タイトーのアクションゲーム最新作『バブルボブル シュガーダンジョン』。PC(Steam)版は2025年11月27日に発売予定だ(※)。
※海外ではNintendo Switch版とプレイステーション5(PS5)版も同時発売。日本国内のSwitch/PS5版は2026年4~5月頃発売予定。
泡はきドラゴンの“バブルン”が活躍する『バブルボブル』は1986年に1作目が登場し、スピンオフ作品も含めて現在まで続いている人気シリーズだ。そのほとんどをプレイしてきた筆者が、メディア向けの先行体験会に参加してきたので、その模様をリポートする。なお、記事内でのボタン表記はNintendo Switch版で記載している。
基本のアクションは『4 フレンズ』。スキルを集めて強化していくのがクセになる
試遊版をレビューする前に、シリーズ作品について軽く説明しよう。たまにスピンオフ作品の『パズルボブル』シリーズと混同する人がいるが、あちらはスピンオフ作品。シリーズ本編はアクションゲームだ。
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試遊会場にシリーズの系譜が貼られていた。
上の画像(シリーズ系譜図)を見るとわかるが、『バブルボブル シュガーダンジョン』は独立した物語になっているため、世界設定に関する予備知識は必要なし。シリーズ作を知らない方もご安心いただけたかな?
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試遊台の様子。ほかにもたくさん用意されていた。
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まずはトレーニングルームから。簡単なチュートリアル的なステージが用意されていて、ロボット“アミィ”に話しかければ必要な操作を教えてくれる。長年シリーズ作を遊んできた筆者には必要なかったが、本作からシリーズに触れる人にはちょうどいいだろう。通常時に使うボタンはおもにふたつ(※)で、後述するスキルを使いたいときにLボタンかRボタンを使う。シンプルなのは大歓迎だ。
※初期設定ではAボタンとYボタンに泡はき、BボタンとXボタンにジャンプがそれぞれ割り当てられていた。筆者はジャンプボタンは右側にあるほうがしっくりくるためYボタンとBボタンを使ってプレイした。このあたりはお好みで。![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/57410/a8ee81cd3b1e0a22343e54725eb03a266.JPG?x=767)
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何度でも潜りたくなる。ローグライクなダンジョン
トレーニングルームをひと通り終えたので、いよいよメインモードのひとつである“ダンジョン”へ。こちらはプレイするたびに異なる地形が待ち受ける内容とのこと。
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突入前に持ち込むスキルを選択。初回なのでとくに気にせず適当に選んだ。
スキルの種類はさまざまで、たとえばこんなものが用意されている(※)。
スキルおよび効果(ごく一部だけ紹介)
- バルーンわたがし:空中を自由に飛行できるバルーンヘアーが使える
- ローリングマカロン:前方に向かってローリングアタックをくり出す
- チョコドーナツ:冒険の途中でラボに戻れる。獲得した宝箱の4分の1+1個を持ち帰れる
- ファイヤードリンク:上方向に攻撃するファイヤーバブルを使えるドリンク
- ロングショットドリンク:射程の長いロングショットを使えるドリンク
※今回のプレイは試遊用ということで、特別にいろいろなスキルを試せるようになっていた。 ステージによっては通常の泡では対処しにくい位置に敵が配置されている場合があるが、これらのスキルを使うことで乗り越えられるというわけだ。スキルは使い惜しむことなく、どんどん有効活用するのが攻略の基本となるだろう。
ただ、どんな効果があるのかはちゃんと調べてから実戦投入したほうがいいと、筆者は身をもって知らされることになった。うっかり変なところでローリングマカロンを使ってしまったせいで敵の真上に着地してしまい、あえなくミスに……。ミス後は画面に“Failed escape”と表示され、初のダンジョン挑戦は失敗に終わった。
なるほど、どうりで残機の概念がないと思った。ダンジョンはミスするか踏破するまで続くローグライクな作りとなっている。ちなみに挑戦のたびに地形も変化。見た目はユルかわいいけど、間違いなくローグライクだ。
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リトライしたい気持ちにも駆られたが、ダンジョンはこのくらいにしてもうひとつのモード“キャッスル”を体験することにした。こちらは複数の部屋が迷路のようにつながったマップが用意されており、ランダム性はナシ。
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キャッスルのマップは、1画面ぶんの部屋が複数連結する形で構成されている。
キャッスルでは必ずしも敵を倒す必要はなく、キャッスルのどこかにあるゴール地点を目指すことになる。隣接した部屋へは、画面端に矢印が表示されているところから移動可能。
ガンガン突き進んでいくと、キャッスル内の中ボスに遭遇した。スキルのひとつであるウォータードリンクを使ってみたところ、無事に撃破成功!
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ボスを倒すと宝箱と出口が出現し、脱出成功となった。宝箱からは素材が手に入り、これでスキルを強化できそうだ。なお、クリアー時に“しんこう率”が表示されていたが、まだ行っていない部屋もある。リトライして未踏破の部屋を探せばさらなる戦利品を獲得できるかもしれない。
ラボメニューに戻り、“ミッション”の項目を選択したところ、大宝箱をゲットしたことによる報酬を得られた。ほかにもいろいろな条件を満たすことで、さまざまなリワードが手に入るようだ。
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ざいりょうはスキルの強化に利用可能。
報酬を集めてスキルを充実させ、より楽な状態でダンジョンやキャッスルに挑む。これこそがローグライクの醍醐味だと思う。製品版発売後はコンプリートを目指してじっくり楽しみたい。
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キャラクターのかわいさやストーリーも本作の見どころだ。
セガサターン版『バブルシンフォニー』も収録!
試遊会では体験しなかったが、本作にはセガサターン版『バブルシンフォニー』も収録されている。こちらは1994年のアーケード版をほぼほぼ忠実に移植した作品だ。筆者は当時アーケード版を1コインクリアーするまでやり込むほどハマった良作なので、こちらもぜひ多くの人にプレイしてほしい。
アミューズメント エキスポ2025にもプレイアブル出展!
2025年11月15日に東京ビッグサイトで開催されるアミューズメント エキスポ2025(ユーザーデー)では、『バブルボブル シュガーダンジョン』が出展予定だ。ゲームはとても遊びやすく、かわいくて楽しいので、本作が気になった方はぜひ体験を!
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アミューズメント エキスポ2025で試遊すると、かわいい“バブルンクッキー風アクリルキーホルダー”がもらえる。会場にはバブルンも来るらしいよ。