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『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』
- 対応ハード:Nintendo Switch、プレイステーション4、Xbox One、PC
- 発売日:2019年1月17日発売
- メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
- 価格:各8360円[税込]
- 『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』公式サイト
- 飛ぶのに予備知識は不要。操作にもすぐ慣れる
- 数十発のミサイルを撃ちまくれて爽快感バツグン
- エースパイロットとして褒められまくる(敵からも)
空の英雄になりたいじゃと? “上”で待ってるぞい
読み飛ばさないでちょっとだけ話を聞かんかい。シミュレーターならぬフライト“シューティング”である本作を始めるのに、予備知識なぞ不要じゃ。
いまから23年前、フレッシュなファミ通編集者だったワシが攻略記事を書くため『エースコンバット04』に出会ったときも、戦闘機の種類は映画でトムが乗っていたF-14しか知らなかったんじゃ。ああ、懐かしいのう。懐かしすぎてすっかり文章がジジイ口調になってしもうたよ。当時はひよっこパイロットだったワシも、『エースコンバット』シリーズにハマり続けたおかげで、F-2とF-16をひと目で見分けられるくらいの知識を得たんじゃ。
しもうた、つい昔話に夢中になってしまうのが老人の悪いところじゃ。
最初に本作のジャンルがフライトシューティングであることを述べたじゃろ? このシリーズは、見た目こそリアルでありつつも、何十発もミサイルを搭載しておってな……この非現実的な設定のおかげで敵機をバカスカ撃ち落とす爽快感を得られるんじゃ。リアルと非リアルのさじ加減が本当に絶妙なんじゃ。
さらに、本シリーズの魅力はそこだけじゃないぞい。さまざまなミッションを通して戦局を変えていくエースパイロット、つまりお前さんは仲間から次第にチヤホヤされ、敵からは畏れられる存在になっていくのじゃ。
シリーズ最新作である『7』も同様じゃ。
最初こそ罠にハマり“懲罰部隊”なんちゅうところに放り込まれ、荒くれ野郎どもとミッションに強制参加させられるのじゃが(それはそれで熱い展開じゃ)、なんやかんやで皆から頼られるようになるんじゃ。
無線会話で「トリガー(お前さん)についていけば生き残れる」なんて言われたりして、もう脳汁ドバドバじゃ。終盤はワシによく似た歴戦のエースパイロットジジイに……おっと、ネタバレはよくないのう。ここから先はお前さんの目で確かめてみい。
どうじゃ? ワシの話を聞いてるうちに、楽しそうな気がしてきたじゃろ。2024年7月11日にNintendo Switch版が出たばかりじゃし、これを機にお前さんも飛び立つんじゃ。ワシは“上”で待ってるぞい。そう、高度12000メートルくらいかのう。