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『無職転生II 〜異世界行ったら本気だす〜』(以下、『無職転生II』)、『転生したらスライムだった件』(以下、『転スラ』)、『ソードアート・オンライン』など、豪華タイトルによる夢の共演。
それらをいつまでも語り明かせる、ファンどうしによる交流の場。『異世界∞異世界』に広がっているのは、そんなファンタジーアニメ好きの楽園だ。
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なんてったって、ゲームのプロフィールなのに“今期見ているアニメ”まで設定できる。そんなのアリ?
みんなでいっしょに異世界活動(イセカツ)しようぜ!
『異世界∞異世界』はコロプラより2025年1月27日に配信予定のスマートフォン向けアプリ。その名前の通り、とにかく「異世界とかファンタジーの楽しさを堪能させまくってやるぜ!」という気概に満ちたタイトルだ。
『無職転生II』、『転スラ』、『異世界おじさん』……そして厳密にはいわゆる “異世界モノ”ではない『ソードアート・オンライン』や『シャングリラ・フロンティア 〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜』 など、ありとあらゆる人気タイトルが同じ“異世界”へと集結する。
で、ここまでのメンツを集めて何をするのかって? そりゃもちろん……
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強大な敵と戦ったり、
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いっしょに森を探索したり、
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腰を下ろして語りあったり、
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フィギュア化してグリーンバックの素材になってみたり……うん、まあ言ってみればなんでもアリである。全体の流れとしては戦闘がメインなものの、とにかくいろいろな作品のキャラクターが異世界に行ってわちゃわちゃする、そう考えてもらって差し支えない。
某日、筆者がコロプラで行われた『異世界∞異世界』の体験会で感じたのは「あいつとあいつとあいつがいっしょに行動したら超おもしろい!」なんていう、究極の足し算である。そこに“異世界”という、ある種便利に扱えるエッセンスを足すことで、この爆発しそうな巨大コンテンツの足し算を見事にまとめあげているのだ。
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「サンラクとキリトとおじさんが集まったらゲームの話をするんだろうか。いやでもそれ、おじさんついていけるのか?」なんて妄想が止まらない。こういう無駄な話を無限にしていたい。
そもそも、主軸となるオリジナルストーリーからしてかなりぶっ飛んでいる。物語の冒頭、プレイヤーキャラは当然のようにトラックに轢かれ、天界に行って女神からスキルを授かる。とんとん拍子の展開に思わず「ここまでキッチリやるの!?」と思ってしまうぐらいの、なんとも気持ちいいお手本どおりの進みかたである。最高。
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ゲームの最初、ダウンロードが終わったときに表示されるメッセージもこれ。むしろ「よくぞここまでやってくれた」という感じ。
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セリフもメタネタ満載。そうだよね、もはや最近の女神ってこういうこと言うよね。
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ツッコミ担当であるイヌエル。かわいい。
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付与されたスキルは“輪廻転生(リィンカーネーション)”。漢字数文字と長めのルビ。なんというか、完璧である。
オリジナルストーリーは、だいたいこんな感じのノリで進んでいく。この後主人公は手にしたスキル“輪廻転生(リィンカーネーション)”と天界にある“異世界鏡”の効果により、さまざまな“異世界ライフ”が送れる世界へと転生することに。
序盤のストーリーでは幼なじみの美少女とキャッキャウフフしながら、世界の命運を左右するようなとんでもない戦闘に巻き込まれていく……というファンタジー系異世界の王道を進むようなものになっていた。
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冒険者として転生した先の世界にいた幼なじみ・リリア。かわいい。
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一定の年齢になると職業を授かるという世界らしい。これも“異世界あるある”という感じ。このどこまでも王道を行く感じがたまらん。
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主人公はほかの存在へと転生可能。最終的にはコズミックホラーな生命体だったり魔神だったり。とにかくいろいろなものになれる。
なんというか、オリジナルストーリーは全体的に“異世界系あるある”の解像度が非常に高い。プレイしていて思わず笑ってしまうような要素がふんだんに盛り込まれており、「ああ、こういう世界ならいろいろな作品からキャラクターが来てもおもしろいだろうな」と、不思議と納得してしまうようなシナリオになっている。言ってしまえば無茶苦茶なのだが、だからこそ複数のタイトルが登場する作品の土壌としてふさわしいような印象を受けた。
しかもそんな『異世界∞異世界』には、オリジナルのストーリー以外にも参入タイトルの物語を追体験できるような要素もあるのだ。
『無職転生II』の世界を追体験! カットインから感じる再現度と原作愛
『異世界∞異世界』では、リリースからさまざまなタイトルのストーリーが追体験できるクエストや各種キャラクターなどが順次追加されていく。その第1弾、リリースと同時に実装されるのが、今回体験できた『無職転生II』の物語をメインとしたクエストだ。
その名も”ルーデウスとシルフィエットの大切な記憶”。ラノア魔法大学を舞台に、アニメで描かれたさまざまな名シーンを追体験できるような内容に。
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キャラクターが排出されるガチャも同時開催。登場キャラクターはルーデウス、シルフィエット、ロキシーの3人。
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登場時にはセリフも流れる。
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ガチャを引くときの演出ではイヌエルが登場。なんか地面を掘ってくれます。かわいいね。
クエストには任意のキャラクター4人でパーティを編成して挑むことになる。原作と同じようなメンバーで行ってもよし。「このキャラクターがこの世界に行くところが見たいッ!」という情熱があるならそうやって楽しむもよし。そのあたりはプレイヤーの裁量次第だ。
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そうそう原作通りのこの4人でね……あれ? なんかオークっぽい人いない? 気のせい?
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もちろん気のせいではなく、編成にばっちり入っている。それにしてもこのおじさん、キメキメである。
キャラクターの編成のほかに、加護片と呼ばれるアイテムを使ってパーティ全体を強化することも可能。8×8のマスにいろいろな加護片を配置していくことで“攻撃力アップ”や“回復量アップ”などの効果を得ることができる。加護片はクエストの報酬やガチャなどから入手可能だ。
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全部埋めれば特別なボーナスもある。ただ、理想的な効果を考えつつ、全部埋めるのはけっこう難しい。
クエストは探索と戦闘がメイン。マップ自体が一本道のすごろくのようになっており、道中の止まったマスに応じてアイテムが手に入ったり、敵とのバトルがあったりする。場合によってはこちらのパーティが大ダメージを受けるようなギミックもあるため、気が抜けない。
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クエスト中はこんな感じのマップを進んでいく。左の画像、圧すごいな。
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周囲を探索してアイテムを見つけたり、休憩したり。『無職転生II』を見ている方ならおわかりかもしれないが、背景の再現度がすっごい。
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スクリーンショットも撮り放題。ゲーム内の機能を使って撮影すると、キャラクターの登場タイトルやキャラクター名なども表示できる。
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アイテムの入手はルーレットにて。同じアイテムが揃うと特殊なボーナスが発生することも。
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ダメージを受けるトラブルマス。もちろんしっかり演出つき。
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キャラクターによって受けるダメージ量は違う。プレイヤーが直接ブロック対象を選ぶことで、ダメージを低減することもできる。
マップは完全な一本道というわけではなく、枝分かれしている箇所がいくつかある。どこへ進むかはプレイヤー自身が選択可能で、もちろん進む先によってはさまざまな展開が待ち受けている。
編成したキャラクターが持つスキルによっては、さらに新たな分岐点が提示されることも。いろいろなキャラクターを編成してクエストに行くのが楽しくなりそうな要素だ。
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こんな感じで分かれ道が。テキストからもファン心をくすぐられる。
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たまたま風の力を持つシルフィエットを編成していたので、宝箱のある道が出現。
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宝箱を開けるときにもちょっとしたミニゲームがついている。タイミングよくピッキングツールを差し込み、追加の報酬をゲット!
道中には探索だけではなく戦闘も。バトルは基本的にオートで進行し、プレイヤーは画面をスワイプすることで攻撃対象を選んだり、移動する場所を指定したりすることができる。敵の攻撃範囲から離脱して、あいつを攻撃してこっちを回復して……と、カジュアルながらもボス戦などでは歯ごたえのある戦闘も楽しめるものになっていた。
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このクエストのボスは、アニメ『無職転生II』の第4話に登場したあの赤竜。広範囲攻撃が非常に厄介だった。
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カメラは上から視点の操作しやすいものに加え、横からのダイナミックな構図のものに切り替えが可能。余裕そうなバトルならゆっくり鑑賞しながら進めるのも楽しそう。
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戦闘前にはキャラクターたちによるバフ(強化)も発動。探索の結果によっては発動できるキャラクター数が変わってくる仕様となっている。
もちろん、バトルなら忘れちゃいけないのが“必殺技”。戦闘中、バトルフィールドに散らばる“エナジーボール”を集めることで、各キャラクター1回ずつ“ユニークスキル”が発動できる。強力な攻撃だったり、回復だったり、味方への強化だったりと、内容はさまざま。
特筆すべきは、アニメさながらなド迫力の演出だろうか。リムルの“暴食之王 (ベルゼビュート)”やロキシーの“ブリザードストーム”で敵をぶっ飛ばすのは非常に爽快で、思わず筆者は「おお……」と感嘆の声を漏らしてしまった。
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『異世界∞異世界』はSteamでの展開も予定しており、いくつかユニークスキルを撃つシーンを見せてもらった。スマホ以上の画質で滑らかに動く必殺技……大画面なのも相まって、現場ではしっかり感動してしまった。
クエストの流れは、オリジナルも『無職転生II』のものも同じ。基本はオートの探索と戦闘がメインであり、全体的な手触りはかなりカジュアル寄り。とはいえプレイヤーができることが少ないわけではなく、ほどよく操作の必要性を作ってあることで“プレイしている感”もちゃんと味わえるものになっていた。体験会では触れなかったが高難度コンテンツなども用意されているようなので、実際に配信された際はその辺りも楽しみにしておきたい。
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“イセカツ”要素はまだまだある。あなたの好きを共有できるBBSで語り合おう
クエストなどのシステム面を中心にいろいろと紹介してきたが、『異世界∞異世界』にあるコンテンツはまだまだこんなものではない。このゲームは“アニメ好きが集まる交流の場”としての機能がたくさんあるのだ。
たとえば、『異世界∞異世界 』のBBSなんかがある。自分でアイコンや名前を設定して、ほかのアニメファンたちと日夜語り明かすことだってできてしまう。
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プロフィール設定もとても細かい。ゲーム内の基本的な情報(キャラ所持数とかストーリーの進行度とか)が表示されるのはもちろんだが……なんと、まだ『異世界∞異世界』に登場していないものも含めたとんでもない数のタイトルから好きなアニメを3本選べたり、“今期見ているアニメ”を曜日ごとに設定できる機能があったりする。かつてここまで“アニメ”に特化したスマホゲームのプロフィール画面があっただろうか。
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この画面を隣にいる編集氏が見つけたときは震えたものである。「あまりにもガチすぎる」と。
ほかにもキャラクター以外の収集要素として、ゲーム内に配置したり眺めたりできる“フィギュア”も存在する。エフェクトを付けて好きにディスプレイする機能もあるので、それを使って自分なりのシチュエーションを考えて写真を撮影するのが非常に楽しかった。正式サービスが開始されたら、いい写真が撮れたときに前述のBBSに投稿するのもおもしろいだろう。
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フィギュアは単体での鑑賞も可能だ。タップすれば、それぞれのキャラクターにあったセリフなども再生してくれる。
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こちらは筆者の作品、“この世界でも魔物と勘違いされて襲われる異世界おじさん”です。
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背景もいろいろと設定できて、なんとグリーンバックまである。おじさんを使えばだいたいちょっとおもしろくなるのでズルい。
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体験会のバージョンでは、特殊なポーズのフィギュアのみ有償の石で購入する必要があった。
こうした要素やプロフィールなども含め、いろいろな場所に“ファンが繋がるための導線”が丁寧に引かれている。(ゲームで)この異世界を楽しみつつ、(ファンどうしが)この異世界を起点にして交流する――最初に「集めて、眺めて、はじまる“異世活(イセカツ)”。」といったキャッチコピーを聞いたときにはいまいちピンとこなかったのだが、この体験会を通じて「ああ、こういうことがしたかったのか」というのはハッキリと見えたような気がする。
作品間の垣根を越えて人気アニメが勢ぞろいしたゲームを主軸に、とにかくアニメが好きな人であれば集まれる場所を作り上げるコンテンツ。それこそが『異世界∞異世界』なのではないか、というのが今回の体験会で一足先に本作に触れた筆者の考えだ。
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筆者もそこまで異世界コンテンツに詳しいというわけではないのだが、それでも「あー、あるよねこういうの!」とテンションが上がる部分がいくつもあった。
現在発表されているタイトルのほかにもまだまだ参戦タイトルは控えており、さらにあまり期間を開けることなくどんどん参入予定とのことだ。参戦第1弾となる『無職転生II』についても、開発陣に聞いたところ「今後キャラクターが追加される可能性は十分にある」とのことだったので、そのあたりも期待したいところ。
『異世界∞異世界』の配信は1月27日予定。きっと正式リリースされた暁には、素敵な交流の場となることだろう。転生の日は、近い。
※画像は開発中のものを含みます。
※対応スマートデバイスの購入および通信料はお客様のご負担となります。
※アイテム課金制です。一部キャラクターは有料のランダム型アイテム提供方式により提供されます。
※18歳未満の方へ:アイテムを購入する際は、保護者から同意をもらうか、一緒に購入するようにしてください。