーローのアクションゲームに挑むのが本作というわけだ。
マーベルヒーロー大集結!! アメコミ準拠のクロスオーバー作品
本作は宇宙のネガティブ・ゾーンから現れたアニヒラスが全生命に対して攻撃を開始したことで銀河が滅亡の危機に。この前代未聞の状況に、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、そしてシー・ハルクやスパイダーマンなど作品を超えたヒーローたちが集結し、アニヒラスの野望を打ち砕くために様々な地で激闘を繰り広げるという感じ。
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MCUでおなじみのキャラから、ノヴァやベータ・レイ・ビルなどコミック派のツウが知る面々までいろいろ登場。
一応物語としてはマーベルのクロスオーバー作品『アナイアレーション』をベースにアレンジされているため、元ネタを知っている人でも登場キャラクターやストーリーの差異を楽しめるんじゃないだろうか。
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各ステージの合間のイントロスキット(前説)もコミックテイストでプロフェッサーXなどが登場したりする。
ひとり2キャラを使って敵を蹴散らすベルスクアクション
ゲームシステムは、最大4人協力プレイが可能なベルトスクロールアクション。次々と現れる敵をスーパーパワーを駆使しながら倒していき、最後に現れるボスを撃破してステージクリアを目指す。各ステージのボスにはこちらも有名なマーベルヴィランやアニヒラスによって闇落ちさせられたヒーローが登場し、全15ステージにわたって戦いが繰り広げられる。
で、最初からすべてのキャラクターが使用できるわけではなく、物語の進行に応じて闇落ちしていたキャラクターが正気を取り戻して使用可能になるという、まさに“昨日の敵は今日の友”といった激アツ展開に。
面白いのは、格ゲーの『MARVEL vs. CAPCOM』シリーズみたいに、各プレイヤーがそれぞれ2キャラを使えることだ。プレイヤーは各ステージの出撃前にキャラクターセレクト画面で2名のヒーローを選択し、ゲーム中の好きなタイミングで控えのキャラクターを呼び出しアシスト攻撃を加えたり、そのままキャラクターチェンジさせたりできる。
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スパイディを使用中にノヴァのアシスト攻撃で割り込んでいる様子(右下)。
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推奨キャラクターは白枠で表示される(上の場合はヴェノムとブラックパンサー)。従ってもいいし、無視して好きなキャラで出撃してもOK。ちなみにストーリーモードでは同キャラはなし。(※アーケードモードのカスタムオプションのひとつで同キャラ使用可能)
ガチャ押しプレイでもオーケー!! シンプルな操作でスカッと遊べる
攻撃方法はシンプルで、ボタン連打で簡単に強力なコンボ攻撃が出るし、長押しでチャージ技、キャラクター固有の必殺技もワンボタンで出る。さらにアイアンマンやストームをはじめとする飛行能力持ちは滞空することが可能だったりと自由度はかなり高く、キャラクターごとの違いがハッキリしている。
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アイアンマンやシルバーサーファーは飛行可能で、ウルヴァリンやコズミック・ゴーストライダーはツカミ攻撃が得意といったタイプ的な特性もあるが、キャラ固有技も含めて触ってれば割とすぐ覚えられる。
「キャラが多いとなるとゲームとして難しいのでは?」と思うかもしれないが、基本は共通していて直感的に操作できるので、その心配は無用だ。
たとえば攻撃ボタン連打で繰り出せる攻撃も、コンボの最後に相手を打ち上げるものがほとんどで、そこから相手をお手玉、所謂空中コンボへと手軽に持っていくことができる。難所はもちろんあるけど、協力プレイならアクションゲームが苦手な人や子供のボタンガチャ押しプレイでも遊べるお手軽システムといったところだ。
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テキトーなガチャ押しでもお手玉やアシストコンボで爽快に暴れまくれる。
ではコンボにこだわりたい人はどうかというと、攻撃中やコンボ中にキャラクターチェンジをすることでコンボを繋ぎ続けるなどの玄人ムーブももちろん可能だ。ちなみに200ヒット以上コンボを繋げると実績が解除されるあたり、開発側もそういう遊びを突き詰める層へのフォローも出来ているのは素直に素敵。
とはいえ、ゲーム中盤以降は敵の攻撃も厳しくなるため、回避動作やガード(及びパリィ)を要所で使わなければクリアは難しくなるため、考えてプレイする必要アリ。まぁ体力が2名分あるといっても油断してると足元をすくわれるってことで。
成長要素やボーナス付きのチャレンジ要素も
そして本作はステージごとにチャレンジという名のクエストが設定されていて、これを埋めていくのもまた楽しい。チャレンジの内容をいくつか挙げると「〇〇の〇〇を使い敵を10体倒す」「〇〇でボスを倒す」「〇〇の攻撃を喰らわない」といった感じの内容だ。
これらのチャレンジは基本的にステージごとのストーリースキットに合わせたキャラクターが対象として挙げられており、それを達成することでコズミック・キューブを入手できる。
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慣れてきたら追加でチャレンジ達成を狙ってみるといいだろう。
入手したキューブはコズミック・マトリックスと呼ばれる盤面にはめ込んでいくことで、キャラクターの別カラーやアーケードモードのルールカスタマイズなどが可能になる。まぁコレクター要素といったところだろうか。そうした要素を気にしないというのであれば、チャレンジを無視して好きなキャラクターを選んでも全然オーケー。
さらに成長要素もあり、ステージをクリアすると経験値が入りキャラクターのレベルがアップする。レベルが上がると追加HPやパッシブスキルなどの恩恵に与れる。なので、チャレンジにこだわらずお気に入りのキャラクターを育成して暴れまくるのもそれはそれで全く問題ないプレイなのだ。
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コズミック・マトリックスではヒーロー図鑑的なコンテンツもアンロックできる。
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キャラをレベルアップさせていくと能力ブーストやパッシブスキルがつく。
クロスプレイ対応の協力プレイで友達や家族と遊ぶとなおよし!
本作はローカル及びクロスプラットフォームなオンラインでの最大4人協力プレイに対応している。筆者はフレンドと担当編集の3人でオンラインマルチプレイを試したのだが、たまに同期ズレで進行不能になるケースがあったものの、それ以外は非常に快適に遊ぶことができた。
3人も居ればフザケながらのプレイも生じるわけで、編集が必死に敵を倒しているのを横目にフレンドと筆者で協力しながら敵をお手玉して遊んで怒られたりといった、マルチプレイならではの楽しさも堪能。製品版が出たら4人でやってみたいなぁなんて思ったり。
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多人数プレイでのボス戦は割と画面がカオスなことになるんだけど、「敵見えネー!」とか言いながらプレイするのもまた楽しいんスよね。
本作を遊んでいて強く思ったのが、これはマーベル好きなフレンドや親子でのマルチプレイでより楽しめる作品なのかなぁと。キッチリとアクションゲームとしてやり込める要素もありつつ、ベースの難度はそこまで高くない。なら低年齢層でもガチャガチャしながら遊べるので、やっぱ親子で遊ぶというのも乙なんじゃないでしょうかね。そこのパパさん、親子の絆で世界を救ってみないかい?
そんなわけで、ボリュームとやりごたえを兼ねた本作。どこまでもマーベル愛を感じられるので、ファンなら遊んで損は無いんじゃないかと。もちろん、ファンじゃなくても本作を入口として遊んでみては如何だろう?
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著者近況:くしゃみしたら鼻血でた