
新シーズンの開幕に先駆け、メディア向けに開発者によるオンラインプレゼンや先行プレイが実施された。そこで判明したバンガロール、コースティックの調整内容やRE-45の仕様変更、新たなランクマッチシステムなど最新情報をまとめて紹介する。
また、プレイヤーの疑問点を開発にぶつけたインタビューも実施したので、併せて下記の記事もチェックしてほしい。
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- バンガロールはスモークで罠を壊せるように。コースティックのガスはアッシュ封じに有効
- RE-45が3点バーストのエネアモ武器へ。アキンボP2020はケアパケ入り
- ホップアップが常備化。ダメージ蓄積で効果を発揮する形式に
- 新アイテム“アンプ”登場。無限弾薬や追加アーマーなど強力なパッシブ効果を獲得
- 新モード“ワイルドカード”実装。ミラージュ3人など同レジェンド複数編成も可能
- マップ視認性を大幅改善。イーディストリクト昼に変更、キングスキャニオン照明見直し
- ランクマッチはジャンプマスター廃止。競技性を重視した新システム採用
- 勲章システム導入。キル以外の活躍も評価し、試合中やリザルト画面で表示
- スプリット2でランダムマッチの連続プレイが可能に。相性のいい仲間と続けて遊べる新機能
バンガロールはスモークで罠を壊せるように。コースティックのガスはアッシュ封じに有効
バンガロール:スモークとミサイルにEMP効果付与
アルティメットアビリティも電気を帯び、ヒットした対象にEMP効果を与えられるように。敵へのスロー効果はないものの、接触した展開物は破壊できるようだ。
これらの強化により、スモークの攻撃的な活用幅は大きく広がり、とくにランパートやコースティックなどに守られた建物を攻める際に有効な手段となるだろう。
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コースティック:ガスのダメージ増強とアッシュ対策が強化
さらに、ガスはダッシュのクールダウンを奪うため、アッシュがガスに触れると持ち前のスピードを失うことになる。アッシュはこれまでかなり猛威を振るっていたため、コースティックの強化によって有効な対策が取れるようになったのは喜ばしい。
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コントローラー:リングスキャン後、脱出タワーが展開されるように
これによって、ほかの部隊より速やかに移動し、最終リング内の有利なポジションをいち早く確保して終盤の戦闘を優位に進められるようになっている。
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RE-45が3点バーストのエネアモ武器へ。アキンボP2020はケアパケ入り
そのほか、ピースキーパーが通常武器に復帰し、代わりにアキンボP2020がケアパッケージ武器となる。P2020はキネティックフィーダーを搭載しており、スライディング時に弾を補充可能だ。
また、モザンビークは発射速度が上昇し、LMGの腰撃ち精度は低下している。
反動の制御もしやすく、高火力を誇るRE-45バーストの登場により、今後はエネルギーアモが環境の中心となることが予想される。
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ホップアップが常備化。ダメージ蓄積で効果を発揮する形式に
たとえば、ウィングマンやロングボウは400ポイントでスカルピアサー、プラウラーやチャージライフルは250ポイントでセレクトファイアが付与されるといった仕組みだ。
さらに、おなじみのホップアップに加えてEVA-8、スピットファイア、ボルトには新たにグラフィティモードホップアップが実装された。
このホップアップでは、武器の反動を軽減し、マガジンサイズを拡張させ、ペイントボール弾を発射するようになる。ただし、ランパート製の武器とは異なりリロード速度は速くならない。
装填数はEVA-8が最大9発、スピットファイアが最大52発、ボルトが最大29発。弾数の増加によりリロード頻度が減ることで、戦闘中の隙を減らせるようになるだろう。
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新アイテム“アンプ”登場。無限弾薬や追加アーマーなど強力なパッシブ効果を獲得
アンプはランクマッチとカジュアルの両モードで登場。無限弾薬や追加アーマーなど、プレイスタイルをカスタマイズできる個性的なアビリティセットが全5種類用意されている。
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- インフィニットアモ:バック内のスロットをふたつロックする代わりに、武器の弾薬が無限になる。
- オーバーアーマー:アーマーが25増加する。
- パワーブースター:戦術アビリティとウルトのチャージ時間を短縮。敵をノックダウンすると、戦術アビリティがひとつ溜まる。
- オーバーフローヒーラー:シールドセルと注射器で回復すると、時間経過で最大まで回復する。
- ボトムレスバッテリー:シールドバッテリーを2個以上持ってると、使用しても減らなくなる。
無限弾薬やシールドバッテリーの消費停止は、バックパックの圧縮に役立つだろう。ノックダウン時に戦術アビリティがチャージされる効果は、アサルトやスカーミッシャーといった攻撃的な立ち回りと相性がよさそうだ。アーマー25増加の効果は戦闘を有利に進めるうえで非常に有効で、コントローラーなら白アーマーでもリング内にいるだけで紫アーマー分の耐久力を得られるため強力である。
アンプの選択次第で戦いかたが大きく変わるので、試合ごとに新鮮な立ち回りを味わえそうだ。
新モード“ワイルドカード”実装。ミラージュ3人など同レジェンド複数編成も可能
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このモードでは、グラビティキャノン、ジップライン、そのほか多数のマップギミックが詰まったリミックス版キングスキャニオンを舞台に、30人によるタイトな試合が展開。開始時のリングは従来より圧縮されているため、降下直後からすぐに戦いの準備が求められるだろう。
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ゲームシステムには、“リバイバル”モードでのルールを採用。チームにひとりでも生存者がいれば、倒されてしまったプレイヤーも自動的にリスポーン可能だ。リスポーンにはタイマーが設定されているが、生存中の味方が敵にダメージを与えたり、敵を倒した際にドロップするエヴォオーブを入手することでその時間を大幅に短縮できる。なお、エヴォオーブは獲得すると、武器のレベルアップやリスポーンタイマーの短縮、シールドや体力の回復、アルティメットアビリティのチャージなど、さまざまな効果も得られる。
インベントリは刷新され、拾ったアイテムは自動で専用スロットに割り当てられるように。さらに、敵をキルすると弾薬やエヴォオーブ、シールドセルなどが飛び出し、そこを通過するだけで自動的に取得できる。武器やスコープの入れ替えは、従来どおりデスボックスで行えるようだ。
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さらに、ワイルドカード専用のケアパッケージから新しい近接武器としてバットが手に入る。バットは、近接で大ダメージを与えるうえ、ヒット時には相手をノックバックさせられる非常に強力な武器だ。溜めてから放つ一撃には、とくに強力なノックバック効果があり、マッチ終盤で敵をエリア外に吹き飛ばせば、状況を大きく覆すことができるだろう。
これに加えて、プレイスタイルに幅をもたらす新たな要素も実装されている。ワイルドカードでは、これまでのバトロワモードとは異なり、同じレジェンドを複数体使用できるのだ。ミラージュ3人で大量のデコイを展開してかく乱したり、ヒューズ3人にしてウルトの炎による包囲を仕掛けたりと、ふだんなら実現できないユニークな戦術が楽しめそうだ。
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マップ視認性を大幅改善。イーディストリクト昼に変更、キングスキャニオン照明見直し
ショップ内部には多くの出入り口やドアが設けられ、これまで以上に行き来しやすい設計となっている。また、視認性を高め、密集したPOI(マップにある名前が付いているエリア)間に余裕を持たせるため、いくつかの建物は完全に撤去された。
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これらの調整は、1分1秒を争う激しい局面においてプレイヤーが周囲の状況を素早く判断し、最適なルートや行動を選択できるようにするためのものである。
シーズン26ではイーディストリクトとキングスキャニオンが大幅な調整を受けたが、今後も複数のマップにわたり、視認性とゲームプレイのしやすさを改善する施策を段階的に展開していく方針だという。
ランクマッチはジャンプマスター廃止。競技性を重視した新システム採用
ジャンプマスター廃止。降下地点が固定化されるドロップゾーン制に
レジェンド選択の前に着地地点のプレビューが見られるため、チームは降下場所に合わせた戦略を練り、それに適したレジェンドを選べる。たとえば、マップ端の降下地点なら機動力に優れるスカーミッシャーを多く編成し、中央の降下地点では有利な位置を確保するためにコントローラーを多く入れるといった多様な戦術が生まれるだろう。
マッチが始まると、各チームはドロップシップから同時に降下していく。なお、各降下地点での戦力バランスを保つため、物資やビーコンの配置も調整されているとのこと。この変更により、ランクマッチでの立ち回りの幅が広がり、より白熱した駆け引きがくり広げられるだろう。
キルポイント減少で順位重視に。ランクマッチの公平性と競技性を強化
さらに、キルやアシストによるRP獲得量が減少したのも大きな変更点だ。これは、最終的に最後の1チームになることの重要性をより強調し、上位に入賞するために必要なスキルを促すための調整だという。
そして、上位ランクのプレイヤーを倒した際に得られるチャレンジャーボーナスのRPが増加した。これにより、マッチメイキングで不利な試合でも、より多くのRPを獲得しやすくなる。
こうした改良は、ランクマッチの公平性と競技性の向上につながると考えられる。今後の環境変化やプレイヤーの反応を注視しつつ、これからのさらなる発展に期待したい。
ランクオーラ登場。ランクに応じて見た目が変わる新コスメティックアイテム
具体的には、降下中や三人称エモート時に自分やほかプレイヤーのオーラを見られるほか、フィニッシャーや蘇生時には関わったふたりのあいだにだけ表示される。
ランクオーラは実力を視覚的に示す新しい要素として、プレイヤーどうしの交流や達成感をさらに高める役割を果たすだろう。
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勲章システム導入。キル以外の活躍も評価し、試合中やリザルト画面で表示
これにより、さまざまなプレイスタイルを称え、トップでなくても試合への貢献を実感できるように設計されている。
勲章には、ひとつの目的を達成して獲得するものと、段階が上がるごとに達成難度が高まる多段階のものがある。多段階のほうは最大4段階で、たとえば3キルでティア1、8キルでティア2の勲章が得られる。
獲得した勲章はゲーム中画面の右上に表示され、試合終了後のリザルト画面では上位3つの勲章が示されるほか、経験値タブですべての勲章がティア別に一覧表示される。シーズン全体を通じて得た勲章は、ロビーの専用画面からまとめて閲覧可能だ。
スプリット2でランダムマッチの連続プレイが可能に。相性のいい仲間と続けて遊べる新機能
この機能は、ふたりでトリオを組んでいる場合にも適用され、スクワッドリーダーとソロプレイヤーの両者が継続プレイを希望するかどうかを決められる。
Apexをプレイしていると、「仲間が絶妙なタイミングでカバーしてくれた」、「思いがけず息の合った動きができた」など、このメンバーでもう一度プレイしたいと思う場面もあるはず。そんなときに役立つ機能である。実装の日を楽しみに待とう。