そんな『BO7』は、単体の作品として十分楽しめるいっぽうで、過去作『Call of Duty: Black Ops 2』(以下、『BO2』)とのつながりが感じられる要素が随所に見られるのも特徴的だ。『BO2』をプレイしたことがある人なら、懐かしさを感じることができる作品にもなっている。本稿では、『BO2』とのつながりがわかる『BO7』の各要素について紹介していきたい。
なお、マルチプレイヤ―モードやゾンビモードの一部コンテンツを無料でプレイできる“フリートライアル”が12月17日(水)より期間限定で開催中。まだ本作をプレイしていない方はぜひチェックしてみてほしい。
キャンペーンモード:新たな脅威を阻止すべく『BO2』のキャラクターたちが再登場
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『BO2』も発売当時の2012年は近未来が舞台の作品としてドローン、小型ロボットといった兵器が運用されていたが、10年後を描く『BO7』では人型のロボット兵士が登場。身体拡張を思わせる描写も数多く見られ、未来を描いた過去シリーズのように壁を走ったり、ジェットパックで飛び上がったりは不可能だが、新アクションの“ウォールジャンプ”のような超人的な動きができるようになっている。
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そんな近未来の極秘ミッションに挑むことになるのは、『BO2』の主人公だったデイビッド・メイソンが率いる部隊。『BO7』は『BO2』と時系列的に近いということもあり、キャンペーンモードに『BO2』で活躍、暗躍したキャラクターたちが再登場する熱い展開となっている。
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デイビッド・メイソン
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マイク・ハーパー
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ラウル・メネンデス
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マルチプレイヤ―モード:続々と蘇る『BO2』の人気マップ
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ただ、復刻といっても当時のマップをただ再現するのではなく、和風テイストになっていたりとマイナーチェンジを行っているのも見逃せないポイント。新アクションのウォールジャンプで、過去にはできなかった楽しみかたや立ち回りも可能となっている。
そして、シーズン01では新たな『BO2』マップとして“スタンドオフ”が実装。さらに“スレイジャック(ハイジャック)”、“メルトダウン”もシーズン中盤にリバイバルされ遊べるようになるとのことで、待ち遠しいプレイヤーも多いはずだ。
ここでは、両タイトルの比較画像とともに復刻マップを紹介していく。
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エクスプレス
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その名の通り、高速鉄道の駅で戦うマップで、ひらけたホームには急行列車が停車しているのが印象的。駅舎内やホームへ続くルートが複数あり、跨線橋から列車の上に乗ったりもできる。一定時間が経つと、別の列車が空いている線路側を通過するギミックも大きな特徴で、轢かれてしまったというプレイヤーも多いはずだ。
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『BO7』では、そんなマップが日本の新幹線が走る駅へと変化。鉄道名は“日の出鉄道(SR)”になっており、構内には桜が舞う液晶、“新大阪”や“名古屋”など見覚えのある駅名が並ぶ電光掲示板など、マップの構造はそのままに日本風へと様変わりしている。
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また、自動販売機も日本でよく見る形になっているほか、各所にはSRをイメージした美少女キャラクターの姿も。細かい場所にもこだわりが感じられ、日本人にとってはとてもうれしい形での復刻となっている。
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ハイジャック
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クルーズ船上のマップで、遮蔽物が少なくひらけた屋外に対し、船内は狭く接近戦になりやすい。船は3階建てで、2階からは屋外の敵を狙い撃ちしやすく、地下の機関室を通ることで船の反対側へ向かうことができる。
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いっぽう、復刻版は東京湾を船が走っているため、黄昏時の海上が舞台の『BO2』版と風景が異なるが、マップそのものに大きな変化はない。そのため、当時の雰囲気そのままに楽しむことができるマップとなっている。
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なお、シーズン01中に復刻予定のスレイジャックは、夜のハイジャックが舞台となっている。マップ各所にはクリスマスのデコレーションがされており、いわゆるホリデーシーズンに行われる『CoD』のお約束“CODMAS”仕様のようだ。実装時には、通常のハイジャックとの違いを比較してみるのもおもしろいかもしれない。
レイド
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スポーツカーや特徴的なオブジェクトが目を引く、高級住宅のマップ。狭い中央部では激しい銃撃戦が起きやすく、2階から敵を狙いやすい左右のルートでは中、遠距離戦になりやすいのが特徴的だ。細い道や遮蔽物、屋内への侵入ルートが多いため、不意の遭遇から突発的な戦闘も起きやすい。
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そんなレイドは、『BO7』で日本をイメージしたものへと変貌。日本庭園や瓦屋根など“和”を思わせるものが各所に散りばめられており、屋内では和室なども確認できたりと、エクスプレスとはまた違った趣深いマップになっている。
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そのいっぽうで、先述した高級車やバスケットコートなどオリジナルの要素もしっかり残されており、独特な和洋折衷の雰囲気がとても魅力的だ。
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スタンドオフ
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シーズン01から実装されたシンプルな構造の3レーンマップ。曲がり角が多く、うかつに前へ出ると狙い撃ちされやすく、侵入できる建物が各所にあるため、2階からの攻撃にも注意する必要がある。
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『BO7』では、ハイジャックと同様に大きな変化は見られず、『BO2』時代により近い雰囲気でプレイすることが可能。停まっているクルマの車種や遮蔽物といった細かい部分に違いは見られるが、中央ルートにある戦車や銅像、端にあるガソリンスタンドなど印象的なロケーションは復刻版でもしっかり確認できる。
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マルチプレイヤ―モード:『BO2』の武器が使用感はそのままに復活
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【BO7】MPC25/【BO2】MSMC
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【BO7】CARBON57/【BO2】PDW-57
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Peacekeeper
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M8A1
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【BO7】VS Recon/【BO2】DSR 50
『BO2』時代、“DSR 50”派ともうひとつのスナイパーライフル“Ballista”派で分かれていたのも思い出深い。
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ゾンビモード:『BO2』にもあったサバイバルモードが遊べる
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そんな本作のゾンビモードには複数のモードが用意されており、過去作のように謎解きをしながらゾンビの群れを退け、ストーリーを進めることもできれば、より高難易度にチャレンジすることも可能。ゾンビモードが苦手な人でも楽しめるよう設計された“ガイド”といったモードもあり、自身に合ったプレイが楽しめる。
さらに、『BO2』以来のモードとして“サバイバル”が復活。謎解きなどの要素がないサバイバルは、ゾンビの群れに対してできる限り長く生き残るのを目指すシンプルな内容となっている。単純に腕試しをしたい人や、ゾンビモードを遊んだことがない人が基本的な流れを知る上でもうってつけのモードだ。
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また、じつは細かい箇所にも『BO2』要素が散りばめられている。ひとつ例を挙げるとすると、ロビーBGMだ。『BO7』のロビー画面では、『BO2』のロビーBGMのアレンジ版となっており、どこか懐かしい曲が流れるのだ。
Black Ops 7 is only two weeks away, and we've got some surprises up our sleeve...
— Treyarch (@Treyarch) October 31, 2025
Behold the 2025 reincarnation of Black Ops 2's "Damned 100AE," coming to your Zombies lobby with "Damned 8" on Nov. 14. 😈 pic.twitter.com/Pv2HmO696L
なお、シーズン01では新マップの“アストラマロルム”や新たな敵、ワンダーウェポンが登場。サバイバルにも専用の新マップ“115番出口”も実装されている。シーズン01も目が離せないコンテンツとなっている。
シーズン01で盛り上がる『BO7』。今後の復刻にも期待!
シーズン01のマルチプレイヤ―モードでは、ほかにも新規マップが3つ実装されており、『BO6』で人気だった“プロップハント”や、シーズン中盤に登場する新モード“テイクオーバー”を遊ぶことができる。本作からの新コンテンツ“エンドゲーム”では、新たなイベントが実施されており、現在大きな盛り上がりを見せている。
また、キャンペーン、マルチプレイヤー、ゾンビの全モードで獲得した経験値が共通化されるように。 これにより、どのモードでもレベルを上げることができ、 マルチプレイが苦手なプレイヤーでもキャンペーンやゾンビでレベルアップをすることが可能となった。とくに、ゾンビモードでは仲間と協力して敵を撃退することができ、 経験値や武器レベルをともに上げることができるため最適であろう。また、武器のアタッチメントも経験値を獲得することで解放されるため、効率的に装備を整えられるようになっている。
さらに、ホリデーシーズンに向けてさまざまな要素がクリスマス仕様になる、『CoD』では恒例の“CODMAS”もシーズン01より進行中。エンドゲームでもシーズン中盤にCODMASがやって来るとのことで、こちらも見逃せない。マルチプレイヤ―モードやゾンビモードの一部コンテンツを無料で楽しめる“フリートライアル”も12月17日(水)より期間限定で開催されているので、本作を購入しようか検討している人は、ぜひ期間中にプレイしてみてほしい。















