フロム・ソフトウェアのイベントはファンの愛に満ちた空間に。『エルデンリング』新作試遊や『アーマード・コア』対戦、コスプレにクイズ大会と企画満載の“FROMSOFTWARE GAMES EVENT Spring 2025 in TOKYO”リポート

by西川くん

フロム・ソフトウェアのイベントはファンの愛に満ちた空間に。『エルデンリング』新作試遊や『アーマード・コア』対戦、コスプレにクイズ大会と企画満載の“FROMSOFTWARE GAMES EVENT Spring 2025 in TOKYO”リポート
 2025年5月6日、東京都内にてフロム・ソフトウェアによるイベント“FROMSOFTWARE GAMES EVENT Spring 2025 in TOKYO”が開催された。

 本イベントは無料で参加できるイベントで、2025年5月30日に発売を予定している『
ELDEN RING NIGHTREIGN』(エルデンリング ナイトレイン)の先行試遊のほか、さまざなステージイベント、展示や物販などが用意されていた。

 本記事ではイベント全体を丸ごとリポート。なお、2025年5月10日には大阪会場の開催も予定されているので、まっさらな気持ちで大阪のイベントを楽しみたい方はご注意を。
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入り口に展示されていた“ミケラの刃、マレニア”の大型スタチュー。
 イベントは朝9時受付、10時開場となっていたが、受付の時点で大行列ができたほどの大盛況に。
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受付には小さな小壷商人なども飾られていた。
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来場者にはポストカードと缶バッジセットなどが贈られた。
 会場内には協賛メーカーの新アイテムやフィギュア&プラモデル、アパレルグッズなどがズラリ。フロム・ソフトウェアによる大型スタチューやフォトスポットなども用意されており、自由に撮影を楽しむことができた。
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小壷商人の大型スタチュー。
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『エルデンリング ナイトレイン』の3日目にプレイヤーたちが開く扉が、フォトスポットとして登場。
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こちらはプレゼンテーションステージで観られた、ゲーム内の扉のシーン。
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ファン感涙のアートギャラリー

 展示のなかにはアートギャラリーも存在し、フロム・ソフトウェアの歴代タイトルのアートや資料などを閲覧できた。こちらも大行列となっており、入場者たちを時間で小分けにして案内していた。
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物販も大人気

 物販も大盛況で、いずれも長蛇の列に。今後発売を予定している新アイテムも続々と発表され、会場に展示されていた。
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『エルデンリング ナイトレイン』試遊

 イベントでやはり人気だったのは『エルデンリング ナイトレイン』の試遊。発売前にマルチプレイを楽しむことができるだけあって、整理券を入手できなかった人もスクリーンに配信されていたプレイの模様を食い入るように観ていた。ちなみに、試遊時間は約40分。本作にはチュートリアルが存在するそうで、20分ほどのチュートリアルを体験した後は、ゲーム内で挑むことになる3日間のうち、1日目を時間内まで遊べた模様。
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 ネットワークテスト版では“追跡者”、“守護者”、“レディ”、“隠者”の4人を使用できたが、今回の試遊では新たに“鉄の目”、“無頼漢”の2キャラクターが使用可能に。キャラクター選択画面では、さらにもうひとりの“夜渡り”である“執行者”の姿も見ることができたが、試遊会では使用不可となっていた。
 今回の試遊は体験できなかったのだが、試遊している人のプレイやプレゼンテーションステージの情報などから、ざっくりだが2キャラクターの性能を解説しよう。
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鉄の目

  • アビリティ【目利き】……鋭い観察眼により、敵から得られるアイテムを増やす
  • スキル【マーキング】……特別なダガーで敵を傷つけ、弱点を作り出す。追い打ちをかければ敵の体勢を大きく崩せる
  • アーツ【ワンショット】……音を超える、敵や障害物を貫通する強力な一矢を放つ
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 初期武器が弓で、アーツも含めると遠距離戦に適したキャラクター。もちろん近接武器を持っても活躍できるが、試遊している人のほとんどが弓をメインにして戦っていた。

 スキルの“マーキング”は、ダガーがヒットすると赤い弱点マークが敵にいくつか付与され、そのマークを自分か味方が攻撃するとダメージが増す様子。近接武器で弱点を狙うのは、部位によっては難しいため、弱点を弓で狙い撃ちするのがよさそう。アビリティの効果は、自分だけなのかパーティー全体に発揮されるのかはわからなかった。

無頼漢

  • アビリティ【闘争心】……ダメージを受けるとスキルが強化される また、スキル中に攻撃を受けても、決して倒れない
  • スキル【逆襲】……構え姿勢を取り、敵の攻撃を受け止めながら豪快な一撃を叩き込む
  • アーツ【トーテム・ステラ】……墓守の鏨(たがね)を地面に打ち付けて巨大な墓石を呼び出す
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 初期武器は大斧で、パワフルなアクションを得意とする、近接戦に特化した性能。アビリティの性能とスキルの相性がとてもよく、基本的にシンプルで使いやすそうな印象。スキル“逆襲”は一度踏ん張るような構えから、相手にアッパーカットを浴びせる技で、構えの最中に攻撃を受け止めることで、アビリティの性能が活きるような仕組みなのだろう。

 アーツの“トーテム・ステラ”は、巨大な墓石を一定時間地面から呼び出すもので、墓石自体にダメージがあるので、相手の体勢を崩す手段として便利そう。また、墓石は登ることができるので、飛び降り攻撃に使ったり、遠距離攻撃の足場としても使えるはず。墓石は敵の遠距離攻撃などを防いでいたので、盾のような障害物としても利用できる。

『ELDEN RING Tarnished Edition』試遊

 Nintendo Switch 2向けに2025年発売予定の『ELDEN RING Tarnished Edition』に追加される要素を、PC版で先行体験できるブースも。追加要素については他プラットフォームでも、追加ダウンロードコンテンツとして配信予定とのこと。
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 試遊版では、ある程度のレベルとステータスが確保されたキャラクターで、新装備と新要素の“霊馬トレント”の見た目変更が体験できた模様。なお、霊馬の見た目は“祝福”で変更する形になる。
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“フロム愛”が全身から噴き出るコスプレイヤーたち

 本イベントは事前に登録を申請したコスプレイヤーが、コスプレ姿でイベントに参加できるように。メインホールや通路、フォトスポットなどでコスプレ参加者の撮影を、来場者も含めて楽しむ姿が多く見受けられた。
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※『アーマード・コアVI』主人公のコスプレです。
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メッセージ&落書きボードも大人気

 会場にはメッセージカードを張り付けるボードと、落書きが描き込めるホワイトボードが登場。来場者たちが自由にイラストやコメントなどを残すことができるとあって、こちらも大きな盛り上がりをみせていた。
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新情報も公開されたステージイベント

 大きな注目を集めていたのが、各種ステージイベントだ。荒木美鈴さんがMCを務め、フロム・ソフトウェアの小倉康敬氏(『アーマード・コア』シリーズのプロデューサー)、宣伝・制作の北尾泰大氏が登壇し、さまざまな催しで会場を盛り上げた。
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開幕には小倉康敬氏からの挨拶が。フロム・ソフトウェアのイベントではおなじみの回しっぷりを今回も見せてくれた。

『ELDEN RING Tarnished Edition』ステージ

 タイトルの詳細を解説するプレゼンテーションステージでは、北尾氏が『ELDEN RING Tarnished Edition』を、実機プレイを交えて紹介。『ELDEN RING Tarnished Edition』はこれまでのアップデートやDLC『SHADOW OF THE ERDTREE』に加えて、新たな要素が追加されるのが特徴だ。
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北尾泰大氏。
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 4種の新装備が実装される予定だが、そのうちの2種が公開された。ひとつは闘牛士のような装備で、戦技“ムレータ”という特殊な構えを持っている。まるで闘牛のように、相手を翻弄するかのような回り込みから斬撃を放つなど、その華麗な動きに観客からも「おお!」という声が挙がっていた。なお、“ムレータ”は構え技となっており、攻撃ボタンよって動作が変わるそうだ。こちらは冒険の中で手に入る装備とのこと。
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 もうひとつが、非常にシンプルな見た目をした鋼の装備。『エルデンリング』は装飾の凝った装備品が多いが、ファンからは「無骨な装備もフロム・ソフトウェアらしいのでは」という声が挙がっていたことから、ストレートなフルプレートメイルを用意したと北尾氏は語っていた。なお、シンプルな鎧装備は新たに追加される素性(キャラクター制作時に決める、職業のようなもの)にも対応している。
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 新要素のもうひとつは、霊馬トレントの見た目変更。3つのデザインが存在し、ひとつが白を基調としたデザイン。もうひとつは、ダークヒーローがまたがるような見た目の黒い長毛の姿に。3つめの見た目は、実際にプレイして体験してほしいとのこと。
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 なお、ほかのプラットフォームではダウンロードコンテンツとして配信され、正確には決まっていないと前置きしつつ「価格は500円くらいを想定しています」と北尾氏が説明していた。
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『エルデンリング ナイトレイン』紹介ステージ

 『エルデンリング ナイトレイン』のプレゼンテーションステージでは、北尾氏から本作の基本的な情報として、本編とは異なる協力型のサバイバルアクションゲームであること、リムベルドの地で、仲間たちと3日間生き残るためにキャラクターたちを成長させながら戦っていくこと、フロム・ソフトウェアのRPGが持つ魅力を凝縮した“ショートRPG”であることなどが解説された。
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 紹介の中で、イベントのひとつとして“秤を持った商人”に話しかけると、3択のパワーアップ効果を得られると解説されたが、北尾氏による実機プレイでもその姿が確認できた。しかし、ほかのプレイヤー(フロム・ソフトウェアのスタッフたちが担当)が突然、その商人を攻撃し始めた!
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 すると、商人は“調律の魔物”という強敵に変化。北尾氏は「予定になかったんですが(苦笑)」と言っていたが、フロム・ソフトウェアのスタッフが「こんなものもあるよ」とみんなに見てほしいというサービス精神が発揮されたのだと、勝手に理解した。
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 さらに、夜に登場する強敵として『DARK SOULS』(ダークソウル)にも登場した“貪食ドラゴン”が現れることが判明。登場したときには、フロム・ソフトウェアのファンならではの歓声に会場が包まれる。戦闘時のBGMも『ダークソウル』のものが使われており、どこか懐かしくも新鮮な気分を味わえた。なお、北尾氏曰く「“貪食ドラゴン”は原作のものよりも強力になっているかもしれない」とのこと。
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 やり込み要素として、キャラクターの見た目変更ができることも語られた。キャラクターのひとり“追跡者”には、またひと味違った装備が用意されていたほか、『ダークソウル』に登場した“深淵歩きアルトリウス”を思わせる見た目も。
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 “深淵歩きアルトリウス”自体はゲーム内に登場しないとのことだが、各キャラクターに過去作品の装備をモチーフにした見た目が用意されているそうだ。
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本作の円卓にいるキャラクターたちとの、興味深い会話シーンも少しだけ公開。
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各キャラクターには固有のストーリーが用意されており、使い込むことで新たなミッションが発生し、その人物のバックボーンを追えるそうだ。具体的には、使用回数や強敵撃破数がストーリーの進行に絡んでいるとのこと。

『アーマード・コアVI』チャレンジ

 実際に来場者がステージに上がり、プレイヤーとしてゲームに挑戦する“タイトルチャレンジライブ”も大盛況。

 『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』(アーマード・コアVI)のタイトルチャレンジライブでは、会場で「我こそは」と応募した猛者たちが対戦モードで対決。小倉プロデューサーと観客たちの前で熱いバトルをくり広げた。
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 ルールは2本先取で、試合に臨む前の3分間で機体のアセンブル(機体のパーツや武器を選ぶカスタマイズのこと)を済ませなくてはならない。参加したプレイヤーには“エラー表示Tシャツ”の復刻版がプレゼントされた(『アーマード・コア2』時代に発売されたグッズの復刻版で非売品)。
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対戦の組み合わせは、応募の紙を小倉Pが実際に抽選して決めていた。
 1試合目、2試合目はプレイヤーどうしの対戦。いずれも熱戦で観客たちも大盛り上がり。3試合目は小倉Pと選ばれたプレイヤーが対決することに。ランクマッチのランクS(最高ランク)の猛者とあたり、小倉Pは手も足も出せない結果に終わったが、相手のプレイヤーも実況者として活躍されている方で、すさまじい回避能力を見せてくれた(しかも自分で生解説しながら)。
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『エルデンリング ナイトレイン』チャレンジ

 『エルデンリング ナイトレイン』のタイトルチャレンジライブでは、3人の選ばれたプレイヤーたちが参戦。しかも、3日目までプレイ可能……つまり、クリアーしてもいいという条件に。
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こちらの挑戦者3人も、会場で応募したプレイヤーが、北尾氏による抽選で選ばれた。
 参加者の中にはネットワークテスト版をやり込んだ人もいれば、今回のイベント試遊が初プレイだった人も。先行テスト版の経験があるプレイヤーが先導しながら、協力してつぎつぎと強敵たちを撃破していく。
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 見事に3日目まで到達し、大ボスとなる“夜の獣、グラディウス”戦に突入。グラディウスの体力は半分以上削りきったものの、惜しいところで全滅してしまった。しかし、数々の華麗なプレイと熱戦に、観客たちから大きな拍手が送られた。
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 なお、ネットワークテスト版ではバトル中の“疾走”(ダッシュよりも早い本作の移動方法)にスタミナが減らない仕様だったが、その後の調整でスタミナが減るように。そのため、製品版では強敵から逃げにくくなっていることが北尾氏から明かされた。

ステージの幕間も見どころ!

 ステージイベントの合間には『エルデンリング ナイトレイン』を試遊されている人のプレイ映像が流れる場面も。強敵を撃破したときには拍手したり、倒されてしまった場合には「あぁ~!」といった声が挙がるなど、試遊映像をみんなで応援しているような一体感が生まれていた。

 『ELDEN RING Tarnished Edition』のプレイ映像では、熟練プレイヤーが新装備や新戦技を駆使しながら“忌み鬼マルギット”などの強敵をサクっと倒してしまうような場面が。こちらも撃破するたびに拍手喝采となりつつ、タイムアタックかのようなスピードで進んでいくプレイに驚きと笑いの声も挙がっていた。
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映像はメイン会場とは別ルームにあるサテライト会場でも楽しめた。
 ほかにも、フロム・ソフトウェアのタイトルのトレーラーが流されており、『ダークソウル』シリーズや『アーマード・コア』シリーズだけではなく、『クロムハウンズ』『重鉄騎』といったファンにはたまらないタイトルの映像がスクリーンに映し出されていた。『メタルウルフカオス XD』の破天荒なトレーラーには笑い声も挙がるほど。

 とくに、フロム・ソフトウェアが開発を担当した
『アナザー センチュリーズ エピソード』シリーズのオープニング映像は、「見せてくれるの!?」と言わんばかりの歓声が聞こえてきたのは印象的だった。正直、筆者もメチャクチャ気持ちが高まった。「『アナザー センチュリーズ エピソード』のこと、忘れてないんだ!」と思いつつ。

圧巻のコスプレステージ

 さらに“フロム・ソフトウェア キャラクターコレクション2025”と称して、来場されたコスプレ参加者たちをフィーチャーしたステージも実施。各タイトルごとに分かれて、さまざまなキャラクターに扮した参加者たちがパフォーマンスを披露した。

 ちなみに
『アーマード・コア』はメカそのもののコスプレもあるが、小倉氏が「伝統芸能」と評したのが、ヘッドパーツのみを再現した人型ACのようなコスプレ。こちらはフロム・ソフトウェアが誇る“アリーヤ川手”(またはアリーヤMAX川手)という人型ACが開拓した姿……とも言われていたりいなかったりする。
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最後は全員で記念撮影!

大熱狂のクイズ大会

 そしてイベント最後を飾るのが、希望参加者全員が挑戦できる“フロム・ソフトウェア カルトクイズ”コーナー。ステージで出題されるクイズに、スマートフォンを使用してリアルタイムで4択の問題に来場者たちが挑戦。上位のプレイヤーには、超豪華な景品が贈られた。
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 問題の詳細は取材不可なので伏せておく(参加者たちがSNSなどで明かすことは可能)が、基本は今回のイベントに参加していればわかること、フロム・ソフトウェアのファンならわかるような基本的な問題が前半。中盤からは、それはもうマニアックすぎるクイズや、思わぬタイトルからの出題もあり、かなりの高難度!
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 ちなみにクイズは小倉氏とスタッフたちが考えて作っているそうで、その内容は「騙して悪いが……」と小倉氏からの声が聞こえてきそうな、ド外道(?)なクイズも。なお、大阪の開催では出題内容を変更するとのことなので、つまり東京会場の参加者からのカンニングも不可!
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1位になった人の賞品は、魔女ラニの非売品特大キャンパスアート!
 回答数はアンサーチェックと同時に表示される形式。回答がキレイに分かれていたり、回答数が偏っているのにそれが不正解だったり、出題のたびに「えぇー!?」といった苦悶の声が聞こえてきたりと、参加者全員で盛り上がることができる楽しい時間だった。
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練習問題を経て、比較的簡単なステージ1、難度がヤバいステージ2、そしてとあるクイズにチャレンジするステージ3で進行した。

エンディング

 朝から夜まで開催された本イベントも、あっという間にエンディングへ。最後は小倉氏と北尾氏により、大行列となった入場時の混乱について謝罪がありつつ、これを反省点としてまたリアルイベントを開催したいことが語られ、イベントは終了となった。
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記者の目

 ファンとしてはやはり、イベント受付開始の時点でほとんどの参列者が参加できないと判明したこと、フロム・ソフトウェアの人気から見るとやや小さめの会場であったことなどに、不満が上がる気持ちもわかる。すべての人が参加できるようなイベントだったら、それはもう理想的な形だろう。

 ただ、参加した身だから感じた点としては、ミニマムな場だったからこそファンたちで作り上げた、暖かみのあるイベントだったように思う。たとえばコスプレ参加者たちとの撮影を通したコミュニケーション、試遊者たちのプレイを見守るステージの幕間などは、大型イベントとは異なる空気感があった。

 また、小倉氏や北尾氏が来場者と直接、コミュニケーションを取っている場面もあった。スタッフたちと近い距離でコミュニケーションができる規模感というか、全体的には誉め言葉として“B級”みたいなイベントの雰囲気に包まれていたように思う。とくに、最後のクイズ大会にはその空気感を強く感じた(参加者もしくは過去のイベントに参加した人なら理解していただけるはず)。参加できなかった人たちにも、本記事を通してイベントの空気が少しでも伝われば幸いだ。
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