『ペルソナ5X』ジュスティーヌ&カロリーヌ攻略ガイド。ジュスカロに隷する喜びを味わえる。高圧的なのに9体のペルソナで仲間を支える献身性。ギャップにときめく【P5X】

『ペルソナ5X』ジュスティーヌ&カロリーヌ攻略ガイド。ジュスカロに隷する喜びを味わえる。高圧的なのに9体のペルソナで仲間を支える献身性。ギャップにときめく【P5X】
 『ペルソナ5』(P5)の世界観を継承するスマートフォン・PC向けRPG『ペルソナ5: The Phantom X』(P5X)がハーフアニバーサリーを迎え、ホリデーシーズンにふさわしい盛り上がりを見せている。

 なんと、『
ペルソナ5 ザ・ロイヤル』(P5R)におけるベルベットルームの住人(看守)である双子の少女、ジュスティーヌ&カロリーヌがまさかの実装! 初の2人1組ユニットとして登場し、ワンダー以外で初めて複数(9体)のペルソナを使い分け、初のロール、初の属性を引っ提げてやってきた。

 さらに言うと、彼女たちのプレイアブル化はスピンオフ系ゲームや外部コラボ以外では『
P5』シリーズ初。コードネームを持たずに仲間入りするのも初。年の瀬に『P5X』ユーザーは初尽くしを味わっている。すてきなクリスマスプレゼントである(この記事が出るのはクリスマス後だが)。
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この記事は『ペルソナ5: The Phantom X』の提供でお送りします。
 そんなジュスティーヌ&カロリーヌは、編成によってバフ役、回復役、サブアタッカー役など、さまざまな役割を担える器用な性能を持つ。“ひよっこ囚人”の我々を導いてくれるので、いまから本作を始める人に「とりあえず引いておけ!」と言える万能性はさすがである。

 『P5』ではパーティ入りが叶わなかった彼女たちが、怪盗たちの横に並んで戦う。欲望を追い求める『P5X』ならではの夢のような状況に、いちファンとして筆者は興奮しっぱなし。先行プレイの内容をもとに、彼女たちの魅力を語りたい。
※この先、イベント序盤のスクリーンショットが登場するので、ネタバレを気にする方は要注意。

“新人”としてジュスティーヌ&カロリーヌに隷する喜び

 険のある態度とかわいらしい反応、可憐な容姿といかめしい眼帯。冷静なジュスティーヌと強気なカロリーヌ。双子でも性格はまるで違い、ふだんは言い争うことが多いのにバトルでは息ピッタリ。そして超強い……さまざまなギャップが全力で心をくすぐるキャラクターがジュスティーヌとカロリーヌ、通称ジュスカロだ。
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 ふたりはイゴールの従者として『
P5R』に登場。『P5X』で言うところのメロペのポジションだ。客人(主人公のこと)の歩みを手助けする存在だが、『P5』シリーズにおいては仲間として直接共闘することはなかった。

 自らをコンシェルジュと称するメロペに対して、ジュスティーヌとカロリーヌは看守姿。『P5R』の主人公(ジョーカー)は運命に囚われた“囚人”である(ベルベットルームは客人の心にあわせて在り方が変わる)ことから、“更生”を促すために厳しい態度を取っている。
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 『P5R』では、ジュスティーヌ&カロリーヌと“特別刑務”という名のおでかけを楽しめたため、愛を深めた囚人も多かったのではないだろうか。

 『P5X』で楽しめる『P5R』とのコラボイベント“運命が交錯する時・双子の看守編”では、主人公(ワンダー)とジュスティーヌ&カロリーヌが邂逅。ジョーカーと似た素養を持つワンダーに興味を示したふたりが、自分たちの住む世界と似て非なる『P5X』世界を調査する、という内容になっている。

 早い話が、
『P5X』でもふたりとのおでかけが楽しめるということだ。こんなにうれしいことはない。
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ワンダーはジョーカーと比べてまだ経験が浅い“ひよっこ囚人”のため、“新人”と呼ぶことに決めたようだ。
 かつての囚人とのおでかけ内容を匂わせたり、新たな体験を楽しんだり、本来の目的もそこそこに脱線するふたりの姿に、ニヤニヤが止まらない。早い話が、とてもかわいい。

 反骨精神が服を着て歩いているようなジョーカーと比べて、いささか押され気味のワンダーのタジタジ加減にも注目だ。『P5R』と『P5X』、みんなどっちも遊んでくれ!
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 なお、イベント画面で流れている“Rivers In the Desert”は必聴だ。グラミー受賞アーティストであるチャーリー・ローゼン氏がアレンジを手掛けており、2025年12月上旬に開催された“ペルソナ5 スペシャル・ビッグバンド・コンサート”で披露。それを今回のコラボ用にチャーリー氏自ら特別に調整したものなのだ。スゴイ。
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【キャラ性能】どんなパーティも支える双子の柔軟性に驚き

 ジュスティーヌ&カロリーヌのロールは新たに実装された“自律”で、属性は“万能”(いわゆる無属性)だ。怪盗一覧では背景にベルベットルーム(監獄)の扉が映っている。

 万能という属性が示すように、状況に合わせた運用が魅力的。怪盗団のメンバーと照らし合わせて不足部分を担当してもらおう。そう聞くと難しそうだが、まずはこれだけ覚えてもらえば大丈夫。

 
“優越”(バフ特化)ロールが便利!!!!!!

 ここからはその理由を解説していく。
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スキル1とスキル2の組み合わせは自分次第

 もっとも大きな特徴は、スキル1とスキル2を自在に組み合わせるシステムだ。スキルによって呼び出すペルソナが異なり、万能以外の属性も取り扱い可能。あらゆる弱点を突けるので、とても汎用性が高い。

スキル1/スキル2として選択可能なスキル(ペルソナ)
■悪戯と無邪気の仮面(ジャックフロスト/ジャックランタン)
  • 属性:火炎/氷結
  • 効果:全体攻撃力UP
■奉仕と警告の仮面(アガシオン/スダマ)
  • 属性:電撃/疾風
  • 効果:全体被ダメージ低下、全体HP回復
■不条理と非合理の仮面(マンドレイク/オンモラキ)
  • 属性:念動/核熱
  • 効果:自身&味方単体の貫通力UP
■福果と禍因の仮面(シーサー/バグス)
  • 属性:祝福/呪怨
  • 効果:自身与ダメージUP、自身クリティカル率UP

 自由度が高くて逆に困るという人もいるかもしれない。とくに初心者は。筆者としては
困ったらジャックフロスト/ジャックランタン+マンドレイク/オンモラキが王道なのではと思う。この後、その理由も書くので落ち着いて読み進めください。
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編成画面からスキル1とスキル2を選択できる。主人公の武器選択と同じような感覚で属性を決定可能。
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1moreは万能属性となっている。
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スキル3や覚醒効果はロールによって変化

 組み合わせによってスキル3の性能が変わり、6パターンの既存のロール相当で活躍可能。優越(バフ特化)、支配(全体攻撃)、防衛(防御特化)といったように、さまざまな役割を担うことができる。あわせて、覚醒も組み合わせに応じた効果が発動する。

スキル3(ペルソナ)
■二者合一の仮面(アルダー)
  • 属性:万能
  • 効果:スキルの組み合わせで異なる追加効果
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スキル3“二者合一の仮面”ではふたりのカットイン→アルダーが攻撃するリッチな演出が展開。
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アルダーの強力な万能属性攻撃。

6種類のロール

救援(全体強化+回復)
■ジャックフロスト/ジャックランタン(火炎/氷結)+アガシオン/スダマ(電撃/疾風)
  • スキル3:全体HP回復+与ダメージアップ
  • 覚醒:全体回復量アップ+与ダメージアップ
優越(バフ特化)
■ジャックフロスト/ジャックランタン(火炎/氷結)+マンドレイク/オンモラキ(念動/核熱)
  • スキル3:全体クリティカルダメージアップ+スキル成長効果上昇
  • 覚醒:自身の速度+5、全体攻撃力アップ
支配(全体攻撃)
■ジャックフロスト/ジャックランタン(火炎/氷結)+シーサー/バグス(祝福/呪怨)
  • スキル3:スキルの対象が全体に変化
  • 覚醒:自身のクリティカル率アップ
防衛(防御特化)
■アガシオン/スダマ(電撃/疾風)+マンドレイク/オンモラキ(念動/核熱)
  • スキル3:全体シールド付与+全体防御アップ
  • 覚醒:シールド量アップ
屈従(デバフ+回復)
■アガシオン/スダマ(電撃/疾風)+シーサー/バグス(祝福/呪怨)
  • スキル3:感電&風襲付与+敵全体防御ダウン
  • 覚醒:自身の速度+5、敵全体被ダメージアップ
反抗(単体サブアタッカー)
■マンドレイク/オンモラキ(念動/核熱)+シーサー/バグス(祝福/呪怨)
  • スキル3:追加万能ダメージ+味方単体バフ
  • 覚醒:クリティカルダメージアップ

2種類のハイライト効果を持ち込み可能

 ハイライトはスキル1/スキル2で選んだペルソナに対応(つまり全4種類)。使用時にどちらかを選んで発動可能だ。

  • ジャックフロスト/ジャックランタン(味方全体の攻撃力UP、与ダメージUP)
  • アガシオン/スダマ(味方全体を回復し、最大HP上限UP)
  • マンドレイク/オンモラキ(念動/核熱属性の攻撃、自身と攻撃力が最も高い味方(反抗、支配優先)の攻撃力UP)
  • シーサー/バグス(祝福/呪怨属性攻撃、自身の攻撃力UP、クリティカルダメージUP)
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本質的にはテクニカル。だが、シンプルな運用方法でも力を発揮

 幅広い属性攻撃に対応可能なので、あまり深く考えずにパーティに編成しておくだけで一定の活躍を見込めるのがジュスティーヌ&カロリーヌのいいところ。あとは不足部分を補うという考えかたもある。ヒーラーやシールド役が足りないなら防衛に。反抗にすればエースアタッカーといっしょにダメージを叩き出すWアタッカー運用が強力だ。

 とはいえ、6通りの組み合わせを完全に使いこなすのは難しい。迷ったときは、まず
“優越”(バフ特化)がおすすめ。味方全体のクリティカルダメージアップが強力で、幅広いパーティを強化可能だ。

 “優越”の組み合わせは、ジャックフロスト/ジャックランタンとマンドレイク/オンモラキ。実際のバトルでは、スキル1とスキル2を使用→スキル3(1と2を使うことで発動可能になる)を使用というサイクルで回せばオーケーだ。とてもシンプル。
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 そのほか、ジュスティーヌ&カロリーヌを入手すると、
主人公のペルソナスキルレベルが1上昇する特殊効果も備えている。これは戦闘に参加していない場合でも有効。

 育成面で気を付けたい重要ステータスは攻撃力とCRT倍率。
啓示は動力+誕生(新しい“宙”啓示)が効果的で、ロールに応じてビルドを変える必要性はほとんどなさそうだ。

 また、ジュスカロ特有の“デザイアレベル”というものも存在しているのだが、難しく考える必要はない。重要ステータスを伸ばせば伸ばすほどスキルなどがより強くなる、とだけ認識しておこう。
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ジュスティーヌ&カロリーヌ専用のセット効果が実装。
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 強大な力を持ちながら、怪盗団の状況に合わせて器用に立ち回りを変えてくれる彼女たちの能力は、ベルベットルーム看守の面目躍如。ひよっこ囚人の我々を手助けしてくれる頼もしい存在として、長くお世話になりそうな予感だ。

 ここまでのスクリーンショットから感じ取ってはもらえたと思うが、この双子はどこで撮っても非常にかわいい。手を取りあう息ピッタリの演出が最高である。
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武器装備画面では総攻撃フィニッシュのポーズ(反転)を取ってくれる。
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実際の総攻撃フィニッシュ。これを見てもゲームオーバーじゃない。

『P5X』を始めたら。初心者攻略ガイドぷちまとめ

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 手持ちの戦力が不足している序盤こそ、ジュスティーヌ&カロリーヌがいる心強さは計り知れない。ハーフアニバーサリーのいまはこれ以上ない始めどきだ。盛り上がり必至のメインストーリー第3章に追いつくため、少しずつプレイを進めておこう。

最初の目標:メインストーリー1章クリア

 『P5X』はコンテンツ量が多いため、あれもこれもと目移りしがち。好きに遊んでいいのだが、効率的にプレイしたいなら、まずはメインストーリーを進めよう。徐々に要素が解放され、1章をクリアーする頃には主要な育成要素やコンテンツがあらかた揃うからだ。

レベル上げの基本
 主人公のレベルアップに必要な経験値は、“体力(スタミナ)”を消費することで上昇する仕組み。体力(スタミナ)は、おもに育成用の素材などを集める“調伏の領域”で消費する。

目標レベル
 1章のボスに挑むための目安かつ条件は“主人公(プレイヤー)レベル30”。体力を使いつつ、ミッションの達成報酬などでコツコツと上げていこう。
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主人公の強化には“スキーマ”も活用。ペルソナ図鑑を埋めて入手するスキーマポイントを割り振っていく。序盤は左の縦一列を優先して強化しよう。レベル80を越えてS-Lvというレベルを上げるようになるといちばん下の横一列を強化可能に。強力なので、以降は下の横一列を優先するのがおすすめだ。
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仲間は経験値アイテム“怪盗全書”系を消費して上げていく。レベル上限解放の“アイリスの芳香水”系と合わせて集めておきたい。

毎日やるべきルーティン(所要時間10〜20分)

 オンラインゲームは一気に育成するのが難しいので、毎日コツコツ育成したい。そこで日々やっておきたいプレイサイクルの例を紹介する。
1. 各種ボーナスの受け取り
 まずはログインボーナス系のアイテムを一通りチェック。イベントで取り忘れたアイテムなどはメールで届く仕様なので、たまたまログインできない日があっても安心だ。
  • ログインボーナス、ショップの無料デイリーパック、運営メールなどを一通りチェックする。
  • 30日間毎日ガチャアイテム(自在結晶)を獲得できる“マルチムVIPカード”のような有償商品のおまけも、未ログイン期間分はメールで届く。
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受け取り可能なアイテムがあるところは“!”マークが表示される。
2. デイリーミッション(デイリーパス目標)の達成
 “ログインする”、“体力を消費する”などの簡単なミッションを4つクリアし、ガチャアイテムや経験値といった報酬を受け取ろう。
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デイリーミッションの内容は画面上部の“パス”アイコンから確認できる。“ファントムパス”と呼ばれ、より報酬が豪華な有償パスも用意。
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デイリーミッションの中にはイベント的に用意されるものも。期間によって内容は微妙に異なる。
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やることがわからなくなったら、メイン画面上部の“プラン”アイコンから“ルフェルのビジネスプラン”を開き、その内容をこなしていくのもおすすめ。
3. 【最重要】体力(スタミナ)の消費
 一般的なソーシャルゲームで言うところのスタミナ“体力”は先述したように、おもに育成素材を集める“調伏の領域”で使用する。時間経過で回復するが、あふれさせるともったいないので意識的に使い切ろう。
  • 6分で1ポイント回復し、最大値は240。
  • 5〜6回分の体力を一度に消費して報酬を得られる機能があり、実質的な周回は1日1〜2回で済む。
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育成の優先順位
 “調伏の領域”では、迷ったら以下の優先順位でスタミナを消費しよう。仲間キャラの育成要素としてレベルや武器、スキルレベルなどがあるが、まずはレベルを上げていきたい。

  • 【最優先】怪盗(キャラ)のレベルアップ(栄誉の追求)
  • 【最優先】怪盗の潜在能力解放(魅惑の香)
  • 武器のレベルアップ(パーツの追求)
  • 武器の突破(装備品の工芸)
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啓示カードというものもある。強力なカードを厳選して身に着けるエンドコンテンツ的要素なので、気にするのはボス戦で苦戦するくらいになってから。だいたいレベル70頃だろうか。
4. 行動力(都市生活でのスタミナ)の消費
 バイトをしたり映画を見たりなど、都市生活では“行動力”というリソースを消費。これで魅力や度胸といった人間パラメータを磨くと、やれることが増えていく。

 あえて優先するものを挙げるとすると、仲間との絆を深めて“シナジー”ランクを上げること。さまざまな恩恵を得られるのだ。

  • 最大20ポイントで、毎日5時に5ポイント回復
  • むだにしないために、1日あたり5ポイント消費を目安に
  • 一部の予定は行動力を3ポイント消費して3倍の報酬を入手可能
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5.遠征
 条件を満たした仲間をセットして一定時間が経過すると、報酬を得られる“遠征”。報酬自体は少ないがリスクはゼロ。塵も積もれば山となる感覚でこなしておくといい。

  • 15分のものは自在結晶(ガチャなどで消費)がもらえるので、マストでやっておきたい
  • 注目は“怪盗の認知片”。60枚集めると意識を覚醒できる“認知結晶”と交換可能
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最高の怪盗&新人ライフを

 日課として押さえておきたい要素は以上。ほかにも“ベルベットルームの試練”や“心の海の試練”といったバトルコンテンツも用意されている。成績がいいほど報酬がよくなるので、キャラ育成に活用しよう。

 今回紹介した攻略ガイドは基礎中の基礎。初心者でも混乱しないように、あえて最低限の内容に絞っている。もう一歩進んだ遊び方は
以前掲載したプレイガイド記事を参考にしてほしい。それでは、よい新人ライフを。
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